みどり日記 2002/06/17 朝日新聞ニュースから

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【朝日新聞ニュースから】(2002年6月17日)
川崎協同病院の「安楽死」事件について
 患者を「安楽死」させた医師は、植物状態の患者を診ることに耐えられなかったのでしょうね。それにしても、事件が起きてから3年半も封印されていたとは、驚きです。「臭いものにフタ」ではいけないですね。自戒をこめて・・。インフォームド・コンセントの難しさもひしひしと感じます。

太るホルモン解明、予防薬・治療に期待 京大グループ について
 どうしたら太らなくなるのかは、科学者にとっての重要な研究テーマなのですね。戦前は、どうしたら太る(大きくなる)のかを考えていただろうに・・。時代を感じます。
 食欲を押さえずに肥満を防止するって、沢山食べても太らないってことですね。よく折り込み広告にある「やせるお茶」の類と似ていますねー。ちなみに、私は出産・育児と鍼灸治療で大いにやせました。

児童福祉司のストレス限界状態 虐待対応で身の危険も について
 最近は、子どもに対する虐待が多く報告・報道されています。児童虐待防止法が制定され、一般的にも虐待が注目されるようになったからでしょうか。
 児童相談所の児童福祉司の仕事は大変なんですね。具体的には、一時保護や施設入所させた子どもに対して、「保護者が強く引き取りを求めた場合の対応に困難を感じることが多い、とした福祉司が7割を超えた」といいます。また、「児童相談所が親の意向に反して子どもを施設に入所させるため、家庭裁判所に申し立てるケースについても、約半数の福祉司が『保護者との関係が難しい』と答えた」そうです。親たちからの脅迫・電話などにおびえている児童福祉士も少なからずいるようです。
 子どもの人権を守る手だてを早急に考えなくてはいけません。まずは、児童福祉司やカウンセラーなど専門家を増やしたりしてほしいです。でも、どうして「親権」ってそんなに強力なんでしょう?親が子どもを支配する構図、どうにかならないものでしょうか。


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Last modified: $Date: 2008/05/24 06:22:46 $