みどり日記 2002/06/21 サッカー、児童虐待

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【6月20日NHKニュースより】キーワード サッカー イタリア韓国戦 安貞桓 ペルージャ 解雇
○「イタリア戦で決勝点を決めた韓国アン選手 解雇へ」について
 イタリアのサッカー界は怖いですねえ。ペルージャ(イタリア一部リーグ)を解雇されるとは、安貞桓選手がかわいそうです。サッカーの怨念ってすごいの?しかも、イタリアの地元紙では、イタリア韓国戦の主審に対する批判が続出だとか・・・。

【6月21日朝日新聞ニュースより】キーワード 児童虐待 3歳未満児 実母 ステレオタイプ 「3歳児神話」
○「児童虐待、1年半で62人死亡 防止法施行後」について
 厚生労働省で20日に開いた会議によると、2000年11月の児童虐待防止法の施行後、62人の子どもが虐待で死亡したということです。その内訳を見ると、0歳児が4割を占め、次いで1歳児が2割で、3歳未満の子どもが7割以上を占めたそうです。
 その記事によると、「半数が実母による虐待」だったといいます。では、残りの半数は誰による虐待なのでしょうか?確かに半数もいれば、実母が虐待の主犯格といえそうですが、残りの半数は誰による虐待なのでしょうか?虐待する人=実母というステレオタイプ化は避けたいものです。
 それにしても、虐待で死亡する子どもは0歳から3歳未満児ということは、考えさせられますねえ。まだ幼稚園に行かずに、家庭で保育されている子ども達でしょう。保育所のように、だれでも0歳児から入所できるシステムを作る必要があるのではないでしょうか。
 そろそろ「3歳児神話」はやめにしましょう!私は、それが児童虐待の予防の特効薬だと思います。(個人的には、育児専業ではなく、両親共に働く社会が望ましいと思っています。)厚生労働省では、里親やベビーシッター経験者らが家庭訪問で育児相談をする制度の創設等を考えているらしいですが、それだけでは不十分でしょう。保護者から子どもを預かって保育することで、保護者を解放させることが、解決への近道だと思います。


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Last modified: $Date: 2008/05/24 06:22:46 $