私は、妊娠中に「せんねん灸」をした経験があります。体の調子がよくなり、陣痛もちゃんと予定日に来ました。しかし、普通のもぐさを使ったのは、お産の時に、助産婦さんに足の小指にお灸をさせられたのが最初で最後でした。しかもその時は、「熱い!熱い!」と逃げてしまい、全く効果はありませんでした。これが私のお灸体験のすべてでした。
また、お産の前日に、助産婦さんに背中に「おき鍼」(小さい鍼を埋め込む)をしてもらい、陣痛が強まり、翌日に出産することができた経験があります。これが私にとっての鍼初体験でした。私の通っていた助産院の助産婦さんは、鍼灸が大好きでした。
最近、研究・教育活動で長時間にわたってコンピューターを使ったり、趣味のオーケストラ活動で長時間にわたってチェロを練習したり・・・・ということがたたって、私の体は弱ってきました。腰は痛いし、背中も首も痛く、疲れやすいという状態です。時には少し難聴気味にもなることもあります。
このため私は、疲れが極度に出ると、大阪市新町の鍼灸治療院に行って、整体ばりを施術してもらいます。鍼はすごいですよ。何千年もの歴史がありますからね。鍼の力で、ずれた骨が矯正されて、体がすっと楽になります。
そして昨日も私は、疲れた体を引きずって、鍼灸治療院へ行きました。背中も首も腰も、骨がずれまくっていたようです。鍼を施術してもらい、かなり楽になりました。妹先生が(そこはお父さんと娘二人が施術しています)、「お灸は効くわよ。」とおっしゃるので、私も「お灸したいです。」と訴え、お灸のツボを教えてもらいました。首と背中の二カ所のツボです。米粒ほどのもぐさを5個ずつ使います。
自宅に帰って、夫に頼んで、お灸をしてもらいました。熱いけれど、気持ちがいいです。昨日は、このためか、夜10時すぎから、朝7時30分まで、ぐっすり寝てしましました。 ちなみに夫も同じ鍼灸治療院に通っています。私は夫にも毎日お灸を施術しています。夫もだいぶ、元気を取り戻したようです。(以前は体がぼろぼろだったのですが・・・)
ちなみに、鍼灸には、いろいろ流派があるようです。私たちが行っている治療院は、整体ばりが専門です。