地球連合のメンバー紹介
マリー=ハンナ(出身地不明)
チームのマネージャー。個人レベルの恋愛や家族愛ではなく、もっと広い意味での愛について知りたいと感じている。そんな彼女の愛は戦士たちをとてもリラックスさせる。じつは大宇宙聖母。
カーク(ビキニ諸島)
指が七本あるため、常人にはとても投げられない七色の変化球、アトミックレインボーを投げることができる。(どんな変化球も、「彼は七本指だから」の一言で説明がなされる。このマンガはきわめて理屈っぽいのだ。)
しかし悲しいかな、その体は不治の病に蝕られているのだ。
白、發、中(中華帝国)
チャンコロ雑技団の三つ子で、三人一組で外野を守る。キャプテン翼で言うところの立花兄弟。大三元的守備陣の防御力はなんと32,000pts.である。(さらにホームの試合の場合は1.5倍の48,000pts.だ!)
郭 成財(独立国香港)
魔球アンフェタミン・インフェルノはバッターの身も心もボロボロにしてしまう恐ろしさ。アンフェタミンを打つのなら、人間をやめるだけの覚悟が必要であろう。
ちなみに彼の本業は音楽プロデューサー。「シャブ」という平均年齢15歳のアイドルグループを手掛ける。シャブの代表曲は「覚醒セヨ!」、「ホワイト・ラブ -白い粉-」「天国へぶっとべ!!」「カラダとココロ」など。なお、ニューシングルのタイトルは「人間やめます-マイグラジジェーション-」。
鉄拳 亜超(独立国香港)
拳法の達人。当然守備はグローブなど使わず素手で捕球し、バッティングでもトンファーやヌンチャクみたいなバットの使い方をする。彼はドラゴン気取りでいるが、周りはみんなMr.Booだと思っている。
バルシム(インド)
ヨガの達人。手足が伸び縮みするのでストライクゾーンを変えることができ、フォアボールを選びやすい。
ピッチャーとしても一流で、リリースポイントがバッターの手前1mの彼の球を打つのは至難の業だ。
ガンジー(インド)
無抵抗主義者で、打席に立ってもバットを振らない。しかし、だからこそフォアボールを選びやすいとも言える?
千手観音(インド)
守備範囲の広さは常人の500倍。どんな球でもキャッチする。ただし、あくまで手の届く範囲でのみ。
衣笠 ばなな(マレーシア)
ゴリラによって育てられた野生人。バナナが大好き。モデルはもちろんハリマオである。(あしたのジョーのね)
彩の戦士 スーパーサイタマン、彩の戦士 グレートサイタマン、サイタマセブン、帰ってきたサイタマン、サイタマンエース、サイタマンタロウ、サイタマンレオ、サイタマンV3、サイタマンx、サイタマンストロンガー、ゼータサイタマン、サイタマンダブルゼータ、ets.
(彩の国)
ぜーんぶサダ夫。
イワン=ミェン=キッコエン(露西亜)
目と耳と口が不自由のヘレンケラー状態。月光でさえ打てなかった幻覚超音波魔球を見事ホームラン。
スケベビッチ=オンナスキー(露西亜)
その名の通り、スケベなbitchで女好き。同姓同名の人物は実在するらしいのだが、数年前のネタなので、彼について知ってる人は少ない。
ププカ(ウクライナ)
彼の棒高跳び打法は全く役に立たない。
ヴァラド=ツペリ(ルーマニア)
夜型人間なのでナイターにはめっぽう強い。彼の串刺し打球には内野ビビリまくりである。
ゼウス、ポセイドン、ハーデス、アポロンets. (ギリシャ)
ギリシャ12神。劇場用長編アニメ「全日本vsギリシャ12神」でデビュー。まあ、その名のとおりの人たち。
ヤモーレ=ヤモシータ(スペイン)
マタドール。対牡牛座ウラノス星人戦では大活躍。(死んじゃうんだけど)
サー=シスセソ=ダディデュデッド(英国)
快楽主義の秘密クラブの主催者で英国貴族。
座右の銘は「汝の欲するところをなせ」
パンタ=シュトロハイム(ドイツ)
ネオナチのリーダー。11月9日生まれ。彼の魔球ナハト・ムジーク・クリスタルは、恐ろしいほど美しいという。
家業は全寮制のダイエットセンター。シャワー室完備。
ピエール=フランソワ=ラスネール(フランス)
なかなかかっちょえー少し陰のある孤高の死刑囚。誰も愛してはいないが、実は人一倍、愛に飢えている。マリーの大いなる愛に触れ、愛することの本当の意味を知る。
サン=ジェルマン(国籍不明)
不老不死の丸薬エリクシール(FFでいうエリクサー)を持ち、2,000年以上生きているという伝説的人物。とかく謎の多い人物である。
かなでぃあんまん(カナダ)
巨大化して球場をゆさゆさ揺らすが、ハゲチャビンマスクにあっけなくやられる。(だからなに?)
カルロス=リベラ(ベネズエラ)
陽気な黒人。試合を通じて愛国と心を通わせるが、メンドーサ星人のコークスクリュー魔球を頭に受け、ベースボールドランカーになってしまう。
バミューダ三兄弟、ブウ・スウ・ウー(バミューダ海域)
時空をねじ曲げることができ、スウ、ウーをセカンド、ショートに従えてブウの投げる魔球バミューダバミューダーバミューディストはすごいの一言。一、三塁のコーチャーズボックスとバッターボックスで作るトライアングルフォーメイションもすごいぞ!
トミー(アルノージャンロボット研究所)
のーみそ(基本プログラム)を取り替えることによって、乱暴者や、内気な少年など、様々な性格になるロボット。
羅生門 一矢(いちや)(ムー大陸)
日米決戦の熱気を感知し、覚醒。天界、魔界、精霊界、落語界のマナを引き出し、力を借りることができる四界(よつかい)導師。
ジョン=ワート(国籍不明)
ただいるだけで周りの人たちの気持ちを明るくしてしまう、モモ(エンデの小説の主人公)のような不思議な少年。
また、植物の知識が豊富で、彼が薬草を調合して作ったクスリはチームのピンチを何度も救う。
ベティ&ドック(ベトナム)
双頭のシャム双生児。頭が二つあるため、牽制球を投げるのがとてもうまい。特技はひとり漫才、輪唱など。あっち向いてホイが苦手。
コーヒーショップ(オランダ)
ラブ&ピースを唱える青年。マリーの秘めた力をいち早く見抜き、彼女の覚醒のために尽力する。H
as H is H.
もちろん、このほかにもたくさんの戦士が登場する。きざなフランス人、グルメなイタリアンマフィア、パレスチナゲリラ、ベトコン、バイキング、アマゾネス、トレジャーハンター、スーパーヘブライ人、スーパーエレビエン、「G」と呼ばれている男、武器屋、マンガ家、鼻毛研究家などなど、その数は200人を超える。しかし、それらの発表はまた別の機会に・・・
宇宙要塞ムーについて
ムー大陸そのものが別名、天空浮舟とも呼ばれる宇宙要塞でもあるというのは、諸君も日本史で学び、御存知のことと思う。タキオンを動力源とし、最高速度100万宇宙ノット、全長2,600km、最大収容人数4,260万人の、世界最大級の宇宙要塞である。
もちろん、中の施設は大変充実しており、日米決戦の舞台となったメインスタジアムを始め、牛丼屋、オカマバー、ストリップ劇場、職安、おもちゃ博物館、下駄屋等の最重要施設は言うに及ばず、ホテル、レストラン、カジノ、映画館、銀行、屋外プールなどでさえ揃っているのだ。
註 「宇宙要塞ムー」につきましては、広瀬謙次郎氏のアイデアを借用いたしました。
人気がなければ生きられない!
連載マンガというのは、常に読者の方を向いてなければならない。そしてそれはこのマンガとて例外ではない。むしろこのマンガのキャラほど、人気アンケートに運命を左右される者たちはいないと言ってもいいだろう。
年に一度行われるキャラクターの人気投票。まさにこれがキャラの生き死にを決めることになる。人気のないキャラはフェードアウトし、ストーリー上から消える。もしも露骨にこいつ嫌いですと言われたのなら、そいつは引き立て役として、無様な最後を遂げることだろう。逆に人気のあるキャラは、どんどん活躍することになる。人気はあるが、ネタ切れになっているキャラにはかっこいい最後を遂げるさせる。(好きなキャラだこそ、手垢で汚される前にかっこよく死なせて欲しいというハガキもたくさんいただく)死んでも人気があるのなら、外伝で主役を張ることもある。つまり、読者の評価が全てを決めると言っても過言ではないのだ。(さて、ここで賢明な読者の中には疑問を感じた方もいるかもしれない。それについては事項で説明する。)
さらにこのマンガのすごいところは、主人公の大和でさえ、その例外ではないと言うことだ。彼は第10回人気投票で、BEST10に洩れてしまった。すると彼はその発表の回に無様にノックアウトされ、試合後、彼は一人、修行のために戦列を離れ、まる2年間、連載上から姿を消したのだ。カンバック後、彼はオニのように活躍し、なんとか人気を取り戻す。まさにこのマンガならではのエピソードといえよう。
ノンフィクションの秘密
さて、先ほどキャラの生命は読者にゆだねられていると書いた。また、「きみの考えたおもしろ野球戦士、宇宙人大募集!」という企画もあり、読者の考案したキャラが登場することもあるという事も、みなさんは御存知だろう。ここで、大きな疑問が頭をよぎる。つまり、「え?でもこのマンガって、ノンフィクションなんじゃないの」と、いうことだ。そう、このマンガはノンフィクションのはずなのだ。
大宇宙意志によって、別の銀河で起きた出来事を描いたノンフィクション。それがこのマンガのあらすじであるはずである。どうしてそこに読者の意見が入るのか。その答は簡単である。みんなの思いが、事実を動かし、歴史を作るのだ。(あはははは)いわゆるアカシックレコードも、これとおなじ理屈である。どう、驚いたでしょう。