学生時代の5年間、僕は某牛丼チェーンで働いており、当時は毎日毎日牛丼を食べておりました。
そんな牛丼漬けの日々の中で、僕が開発した牛丼料理の幾つかを、今日は皆さんにご紹介したいと思います。
※ とくにオススメというわけではないが、一度は食べてみて欲しい牛丼料理
すし太郎牛丼
1 すし太郎の具から、酢を抜く
2 ご飯とすし太郎の具をよく混ぜる
3 ご飯を盛りつけ、お肉も盛りつけ、出来上がり
ポイント けっこーお金かけてます。リッチマン向け。作業の1を怠ると酸っぱすぎて食えたモンじゃないので十二分に行う事
カレー牛丼
1 ご飯とドライカレーの素をよく混ぜ、丼に盛る
2 お肉を盛りつけ、出来上がり
ポイント ドライカレーの素は少量で。
のり牛丼
1 ご飯を盛りつける
2 その上にちぎった海苔を乗せる
3 お肉を盛りつけ、出来上がり
ポイント 一般のお客様でも、朝の6時から10時までは調理可能です
みそ煮込み風牛皿定食
1 お肉を網に上げ、お湯で洗い、タレ味を落とす
2 みそ原(みそ汁の原料)にお肉をよく絡ませ、お皿に移す
3 丼にご飯を盛りつけ、出来上がり
ポイント みそ原からはワカメは取り除く事。そうしないと残飯みたいでみっともないです。作業の知的レベルが高いので上級者向け。タレ味に飽きてきた人にお勧め
吉○家バーガー
1 ハンバーガーからパテを取り除き、代わりにお肉を乗っけて出来上がり
ポイント レタスがあればなお良い
うどん
1 弁当箱に爪楊枝で穴をたくさん開け、肉鍋に浮かべる
2 その中にうどんを入れ、煮こむ
3 うどんを丼に盛り、できあがり
ポイント しょっぱく、ご飯が必要です。肉鍋に直接うどんを入れた場合、「牛丼の中にうどんが入っていた」とお客様からクレームが来るおそれがあるので、もうしない事。
※オススメの牛丼料理です。普通の牛丼より、遙かに美味です。
とろねぎ丼
1 丼にご飯を盛りつける
2 とろとろの飴色になるまで煮こんだねぎのみを盛りつけ、出来上がり
ポイント ちょーうまい。お肉に飽きた人に。94年ノーベル牛丼賞受賞。
おろし生姜牛皿定食
1 お肉をお皿に盛り、おろし生姜を付ける
2 丼にご飯を盛りつけ、出来上がり
ポイント 紅生姜より100倍うまいです。
あらびきブラックペッパー牛丼
1 普通の牛丼を盛る
2 あらびきブラックペッパーをたっぷりかけて、出来上がり
ポイント 香りを十二分に楽しみましょう。95年ノーベル牛丼賞受賞。
(初出 1995年頃)
補足説明
2004年現在、のりの販売時間は当時と異なります。
オススメの三品は本当においしいです。
当時の吉○家xxx店の休憩室には、おろし生姜、ブラックペッパーは常備されておりました。
400円のカレー丼に僕はあまり興味ありませんが、とろねぎ丼なら例え400円でも食べたいです。
「牛丼の中にうどんが入っていた」事件はノンフィクションです。
僕が油揚げか何かを買い出しに言っている間に、
他のキャストがお客様にうどん入りの牛丼を提供してしまったのです。
いや〜、あのときは参りました。
追記(1.15)
牛皿と赤ワイン
96年頃、好きだった組み合わせ。
吉○家のメニューにあるアルコール類は日本酒とビールですが、
牛皿に一番合うアルコールは赤ワインだと思います。
ワインを飲んでから食べる牛皿は格別です。
当時の僕は正垣氏(サイゼリヤ社長)の影響を受け、ワインをよく飲んでいました。
僕が休憩室で日本酒を呷っていると、白い目で見る女の子も、ワインの時はいっしょに飲んでいました。
他のお料理を思い出したのでさらに追記(1.25)
牛丼お子さまランチ風
1 ポテトサラダを盛りつける器具(名前不明)を使い、半球に形取ったご飯をお皿に盛りつける
2 お肉やお新香を皿に盛りつける
3 爪楊枝とポテトサラダシールで旗を作り、ご飯の上に飾る
ポイント ご飯が冷めて美味しくなかったです