「お金持ちがいなくなったら、
誰が貧乏な人たちに施しをするの?」

ミヒャエル・エンデ ハーメルンの死の舞踏

 

 

丸く肥えた中世の僧侶なら言うでしょう。

「教会が無かったら、何が貧しい人を救うの?」

大先生に忠誠を誓った下僕ならこう言うでしょう。

「○○党がなかったら、誰が振興券をばらまくの?」

利権で私腹を肥やす人ならこう言うでしょう。

「公共投資が無かったら、何が景気を引っ張るの?」

自由に口を閉ざす人ならこう言うでしょう。

「共産党がなかったら、何が人民を導くの?」

彼はこう言いました。

「日栄がなかったら、何処がお金を貸すの?」

 

 

「西暦元年に1マルクを年6パーセントの複利で預金した人は、
現在太陽4個ぶんの金塊を買うことが出来る。
だが、毎日8時間労働した人では
直径2.5メートルのものにしかならない」

ミヒャエル・エンデ

 

時間がありましたら次回、もう少しこの本のことを書こうと思います。

 

 

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