メールアドレス販売

　名簿販売という商売があるのは、ご存じのことだろう。

　郵政省メールで送られてくるダイレクトメールは、名簿販売業者から購入した住所が利用される場合も多いと聞く。

　きっと、e-mailアドレスを売ってる業者なんかもいるんだろうなぁ…と思ったら、案の定、そんな業者からSPAMメールをもらったので紹介したい。

　前回と同じく、SPAMの決まり文句である「不必要であれば〜」がキッチリと盛り込まれている。
　ただ、このメールの場合、その後ろへ「お許し下さい」が続き、日本語としてどうだろう？と思わせるところが、ちょっとステキだ。

　ただ、送信を止めてもらうために、電話料＋プロバイダの接続料＋電気料を負担してメールで知らせろという感性は、正しくSPAMのそれである。

　「インターネットメールは」から「ものです」までは、まあ、おっしゃる通り。だが、その後に続く内容がいただけない。

　大量のメールアドレスなど、（具体的な方法は書かないが）その気になれば、いくらでも入手できる。そんなもんで、ビジネスを効率化できたら誰も苦労しない。

　もしも、メールアドレスを有効に活用したいと考えるなら、○×大学卒業者、一部上場企業役員、幼児を持つ母親など、なんらかの「属性」を持つアドレス群で無ければ、まったく価値がない。

　だって、そうでなきゃ、ハローページとおんなじだもん。　

　もしこれが、なんらかの属性を持ったメールアドレスだとしたら確かに激安だが、単なるハローページだとするなら、ボッタクリも良いところ。

　その前に、件数毎の価格を載せているにも関わらず、オーダー時は件数で無く、価格を知らせろとある。
　人のビジネスを心配する前に、自社の心配をした方が良いのではないだろうか。

　それにしても、笑い所も無いし最悪なSMAPだった。せめて、笑える内容を盛り込んで再提出！　

　評価：SMAPポイント0点（ナメクジ級）