「B21をマスキングする・・・」「B21マスクしたら動く」クロッカーの集まる掲示板でよく目にする(?)
この「B21マスク」これは一体何なのか?Celeronを入手したていず君が写真つきで分かりやすく説明!
さて、これはご存知の通りAMD社のK7の写真です(嘘)。作者が極秘入手しました(嘘)。
実はこの写真、Intel社のCeleronプロセッサなんですね(^^;;; 作者が改造してK7に似せた偽者です。
こっちが本物のCeleronプロセッサですね(^^;;;;; このCPUコアが見えるほうをA面と呼びます。
そしてこちら、裏をB面と呼びます。B21マスクとはこのA面B面にかなり深い関わりを持っています。
はい、B面の右下のほうを拡大してみました。数字を書いてますね?
それがBnです。B21と言うのはB面の何番目の端子かと言うことなんですハイ。
ってことは、なにやら怪しげに緑色に変色している端子がありますね?そう、ここがB21です。
B21をマスクするのだから・・・・、B21を絶縁体で絶縁してやれば良いわけです。
普通一般的にビニルテープを貼りつけるのが良いらしいです。
分かっている事だと思いますが、B21以外をマスキングすると最悪CPUやM/Bを破損する事があるか
もしれませんから慎重に基板を傷つけない様、端子に傷が入らない様に細心の注意をしましょう。
では、なぜB21をマスキングするとオーバークロックが通るのでしょうか?
そ・れ・は・・・・おしえてあげないよっ!ジャン。と言うわけに行かないのでご説明します。
マザーボードは、AGPやPCI及びCPUなど様々なクロックが存在します。それらクロックはマザーボードの
基準クロック(FSB)に密接な関わりを持っています。
CeleronプロセッサはFSB 66MHz用ですね。FSB 66MHz用プロセッサはAGPクロックとFSBクロックを同期
させる様になっています。AGP 66MHzで動くのが当たり前のはずがFSBを100MHzにあげる事によりAGP
クロックも100MHzにあがってしまうと言う「予期せぬオーバークロック」になります。
そのAGPクロックをFSBと同期にする信号を出しているのがB21だと言う事です。
信号が出ないと言う事は、100MHz用CPUと言う事に成るのでキャッシュが少ないPentium II!
(情報に確かな自信が持てないので鵜呑みにしないで下さい(^^;;;間違いはメールで御知らせを!)
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