今までこのノートPCで利用していたLANカードは10BASE-Tだったのですが、ルータ(スイッチ)や他のマシンも全部100BASE化していることもあり、ノート用のLANも100BASE化したいと思っていました。
そこで店頭で比較的安値で販売されていたcoregaのLANカード、FEther CB-TXDを購入したのですが、私の環境では転送速度が極端に遅くなったり、データが化けたりするなど、うまく動きませんでした。ケーブルを替えたり色々試したけど時間を無駄にしただけ。強制的に10Mに設定すれば正常に動作するんですが、それだと意味ないし。
メーカサポートにも連絡したのですが、あまり頼りになりませんでした。メーカでは相性による返品は受け付けてないようで、結局NECやSONYで動作すればそれで正常という判断になるようです。ま、購入前にホームページなどで動作確認済機種の確認を怠った自分が悪いのですが。
ということで結局coregaのは手放し、PlanexのFNW-3602-TXを買い直しました。今度は購入前にちゃんとホームページで動作確認済機種の一覧を確認してからです。それで今度は問題なく動作しています。
今回の件で、リテールもバルクも相性問題に関してのリスクはあまり違いはないなぁ、という感想を持ちました。今後は何でも極力事前に確認してから、購入するようにしたいと思っています。
#よくよく見てみたらこのノートPCに関しては、corega以外のメーカは全部動作確認されてるみたい(涙)
関連リンク: Planex動作確認表 / corega動作確認表 / RATOC動作確認表 / Melco動作確認表
CPUのオーバークロックに成功したので、この機種にもう少し長く付き合うことりなりそうだと思い、HDDも使えるレベルまでアップグレードしました。具体的には今までの2.1GBを取り出し、IBMの20GB(DJSA-220)を入れました。ちなみに標準の2.1GBのものは富士通製でした。
このIBMのHDDは振るとなんかカラカラ音がするし、使用中もカラカラ音がすることがあるので少し不安ですが、周りで同じTravelstar(容量は違うけど)を使っている知人に聞いたら「自分もそんなもんだよ」と言っていたので、とりあえずそのまま使ってます。
Let's note miniのBIOSが古く、付属のOS(Win95/98)では8GBまでしか使えないということがわかっていたので、OSもWindows2000にしました(Win95/98でも他のマシンであらかじめ20GBをfdiskしておけば使えるという話もありますが詳細はよくわかりません)。
Win2000は起動は遅いですが、アプリケーションの起動速度は速いという話を聞いていたのですが、実際使ってみると確かにそのように思いました。実際に測ったわけではありませんが。ただスタンバイ時からのレジュームは速くなっているのは確実と思われます。あと、レジューム後の安定度とかそういう面でもなんとなくWin95/98に比べて安心感があります。
ちなみに自分が使っているLANカードが電源供給がカットされるとうまく再動作しなくなるみたいなので、ハイバネは使っておらず、もっぱらスタンバイを使っています。シャットダウンはほとんど使っていませんが、今のところ問題は起こっていません。
とはいえ、ハードウェアが持つハイバネ機能を使えるようにHDDのパーティションを下記のように切りました。
お決まりとはいえ、HDD交換前(Win98)と交換後(Win2000)でベンチマークをとってみました。
結果からすると(OSが異なるとはいえ)やはりHDDの交換でアクセス速度がかなり速くなっているのがわかります。そのせいでWin98からWin2000にしても遅く感じなく、むしろある意味快適に感じられるのかもしれません。
HDBENCH 3.22 800x600x16bit (MagicGraph128XD) |
233MHz Win2000 HDD20GB |
233MHz Win98 HDD2.1GB |
166MHz Win98 HDD2.1GB |
ALL | 7570 | 4217 | 3749 |
Integer | 8435 | 8946 | 6381 |
Float | 6373 | 6858 | 4891 |
MemoryR | 4657 | 4607 | 3677 |
MemoryW | 5317 | 5261 | 5218 |
MemoryRW | 6651 | 6742 | 5423 |
DirectDraw | 5 | 11 | 11 |
Rectangle | 5918 | 5738 | 5364 |
Text | 3164 | 6702 | 6102 |
Ellipse | 1399 | 652 | 532 |
BitBlt | 57 | 57 | 56 |
Read | 15729 | 4931 | 4927 |
Write | 15036 | 4899 | 4899 |
Copy | 1781 | 1445 | 1241 |
このマシンは今ではネットのメール管理、ブラウジング、そしてこのページの作成などを中心に利用していますが、最近少しパワーに不満を感じるようになってきたのと、購入してから時間もたつのでそろそろCPUのクロックアップでも挑戦してみようと思い、早速チャレンジしました。
このマシンは標準で166MHz(Pentium MMX)なのですが、AMD
Athlon CPU(Slot A版)のように抵抗の接続箇所を変えることにより200,
233, 266MHzのいずれかにCPUクロックを変更できます。
ネットでの情報を見ている限り、233MHzまでが発熱の問題では無難そうなのと、同じく233MHzまでの場合は分解する箇所がキーボードだけで良い(266MHzにするには多くの箇所を分解しないと抵抗のある箇所が出てこない)ということで、233MHzにしてみました。
まず、キーボードを外すため、本体裏のネジ(写真赤矢印箇所)を1ヶ所だけ外します。
キーボードの左右端をマイナスドライバなどでゆっくり持ち上げるとキーボードが外れます。
右上コーナー付近にある抵抗素子によりCPUクロックが決定されています。
標準設定は下記写真の赤矢印の2ヶ所に抵抗が接続されており、166MHz動作に設定されています。
これらの抵抗を下記写真のように移動することにより、無事233MHz化に成功しました。
チップ抵抗はかなり小さいのと、本体の購入価格を考えると改造には少しばかりの勇気がいりましたが、改造後は下記のような効果が得られました。
HDBENCH 3.22 800 x 600 x 16bit (NeoMagic MagicGraph 128XD) |
233MHz | 166MHz |
ALL | 4217 | 3749 |
Integer | 8946 | 6381 |
Float | 6858 | 4891 |
MemoryR | 4607 | 3677 |
MemoryW | 5261 | 5218 |
MemoryRW | 6742 | 5423 |
DirectDraw | 11 | 11 |
Rectangle | 5738 | 5364 |
Text | 6702 | 6102 |
Ellipse | 652 | 532 |
BitBlt | 57 | 56 |
Read | 4931 | 4927 |
Write | 4899 | 4899 |
Copy | 1445 | 1241 |
体感的には負荷がかかった時、少し良くなったかな、という感じです。
実際はディスクアクセスでの待ちも結構あるので、HDDを速いものに交換した方が体感的には効果があるのかも、とも思っています(今後交換する予定ですが)。
関連リンク: 豊ぴーのホームページ(改造方法詳細)
持ち運べるけどスペックもあまり妥協したくない、と思って決めた機種がこれです。
重量は1kg、液晶は800x600が表示可能で、大容量バッテリを利用することにより最大8時間のバッテリ動作が可能、マウスポインタの操作はトラックボールでストレスなくバッチリという点が具体的に気に入った箇所です。また購入したのはWin95モデルだったのですが、Win98へのアップグレードも無料という点にもひかれました。
利用していて感じたのは、HDDの容量が少ないところでしょうか。標準で2.1GBなのですがノートでいろいろなことを実現しようとすると、もっと多くの容量のHDDがあった方が良いと思いました。そのうちHDDがもっと安くなったら大容量HDDと交換しようと思っています。
CPUに関してはゲームはこのノートではやらないため、MMX 166MHzでも問題ありませんが、改造すればオーパークロックできるようです。オーバークロックは266MHzまでいけるようですが、ファンを搭載していないため発熱を考えると233MHzあたりまでが無難なようです。
この次のモデルからA5サイズのLet's note(comm)は、マウスポインタの操作がノートの薄さ追求のためにスライドパッドになってしまったので、個人的にはこのモデルを買っておいてよかったと思っています。
関連リンク: BIOS / さえさの妖しいページ(オーバークロック改造方法)