NEC PC-9821Ra20@Celeron 600MHz


!HDD 32GBの壁 I-O DATA UIDE-66+IBM IC35L040AVVN07 (May 15, 2002)

CPUとビデオをアップグレードした後、HDDの容量も増やしたくなったので新しいHDDに替えてみました。
このPC-9821Ra20はBIOS制限によりIDEのHDDが最大で4GBくらいまでしか認識しないのとUltraDMAに対応しないため、実質IDEは使えない機種だと思っています。
そこで従来はAdaptec AHA-2940U(J)をベースにUltraSCSI 7200rpm HDDx2とFastSCSI CD-RというAll SCSI構成でしたが、SCSI HDDのコストパフォーマンスの悪さから今回All IDE構成に変更しました。
変更後の構成はUltraDMA/66対応IDEカードのI-O DATA UIDE-66をベースにUltraDMA/100 7200rpm HDDx2とUltraDMA/33 CD-Rという構成になりました。
導入したHDDは40GBのもの2台ですが、UIDE-66をPC-9821で利用する際の制限として1台32GBまでしか使えないということだったので、HDDのジャンパスイッチの設定で32GBのHDDに見せかける設定にしてから利用しています(合計64GB)。
このジャンパスイッチの設定をしないと起動時HDDを認識できずにシステムが停止してしまいます。
IBMのHDDには昔からこの設定ができるようになっています。

ここで定番のベンチマークを取ってみました。
PC-9821という古い規格のマシンということとビデオがG450のPCI版ということで性能を要求する3D関連のベンチマークは取っていません(期待できませんので)。

HDBENCH 3.30@Win2000
CPU Celeron 600 Celeron 600 Celeron 600 Celeron 500
Video G450
1152x864x32bit
G450
1024x768x16bit
PERMEDIA 2
1024x768x16bit
PERMEDIA 2
1024x768x16bit
HDD IC35L040AVVN07 IC35L040AVVN07 DDRS-39130 DDRS-39130
ALL 19264 19878 8806 8149
Integer 27160 27159 27198 22664
Float 27058 27057 27095 22578
MemoryR 6071 6038 6080 4964
MemoryW 3322 3323 3317 3223
MemoryRW 6634 6645 6631 6446
DirectDraw 37 37 24 24
Rectangle 17791 30400 13386 12935
Text 9330 9131 11582 11309
Ellipse 2952 2937 3116 3093
BitBlt 159 470 81 82
Read 37495 37495 9649 9667
Write 34121 34121 7255 7282
Copy 10550 10423 3110 3090

さすがにかなり古い機器から変更しただけあって効果テキメンです。
今までが遅すぎたのかもしれませんが...
ところでこのIBMのHDD、時たま自動シッピングの音か、キューンという小さい音を立てることがあります。
昔買った2.5inchのTravelstarも時たまカンカンという音がすることがありますし、ちょっと驚きます。
こういうのを気にする人はIBMを避けた方がいいかも...
あとこのHDDの型番は今現在まだIBMのウェブサイトでは発見できませんが、購入店で聞いたところ従来型(IC35L040AVVA07)の省電力モード対応版だそうです。

!G450に載せ替え Matrox Millennium G450 PCI (May 15, 2002)

今までビデオカードには3DlabsのPERMEDIA 2を搭載したI-O DATAのGA-PIIH8 PCIを利用していましたが、CPUのアップグレードと同時にこれも載せ替えてみました。
載せ替えたのはG450のPCI版(16MBモデル)なのですが、G450はもともとPC/AT互換機用でありPC-9821シリーズでは動作しません。
ところがファームウェア(BIOS)を書き換えることにより動作するようになるようです。
書き換える場所は、BIOS中先頭付近の「PCIR」というヘッダの「P」を0バイト目とすると、16進で14hバイト目にあたる1バイトになります。
簡単に書くとここが0の場合はPC/AT互換機用、1の場合はそれ以外と定義されているそうなので、PC-9821シリーズで利用する場合は1にします。
書き換える方法としては、MatroxのウェブサイトからダウンロードしてきたBIOSファイルをバイナリエディタ等で書き換えてからBIOSアップデートを実施する方法がありますが、この方法だとBIOS全体のチェックサムを合わせないとアップデートできないことがあるようです。
チェックサムを合わせるためにはBIOS中どこかの1バイトの内容を1減らさないといけません。
私はこのチェックサム回避方法は少し不安だったので、BIOSファイルと一緒にダウンロードできるmakediskコマンドを用いてビデオカード自体に記録されているBIOSを一旦退避し、この退避したBIOSファイルをバイナリエディタで修正してから、ビデオカードに書き戻しました。
この方法だとチェックサム回避のための1減らしをする必要がありませんでした。
今後のバージョンでは保証できませんが、少なくても現時点(setup255)では問題ありませんでした。

BIOS書き換え後はPC-9821のWin2000でPC/AT互換機用のドライバを導入することにより問題なく利用できるのですが、画面の出力をG450の出力コネクタから直接取る必要があります。
しかしこの方法だとDOSで利用する時やWin2000が起動してG450のドライバが有効になるまでの間は全然画面が表示されなくなってしまいます。
この間は本体側の出力コネクタから出ている信号を表示する必要があるのですが、この信号出力を自動的に切り替えるフリーソフト、dispflipを用いることによりこの問題を解決することができます。
dispflip.sysを\winnt\system32\driversディレクトリにコピーした後、dispflip.regファイル中のStartの値を3→2に、STMDの値を0→1に変更してからレジストリ登録するとWin2000の起動直後ちょうど良いタイミングで画面が切り替わるようです。
当然ながらCRTケーブルの接続は、G450の出力→98本体の入力、98本体の出力→CRTとしておく必要があります。
蛇足ですがディスプレイの詳細設定のOptionsの項目でUse bus masteringのチェックがチェック(デフォルト)されていると本来のパフォーマンスが出ないそうなので、すぐにチェックを外しました。

関連リンク: 九八Systems(dispflip) / Noggy Factory 98(PC-98(Win2000)でAT機用ビデオカードを動かそう)

Celeron 600MHz化 Intel Celeron 600MHz+PowerLeap PL-Pro/II (May 15, 2002)

今までSSE未対応のPPGA版Celeron 500MHzを利用していましたが、最近SSE対応のFCPGA版Celeron 600MHzを入手したので載せ替えてみました。
FCPGAに載せ替える場合、PL-Pro/IIだけではダメでその上に更にNeo S370等のゲタを挿す必要があるという人がいますが、CPUのロットによっては多段ゲタは不要でPL-PRO/IIのみで動作するようです。
実際私は電圧1.5V版 ロット番号 SL46UのCeleron 600MHzをPL-PRO/IIに直接挿していますが、問題なく動作しています。
同様に考えると1.5V版のSL46S(533A)やSL46T(566)も大丈夫かもしれません。
他ロットでも初期の1.5V版のものならば可能性はあります。
なおCeleronの633MHz以上のものやPentium3に関してはダメだと思われます。
これは電圧の問題ではなく、Celeron 1.5V版のピンアサインによるもののようですが、詳細はわかりません。
ちなみに最近ではリセット技というものも発見されているようなので、電源やM/Bの相性などで起動しなかった場合(ピポらなかった場合)、この技が有効かもしれません。
私は試したことはありませんが...

FCPGAに載せ替えた時はPL-PRO/II付属のCPUファンがそのままでは使えなくなるという問題があります。
これはこのファンがFCPGAよりも実質厚みがあるPPGAに合わせて作られているためで、FCPGAに対してセットしようとしてもファン(裏面のヒートシンク)がCPUコアに接触しません。
そこでZIFソケット(Socket370)をPL-PRO/IIの上に挿してからその上にCPUを載せることにより、通常市販されているSocket370用のCPUファンが付けられるようになります。
この場合、CPUの取り付け、取り外しが簡単になるという利点が同時に得られるというメリットもありますが、ZIFソケット自体を扱ってる店舗が少ないため入手が困難だったり価格が高かったりします。
そこで私の場合はPL-PRO/IIの上にCPUを直接挿し、CPUコアの上に熱伝導するゲルシートをスペーサとして載せて、その上にPL-PRO/II付属のファンを載せています。
ゲルシートは厚め(1mm厚)のものを利用しています。

関連リンク: MATE-Rマニアックス(PL-Pro/IIで河童・鱈が起動しない場合の対策)


[0] 戻るback