更新日:2007年11月2日

Webブラウザの先読み(フリーソフト)

   2007年10月17日: WebFetch For TabBrowser Version 1.9
    トレンドマイクロさんのツールで  POSSIBLE_VIRUS 扱いされることが判明しました。
   
2007年11月2日: MFC71.DLLが必要な方を公開します。


WebFetchの説明
このソフトは、Webブラウザが表示しているホームページ内に存在するリンク先を自動的に先読みする ものです。つまり、表示中のホームページを読んでいる間に、リンク先のホームページを読み込んで おき、次のリンク先を素早く表示させることを目的としたソフトです。
実際には、ブラウザに表示中のURLのHTMLを読み、<A>タグを探し、リンク先となるURL を得、複数のスレッドを用いてリンク先のHTMLやイメージをブラウザのキャッシュに入れること で実現してます。

キャッシュに入れることで、表示していたホームページからリンク先に飛ぶ時に、キャッシュが働く ことを期待して、リンク先のページが素早く出てくる効果を得ようとするものです。 そのために、ブラウザのキャッシュの設定は、
(1)Netscapeなら、
   ”キャッシュしたドキュメントとネットワーク上のドキュメントとの比較”が、
   ”毎回”以外に、
(2)IEなら、インターネット一時ファイルの設定で、
   ”保存しているページの新しいバージョンの確認”が、
   ”ページを表示するごとに確認する”以外に、
してあることが前提です。また、頻繁にリンクを辿るような操作を行っている場合は、キャッシュに入 れ込む時間が少なくなり、当然本ソフトの効果は薄れます。


ご使用上の注意点
  1. 本ソフトは、機械的にリンク先のホームページを読み込みますので、  リンク先のWebサイトにアクセスが一時的に集中し、Webサイトに過度  の負荷をかけることとなります。特にCGI系は、サーバ側での処理が重  複し、負荷が顕著になります。
  2. Webメールやオンラインショッピング等のホームページで、先読みを行  いますと、リンクがある操作を意味していた場合、誤った操作を勝手に  行ってしまう可能性があります。
     (FORMタグやスクリプト系のボタン操作は、先読み対象外ですが)
  3. 通信トラフィックの面でも、先読み中はヘビーロードになり、実際不要  なホームページへのアクセスが頻発し、ISPに負担をかけることとな  ります。
     (既にブロードバンド化の現世ではありますが)
以上の注意点を考慮頂いて、お使い下さるようお願い致します。

バージョン情報(IE版)
2003年7月13日にバージョン1.8をリリース。
  • クリップボードのHTMLフォーマット対応を追加 (複数行を選択、コピーにて複数リンク先を先読み可)
1月29日にバージョン1.7をリリース。
  • CGI系のURLを先読みしない設定追加
  • 先読み遅延関係のバグ修正
  • メモリリークがあったのを修正
10月1日にバージョン1.6をリリース。
  • ブラウザのキャッシュ削除で、指定したURLより下階層のURLも削除する機能を追加
  • ユーザ名、パスワードを複数登録できるようにした
  • ブラウザのキャッシュ削除の設定において、削除対象の選択操作で、2回押すと選択 対象が消えるバグを修正
  • ブラウザのキャッシュ削除で、テキスト系、IMAGE系を削除対象に追加
  • 先読みスレッドでのUserAgent名に、IEのものを設定可能にした。
5月17日にバージョン1.5をリリース。
  • 先読みするイメージ(image,audio,video等)データの設定を細かくした
  • ブラウザのキャッシュ削除で、指定したURLより下階層のURLも削除する機能を追加

バージョン情報(タブブラウザ版)
2007年8月14日にバージョン1.9をリリース。
  • IE7に対応
2003年7月13日にバージョン1.8をリリース。
  • クリップボードのHTMLフォーマット対応を追加 (複数行を選択、コピーにて複数リンク先を先読み可)
1月29日にバージョン1.7をリリース。
  • CGI系のURLを先読みしない設定追加
  • 先読み遅延関係のバグ修正
  • メモリリークがあったのを修正
10月1日にバージョン1.6をリリース。
  • バージョンアップ内容は、IE版と同じ
6月8日にバージョン1.5を新規リリース。
  • URL(アドレス)入力エリアに表示されているURLをベースに先読みを行うものです。
  • IEコントロールを使用しているタブブラウザが対象です。
  • 以下のブラウザを試してみました。

    *BugBrowser(2.60)
    *Donut(2.52)
    *DonutP(2.52, 4.0B2)
    *Lunascape(0.98c)
    *MDIBrowser(1.038)
    *MoonBrowser(0.41B4)
    *NetCaptor(6.5.0)
    *Sleipnir(1.01)

バージョン情報(Netscape版)
2003年1月29日にバージョン1.7をリリース。
  • CGI系のURLを先読みしない設定追加
  • 先読み遅延関係のバグ修正
10月1日にバージョン1.6をリリース。
  • ブラウザのキャッシュ削除で、指定したURLより下階層のURLも削除する機能を追加
  • ユーザ名、パスワードを複数登録できるようにした
  • ブラウザのキャッシュ削除の設定において、削除対象の選択操作で、2回押すと選択 対象が消えるバグを修正
  • ブラウザのキャッシュ削除で、テキスト系、IMAGE系を削除対象に追加
5月17日にバージョン1.5をリリース。
  • 先読みするイメージ(image,audio,video等)データの設定を細かくした
  • ブラウザのキャッシュ削除で、指定したURLより下階層のURLも削除する機能を追加
3月21日にバージョン1.4をリリース。
  • Lockの自動解除追加
  • GO/STOPボタンを統一
  • Clip監視ボタンでBrowserが居ませんメッセージが出るのを修正
  • Link先がIMGでも先読みするように改善
  • HTML先読み後にまとめてIMGを先読みする設定時に、IMG先読み終了処理の不具合修正

ダウンロード先(Netscape版) ダウンロード先(IE版) ダウンロード先(タブブラウザ版)
MFC42のDLL使用版:
wft17.lzh(約62KB)
MFCのスタティックライブラリ版:
wft17s.lzh(約136KB)
MFC42のDLL使用版:
wft18i.lzh(約62KB)
MFCのスタティックライブラリ版:
wft18is.lzh(約137KB)
MFC71のDLL使用版:
wft19t.lzh(約66KB)
・EXE名は、WebFetch.EXEです。 ・EXE名は、WFetch_I.EXEです。 ・EXE名は、WFetch_T.EXEです。
MFCxxのDLL使用版:C:\windows\systemにMFCxx.DLLがあるか確認してください。
MFCのスタティックライブラリ版:MFCxx.DLLが無くても動作します。

 
動作環境
・動作環境は、Windows95/98/NT4。
・Windows2000、ME、XPにおいても、動作しています。
・セットアップは何もなく、LZHファイルを展開して、EXEファイルを実行するだけ。
  • Nestcape 2、3、4
  • Internet Explorer 3、4、5、6

注意事項
    先読みによるWebページ上の不具合が報告されておりました。(2001年7月23日)


制限事項(Netscape版)

  1. Netscape6以降では、動作しません。
  2. WebFetch終了時にNetscape終了させる設定している場合、Navigator以外の( Messenger等)ものも終了してしまいます。
  3. Netscape3の子フレームの追跡は、完全ではありません。
  4. URLに日本語を使う場合は、うまく先読みできない。
    (SJISのProxyサーバを通してもらうとOKかな)
制限事項(IE版)
  1. ブラウザも自動終了させる設定下で、IE4/5を終了できない場合があります。
    (DDEでの問題)
  2. IE4/5で、リンク上での右クリックによる"新しいウィンドウで開く"で開いたIEでは、 先読みが働きません。
    (DDEでの応答が来ませんので)
  3. IE4/5のExplorerでURLをいれたものやActiveDesktopのものでは、先読みができません。
  4. IE4/5でフレーム表示の場合、子フレームは1個しか追跡できません。
    (DDEで子フレームが同一のIDになるため)
  5. IE3では、複数のIE3のうち最後にアクティブだったもの、またフレーム表示ではそのうち の1個のフレームが先読み対象です。
  6. URLに日本語を使う場合は、うまく先読みできない。
    (SJISのProxyサーバを通してもらうとOKかな)
  7. Win95/98でログインした時、前回に使用して出てきたIE4/5では、ブラウザがいないと 判断してしまう。
  8. IE7では動作しません。タブブラウザ版をご使用下さい。
制限事項(タブブラウザ版)
  1. タブブラウザのURL入力のEditにある文字列をセンスするので、入力途中のものを URLとしてしまう。
  2. Netscape、IE版のようなブラウザの自動起動はできません。対象となるタブブラ ウザを絞っていないため。
  3. Tabにある非表示のURLは、先読みできません。
  4. Proxy切り替え可能なTabブラウザの場合、ProxyはIE設定のものを使用して先読み します。
  5. バージョン確認で、私のHPを開く時は、デフォルトのブラウザを起動します。
  6. ブラウザがいない状態で、"Go"ボタンを押しても、ブラウザを起動には行かずに ブラウザが起こされるまで待機します。

カンパの件
カンパ、受付終了いたしました。 WebFetchに対するカンパ頂いた皆様、ありがとうございました。

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