MS-Word 用ソフト
「よくある質問」
[ 2000.05.26 更新 ]
※ 33番以降は、2000.01.19 に追加した。
※ 24番 (2) は、2000.05.26 に追加した。
このホームページでは、次のソフトに関する質問への回答を示します。
・ワープロ機能拡張セット For MS-Word 95, 97以降
・欠陥解決モジュール For MS-Word 95, 97以降
・ATOK カスタマイズファイル Homes
以下の質問で、ソフト名が特に記していないものは、上記すべてに共通します。
1.「インストールは簡単ですか?」
初心者でも簡単にできます。
万一、失敗しても、深刻な問題は起こりません。単にやり直せばいいだけです。
2.「アンインストールは簡単ですか?」
上の 1. と同様です。レジストリなどは書き換えられていないので、アンインストールも安全かつ簡単です。失敗しても、問題はありません。やり直すだけです。(ただし、必要なファイルをやたらと削除したりしないこと。これは、どんな場合についても言えるので、当り前ですが。)
3.「インストールしたことで、何か問題は起きませんか?」
起きません。技術的な詳しい理由は、説明ファイルに記してあるので、そちらを参照してください。心配することは何もありません。どうしても心配なら、インストールしたあと、アンインストールしてください。元に戻ります。
4.「でも、もしバグがあったら、どうなるの?」
万一、バグがあっても、安全なように措置がとられています。Word本体には何の影響ももたらしません。(これについても、技術的な詳しい理由は、説明ファイルを参照してください。)
5.「Word95用を Word97以降 でも利用できますか?」
できません。それぞれ専用のソフトをご利用ください。
6.「操作は簡単ですか?」
欠陥解決モジュール(初級者向けソフト)の場合
簡単です。初心者でも簡単に操作できます。
ワープロ機能拡張セット(上級者向けソフト)の場合
長短、どちらもあります。
・ 個々の操作は、わかりやすくなっています。ある意味で、元のWordよりも簡単でしょう。
・ 機能の数が非常に多くなっています。
求める操作を、たくさんのなかから探し出すのに、手間取るかもしれません。
そこで、次のようにアドバイスします。
Wordの操作に慣れていない初心者、または、ふだんは図などを主に使う人は:
……「欠陥解決モジュール」をご利用ください。
Wordの操作に慣れた熟練者で、特に、文章を多く書く人は:
……「ワープロ機能拡張セット」をご利用ください。
7.「ATOK、MS-IME98用のソフトはどうですか?」
これらのソフトも、ダウンロードしただけではインストールされません。ダウンロードしたあと、説明ファイルを読んでから、インストールするかどうか決めて下さい。
これらのソフトも、インストールやアンインストールは、とても簡単です。むしろ、Word用ソフトよりも、ずっと扱いやすくなっています。
なお、ATOK版の方は、プログラムではありません。ただのデータファイルです。拡張子は txt ではありませんが、データ内容は txt 形式と同じです。だからこのソフトは、通常のテキストファイルと同じように、コピーしたり削除したりできます。 もちろん、システムに対しては、何の影響ももたらしません。ATOKの方が、このソフトのデータファイルを読み込んで、自分の設定を変更するだけです。
8.「ATOK、MS-IME98用のソフトは従来の入力方法と共用できますか?」
できます。
このソフトをインストールして、その入力方法が気に入らなければ、元の設定に戻せます。設定の変更には、ちょっとだけ手間がかかりますが、いったん覚えれば、10秒程度で可能です。
9.「操作のコツは?」
ワープロ機能拡張セットの場合のみ、いろいろとたくさんの機能があるので、操作のコツも必要でしょう。いくつか述べます。
(1)「ツールバーの表示が気にくわない。」
ツールバーが画面の真ん中に来たり、何段にもなったりして、邪魔になることがあります。
しかしこれは簡単に修正できます。単にそのツールバーをマウスでドラッグしてください。上や下に移すと便利でしょう。(なお、高度書式バーの右端にある、下向き矢印をクリックすれば、このバーは下方に収納されます。)
画面の上方にたくさんのバーがあって邪魔なときは、Editorバーをお使いください。これは、標準ツールバーと書式設定ツールバーの主要な機能を一つのバーにまとめたものです。これを使えば、画面を1行分、ひろくすることができます。
(2)一番便利な機能は?
カーソルキーが I,J,K,M の各キーに割り当てられています。これを使うと、いちいち手を離さずに、カーソルを動かすことができます。(例 Ctrl+J で カーソル左)
10.「Word用のソフトを使っているとき、 Wordの終了時に "Upkit95への変更を保存しますか?" というメッセージが出ることがあるけど、「OK」ボタンを押してもいいの?」
はい。心配せずに、「OK」ボタンを押してください。そうすれば、あなたのカスタマイズが保存されます。(Upkitでなく Upaidの場合も同様です。)
【 注記 】
このメッセージが出るのは、あなたが当方の提供したソフトの機能に関し、ボタン位置などに関し、設定を変更した場合です。
たとえば、ユーザーバーに適当なボタンを置くと、このメッセージが現れます。ユーザーバーは、当方の提供した「ワープロ機能拡張セット」に含まれているので、ここに新たにボタンを置くということは、当方の提供した環境に対して、変更を加えることを意味します。だから、上のメッセージが現れます。
とはいえ、こういったことは、恐れる必要はなく、当り前のことです。心配せずに、「OK」ボタンを押してください。もし「OK」ボタンを押さないと、あなたの行なったカスタマイズが保存されません。
11.「Word95用のソフトでは、画面最下行に操作ガイドが表示されていたのに、Word97以降用では表示されない。どうなってるの?」
これは、Word97以降で、その機能が削られたからです。Word97以降はWord95に比べ、多くの機能が削られています。また、さまざまな操作性が低下して使いにくくなっています。操作ガイドが表示されなくなったのも、その一つです。
Word97以降では、なぜ、そのように改悪したか? それは、Word97以降が「見栄えのいい文書を作成すること」を目的としているからです。きれいな色を付けたり、図を付けたり、といった機能は強化されました。そのかわり、文章を作成する機能は貧弱になったのです。
ですから、(図などのない)文章作成を目的とするなら、Word97以降でなく Word95を使うことをお勧めします。
12.「Word95用のソフトでは、起動も遅くならないし、レスポンスも軽快だし、 ソフトのサイズも小さい。なのに、Word97以降用では、起動も遅くなるし、 レスポンスも鈍いし、ソフトのサイズも大きい。 どうして?」
これはWord97以降で、プログラミング言語が変更されたのが主な理由です。仕方がないので、我慢してください。我慢できなければ、Word95をご利用ください。
Word97以降の場合は、ワープロ機能拡張セットの機能を選択した際、ワンテンポ遅れる感じがすることがあります。ただし、これは、初回のみです。2回目以降の操作では、問題ありません。(例外あり)
13.Word97, 98で、HTMLモードで「Ctrl+J」を使うと、正常に作動しないし、マウスカーソルが変になる。バグじゃないの?
これは、本ソフトに問題があるのではなく、Word97, 98 自体のバグのせいです。インストールの方法を変更すると、問題は解決します。詳しくは、下記のホームページを参照にしてください。
なお、その他、Word97, 98 では、いくつかの異常が発生します。これらについても、上記のホームページを参照してください。
14.ルビの一括変更機能を充実させてほしい。具体的には、次の二点がほしい。
(1) 左寄せ・中央揃え・右寄せ を一括して変更する
(2)「本文からの間隔」 を一括して変更する
申し訳ありませんが、この機能を付ける予定はありません。 プログラム上の難点があるので。
ただし、手動でやる方法はあります。それを 「ワープロ機能拡張セット」のヘルプの最後に 記しておきました。
※ 左寄せ,中央揃え,右寄せ は、各箇所で個別に異なるので、一括して変更する
ことは、あまり必要ないと思います。(やりたい人もいるかもしれませんが。)
15. ルビ検索の際、すべてのルビを * で検索すると、検索された語の隣の文字が検索されないことがある。バグか?
これは仕様です。「憂鬱」を「憂」と「鬱」に分けてルビをつけることがあるので、「憂」の次に「鬱」を検索しないよう、すぐ隣の文字を、検索対象からはずします。こうしないと、同じ熟語を「憂」と「鬱」で二度検索してしまい、わずらわしいからです。
半角文字の検索でも、同様のことはなされています。
16. ボタンの配置が気に食わないので、移したい。
ボタンをドラッグすれば、移せます。ツールバー自体も移せます。
メニューの「ツール」→「ユーザ設定」を選択( 95ではさらに「ツールバー」を選択)した状態で可能です。
( 変更した場合、終了時に、確認ダイアログが出ます。OKを選択してください。……なお、上記別項 10 を参照)
17. パソコンが異常終了した際、「 Upkit97.dot が一部壊れているので修復するか」というメッセージが出た。どうすればいいか?
パソコンが異常終了すると、ファイルが壊れることがあります。壊れたファイルをそのまま使うと(あるいは勝手に自動修正すると)、あとで異常が起こるのが普通です。
ですから、壊れたファイルは捨てて、正常な Upkit97.dot を再インストールしてください。
(この種の問題は、私のソフトによる問題ではなく、パソコン一般の問題です。)
なお、パソコンが異常終了したあと、再起動しても、まだ動作が不安定ならば、 次のことをするといいでしょう。
「 Temp フォルダのなかの、拡張子が tmp であるファイルを、すべて削除する 」
これにより、動作が安定することがあります。
(これらはアプリケーションの作業用の一時ファイルです。1日以上前の tmp ファイルなら、すべて削除して構いません。)
18. Windows NT と MS-Office を組み合わせて使っていたら、起動時に異常を起こした。調べたら、 Upkit のファイルが壊れたり、 MS-Office のファイルが壊れたりしていた。すごくひどい壊れ方だ。 くそ。犯人は誰だ? Upkit か、それとも MS-Office か?
名探偵がお答えします。犯人は誰か? Upkit でも MS-Office でもありません。Windows NT です。これは、あちこちで重大トラブルを起こしていて、重要犯人として指名手配されています。見つけたら、さっさと手錠をかけて、豚箱かゴミ箱に入れてください。この犯人をのさばらせておくと、以後、さらに犯罪を重ねます。
[補記] WindowsNTについて
これを書いた97年当時は、WindowsNT はまったく不安定なOSでした。
ただ、98年後半以降になると、いくらかは安定性も増してきたようです。とはいっても、まだまだ不安定だし、「丸ごと落ちる」という事態も起こるようですが。
そういう危険をわきまえた上ならば、(ゴミ箱や豚箱に入れずに)WindowsNT を使うのもやむをえない、と言えるかもしれません。しょせん、ネットワークの各ユーザは、OSを自由に選択できないのですから。
とはいえ、WindowsNT がトラブルの多いOSだ、というのは、プロの間では広く知られている事実です。十分にわきまえておいてください。
※ 最新の情報は下記を参照。98年9月のところにも情報があります。
中村正三郎氏 のページ ( MS-Watch )
特に Office97 を使う場合は、ソフトや文書が消失するかもしれないので、あらかじめ対策しておく必要があります。たとえば作業中に、ひんぱんに自動バックアップを取る、など、十分留意してください。留意したからと言って、危険がゼロになるわけではありませんが。……
※ 「じゃ unix を使えばいいか?」と言われれば、それは、ちょっと困ってしまいます。
unix では、Word は使えないし、私の Word 用のソフトも使えないので。 (^^);
19. 「ワープロ機能拡張セット」で、スーパーカット、スーパーコピー、スーパーペーストを実行したら、エラーが生じた。記憶した文字列とは違う文字列が、貼り付けられた。
途中でドライブを変更したためです。
この機能では、ドライブごとに記憶先が設定されます。ですから、途中で「開く」や「保存」のダイアログで、ドライブを変更した場合、別のドライブの記憶先の情報が呼び出されます。それで、エラーが生じるのです。
このような場合は、「開く」や「保存」のダイアログで、ドライブをいったん元のドライブに戻してから、再度実行をやり直してください。
20. 「ルビサイズ変更」を実行すると、最後のあたりで、「改ページ位置を自動修正中」と表示されることがある。何だか不安だ。
これは、ページレイアウトモードで実行した場合にのみ、起こる現象です。
気持ち悪いかもしれませんが、気にしないでください。別に何も問題はありません。
( ちょっと気持ち悪くなったかわりに、処理がとても高速化しました。ですから我慢してください。 )
なお、ページレイアウトモードでなく、標準モードで表示すれば、この現象は起こりません。
21. 「ルビサイズ変更」の際、1個だけ ルビを変更するのにも、かなりの時間がかかる場合がある。以前のバージョンではこんなことはなかったはずだが。
ページレイアウトモードだと、遅くなります。標準モードならば、それほど遅くはなりませんが。
なお、1個だと遅くなるかわり、 文書全体 だと、きわめて高速にできるようになりました。ですから、我慢してください。
( どうしても我慢できなければ、手動により、ルビのサイズを変更してください。本機能は、1個か2個だけでなく、大量のルビを、一括して自動処理するためにあります。 )
22. 「ルビ削除」を、文書全体でなく、一部分だけを対象に、できないか?
「ワープロ機能拡張セット」を使えば、できます。書式解除( No Form )というアイコンを使用してください。( ver 2.00 以降で、可能です。)
23. 「ルビ削除」「ルビ脇字」などの機能を使ったら、文書中の特殊な数式の部分がこわれた。バグか?
これは仕様です。
特殊な数式を使う、というのは、普通はしません。だから、あまり気にしなくていいでしょう。
[※] EQフィールドという特殊な数式を使うには、高度な知識が必要です。
ただ、一応、述べておくと……
なぜこうなるかというと、Wordでは、ルビは、特殊な数式の一種(EQフィールド)として扱われているからです。そのため、特殊な数式の混在する文書では、ルビ部分の変更の際、他の数式部分まで変更されます。
ですから、EQフィールドという特殊な数式のある文書では、本ソフトのルビ処理機能を使わないでください。
数式を使いたい場合は、数式エディタをご利用ください。これなら、ルビ処理機能と同時に使っても、問題はありません。
24. ルビ機能における注意点は?
(1)
半角のカッコ をルビとして使うと、「ルビ脇字」を実行した際、その部分が正常に処理されません。
そもそも、Word のルビ機能では、半角のカッコ をルビとして使うと、異常が発生します。ですから、ルビとして、半角のカッコは使わないでください。
これは、本ソフトに問題があるのではなく、Word 自体に問題があります。
(2) 【 追記 】
本ソフトのルビ機能を利用しているとき、ユーザが勝手に途中で作業を中断すると、次のような表示が出ることがあります。
{EQ \* jc2 \* "Font:MS 明朝" \* hps10 \o\ad(\s\up 9(かんじ),漢字)} |
これはバグではありません。操作が中断されて、途中の状態が残っているだけです。
このような状態を元に戻すのは、簡単です。ルビ処理の機能(ルビつき文書に対する「ルビ削除」「ルビ脇字」
など)を、再度実行してください。その機能が完了されたとき、上のような途中状態の表示は消えます。
25. Word97 で、ルビ関係の機能を使うと、処理できないことがある。バグか?
Word97で Word95, 98形式のdocファイルを使うと、この問題が発生することがあります。
これはWord97のバグの影響を受けています。Word97のルビの形式は、Word95 のルビの形式から変更されました。そのため、Word97では、Word95 で作成したルビを処理できません。
95形式のルビつきファイルを読み込んで、97 形式でファイルを保存しても、ルビの形式は 95 形式のままとなっています。
ですから、Word97 で Word95 形式のファイルを開いたら、いったんルビをWord97形式に変更する必要があります。その上で、あらためて機能を実行してください。
なお、Word98では、ルビの形式は95形式に戻りました。
そのため、Word98では、95形式のルビつきファイルを読み込めます。また、97形式のルビつきファイルを読み込むと、ルビを98形式に自動変換します。この点で、Word98を使っている限りは、問題はありません。
しかし、Word98で作ったルビつきファイルを、Word97で読み込むと、やはり、同じ問題が発生します。
結論を言えば、Word97はさっさと捨てて、Word98に乗り換えるべきです。(Word97では、この問題以外にも、あまりにも多くのバグがあります。)
26. Word97 で、ルビ関係の機能を使うと、「置換後の文字列に使用できない文字が含まれています」とエラーメッセージが出ることがある。Word95 形式のルビを Word97 形式にしたにもかかわらず、そうなる。これも Word97 のバグか?
状況により、この症状が発生することがあるようです。Word95 形式のルビを Word97 形式に変更したら、そのあと文書をいったん保存して、再度文書を開くと、この症状が消えるようです。
これでも直らないときは、作者宛、ご連絡ください。
( MS-IE4.0 を使用すると、Word97 で障害が発生しやすい、という影響を受けているのかもしれません。本ソフトのバグではなく、Word97 のバグで異常が発生することは、しばしばあります。)
27. Word97以降 版で、「校正結果の 表示・非表示」を実行したのに、その通りにならない。バグか?
これは Word97以降 自体の設定です。
「表示」または「非表示」に設定しても、すぐにはその通りになりません。いったん他の文字を入力したり、改行マークを入れたりして、何らかの操作をすると、その設定になるようです。
また、校正作業中(右下の「本」のアイコンの「ペン」が動いているとき)にも、設定がすぐには反映されないことがあるようです。
28. ワープロ機能拡張セットで、高度な機能を使った場合、画面がチカチカしたりする。ツールバーの部分が点滅したり、作業中の画面が真っ白になったり。……こういうのは、機能上は問題ないが、困ったものだ。
まったく 困りますね。 これは、Word97以降 でのみ、生じます。Word97以降 では、マクロ言語が VisualBasic になったためです。 VisualBasic は、Word97以降 の機能を完全には制御できません。そのため、このような症状が現れます。本ソフトの作者としては、どうしようもありません。
この問題は、Word95 では生じません。本ソフトを十分に活用したいときは、Word95 でご利用ください。Word95 でしか使えない機能がいくつかあります。Word95 だと、処理速度もはるかに高速になります。
29. Wordで、ステータスバーにある行数表示が、ちゃんと表示されない。今までは画面下方に 「3行 5列」 などのように表示されていたのに、行数の欄が空白になっている。どうしたら直せるのか?
これは、あなたが「折返し表示」を設定したためです。
「折返し表示」の状態では、画面の行数と、印刷される文字の行数が一致しなくなりますから、行数が表示されないのは、当然のことです。
これを解決するのは、簡単。 「折返し表示」を解除するだけです。
30. なんだかわからんが、変な状況が生じた。私のマシンに何らかの問題が生じたせいかもしれない。こういう場合の万能の解決策はないか?
あります。
本ソフトの不具合ではなく、ハードまたはWord自体のせいで異常が起こった場合には、いったん、本ソフト(Upkit97.dotなど)を、StartUp 以外のフォルダに移してから、Wordを起動してください。これで、初期状態のWordに戻ります。
そのあと、あらためて、本ソフト(Upkit97.dotなど)をインストールしてください。つまり、これを StartUp フォルダに戻してください。----すると、本ソフトもまた、初期状態に戻ります。つまり、マシンの状況によるトラブルは、解決します。
(それでも直らない場合は、当方にご連絡ください。)
31. ダウンロードしたファイルが、うまく解凍できない。
原因は、次のことが推定されます。
・回線の混雑による、ファイルの破損
・ウイルスチェックプログラムによる異常
詳しくは、「ワープロ機能拡張セット」などのホームページ上をご覧ください。
なお、それでも直らない場合は、当方にご連絡ください。
32. MS-Word用のソフトは、Mac上でも使えるか?
ある制限の下でのみ、可能です。
・本体ソフトが Mac 版の Word98 であること
・私のソフトが Windows 版の Word97以降 用であること
以上を満たす場合にのみ、作動が確認されています。(95版では不可。)
ただし、これは、正規の作動環境ではありません。今のところ、問題は発見されていませんが、何らかの問題が生じる可能性がないとは言えません。……というわけで、あくまで、ユーザ自身の責任でご利用ください。
なお、Mac上の Windows エミュレータ(ソフトWindows など)を使った場合は、比較的安全に本ソフトをご利用できます。原理的には、特に問題はないはずです。
ただし、私自身が簡単にチェックした範囲では、これらのエミュレータは、Windows を完全に模倣してはおらず、あちこちにほころびがあります。どこまで信頼していいかというと、私としては、何とも言えません。やはり、ユーザ自身の責任でご利用ください。
33. ルビ関係の機能(削除・脇字 etc.)が、文書によっては、正常に使えないことがある。
その文書の「ルビ用のフィールド」がいつのまにか(操作ミスで)変更されたためです。
34. 「ワープロ機能拡張セット」で、「版歴保存」を実行すると、文書が自動的に閉じられる。以前のバージョンはそうではなかったはずだが。
Word2000の仕様変更にともない、本ソフトでも仕様を変更しました。 (ver 3.2 以降 )
いくらか不便に感じるかもしれませんが、実用上は問題ないので、気にしないでください。
なお、このことによる障害は生じないよう、十分、対策しておきました。(文書が保存されないまま閉じられる、という心配は、ありません。安心してご利用ください。)
35. 「ワープロ機能拡張セット」で、各バーのアイコン(ボタン)を押すと、ON ・OFFが切り替えられる。しかし、エディターバーだけはON ・OFFでなく、書式設定バーとの交替となる。なぜか?
これは仕様です。(初心者への対策を念頭に置いたため)
どうしてもユーザの希望で、どちらか一方を消したいときは、バーを右クリックして、バーの一覧から、めざすバーを手動でON ・OFFしてください。
また、「書式設定」バーだけ消したいときは、「標準」バーにある白い矢印アイコン(ボタン)で、消すことが可能です。
36. 「McAfee VirusScan」というウイルス対策ソフトを常駐させている環境での話だが、解凍をしたあと、ファイル操作の際、パソコンに深刻な異常が発生することがある。
これは一部のユーザから報告された問題です。
私のソフトをインストールする以前に、単にファイルを解凍しただけで、さまざまな異常が生じるのだそうです。
ただ、上記のウイルス対策ソフトを起動させていなければ、異常は生じないのだそうです。したがって、このウイルス対策ソフトに問題がありそうです。とはいえ、バグなのか、あるいは、ユーザの環境でファイルが破損されたり何らかの問題があるせいなのかは、判然としません。
いずれにせよ、私のソフトをインストールする以前の問題なので、私としてはコメントできません。上記のウイルス対策ソフトの会社に問い合わせてみてください。
37. 特定の環境で、「ワープロ機能拡張セット」の「スクリーンセーバー」機能が使えない。
その特定の環境に、何らかの問題があるせいでしょう。(Windowsの破損?)
ま、この機能は使えなくても問題がないので、放置しておいて構いません。使わなければいいだけの話です。たいして便利な機能でもないので。 (ほんのオマケです。)
38. 個人的な話だが、パソコンのファイルが破損して、重要なファイルがいくつか消えてしまった! 特に、ATOK のユーザ辞書のファイルが消えてしまった! エ〜ン!
おかわいそうに……。死んだ子は帰りません。
これを避けるには、日頃、大切な文書をバックアップしておくしかありません。
次のファイルは大事なので、ときどき、バックアップしておきましょう。
【 ATOK13 のユーザ辞書】
ATOK13 フォルダ内の、次のファイル
Atok13u1.dic
Atok13u2.dic
:
【 MS-IME2000 のユーザ辞書】
\Windows\Ime\Imejp\UsrDicts フォルダ内の、次のファイル
user1.dic
user2.dic
:
※ MS-IME98では、フォルダは \Windows\Ime\Imejp98\UsrDicts
《 付記 》
バックアップの方法は?
知識があればバッチファイルでやるといいでしょう。
初心者なら、適当なバックアップソフトで。(フリーソフトがいろいろ出回っています。)
《 注記 》
誤解されるとまずいので言い添えておきますが、このようなファイルの破損は、私のソフトのせいで生じるのではありません。パソコンでは一般に、ファイルの破損がしばしば発生します。(ハードディスクの、読み取りエラーや書き込みエラーなど。)
パソコンというものは、データの保存機構としては、あまり信頼が置けないものです。しばしばバックアップする必要があります。
・ ハードディスク内の別箇所
・ 外部記憶装置(Zip や FD )
などへ、バックアップすることが必要です。
「ファイルの消失は、どんなパソコンでも、必ずいくらかは発生する」
と思っていた方が無難です。新品であるか否かは関係ありません。
< サポートについて >
使い方についてのサポートはしません。
ただし、バグや障害など、何らかの問題が発生した場合は、サポートします。問題の発生状況について、詳しい状況をお知らせください。誠実に対応します。
また、機能上の問題ではなくとも、「ここが使いにくいな」「ここはこうしたら」と思う点があれば、お気軽にご連絡ください。
メール宛先 nando@js2.so-net.ne.jp
氏名 南堂久史
[ 以上 ]