Pilo雑記 |
1999/04/27 |
Palm/Pilotという表記、すごく気に入っていたんだけど、なんでもいろいろと問題があるらしい。 ということで、このサイトもPalmシリーズという表記に変更しました。 なんだか、長いものには巻かれろっぽくて嫌なんだけど。 先日、東京ラ・パームのオフに参加した。 相変わらず、オフは面白い。 Palmな人々は、いい人が多いしね。 恵比寿の夜を思いっきり満喫しました。 いろいろと、大きな変化が起きそうだ。 PiloWebで始まった、僕のPalm関係のプログラミングは予想もつかないほどに大きくなっていくのかもしれない。 今はまだ詳しいことは言えないけれど、とてもとても大きな山を僕は登り始めようとしている。 始まろうとしていることに僕はどきどきしている。 楽しくなるぞ。 |
1999/04/19 |
Palmに絡むとあるプロジェクトがあって、そのために必要になるものを買いにイケショップに行った。 そしたら、トラミンさんがいる! どうして、イケに行くといつもトラミンさんと会ってしまうのだろう。 不思議ですよねぇ。 「PiloWeb開発裏話」(最終回) PiloWebは、僕の想像を超えて、たくさんの方に使われるようになりました。 Muchyさんのサイトでは、ダウンロード数がトップになり、好意的なメールもたくさんいただきました。 ほんとうは、最初のリリースでバグフィックスして、そこまででPiloWebは完成と思っていたのですが、いろいろな方に使われてだんだん成長を始めました。 MeDoc対応や、リンクの取得、正規表現による置換などなど。 これは、自分で使っているだけだったら、実現しなかった機能でしょう。 自分で言うのは、どうかと思うのですが、PiloWebはほんとうにたくさんの方に愛されているソフトだと思います。愛されているからこそ、その要望や意見は、常に熱くて、僕を駆り立てました。もっと、もっと! と。 特に、嬉しかったのは、PiloWebを知って、それまでほこりをかぶっていたPalmが輝き始めた、そんな報告をもらった時です。Palmは、それだけ見たら、非常に貧弱なPDAです。僕はPalmを愛していますが、それでも、そう思います。 だけど、Palmの可能性は無限大なのです。標準アプリで出来ないことは、置き換えアプリで。本体で出来ないことは、デスクトップでやって、それを転送すればいい。 フリーソフトの多さと、デスクトップとの接続の簡単さ。これが、Palmの魅力なんですから。 そして、PiloWebがきっかけで、たくさんの方とも知り合えました。 今までは、神の存在だったPalmware作者の方々とも、お話できましたし、PiloWebのユーザの方ともたくさん知り合えました。 PiloWebは、たかだかソフトウェアです。 だけど、これが、与えてくれたものは、とても大きかったのです。 そして、PiloWebは正式版の公開にこぎつけ、現在も成長を続けています。 フリーウェアから、メールウェアになり、メールの数も増えています。 たくさんの方の声が聞こえてきています。 PiloWebは、ほんとにしあわせものです。 そして、僕も、とても幸せです。 これからの、PiloWebがどうなるのかはまだ分かりませんが、また、いくつかのアイデアが出てきています。新バージョンVer2.00の開発にも着手しました。 まだまだ、PiloWebは成長を続けます。 そして、新しいPilowareもいくつか動き始めています。 CHEEBOWという人間にはたいした力はありませんが、PiloWebを成長させていけるように父としての能力をもっともっと高めていきたいなと思っています。 そして、その元気の源はみなさんからのメールです。 ぜひ、声を聞かせてください。 |
1999/04/18 |
今日は、土曜日。仕事はお休みです。 が、Lost!のバージョンアップが結構しんどかったです。 Ver1.01リリース直後にバグを発見して、すぐさまVer1.02をリリースしました。 ううう、やっぱ、ゲームプログラミングは難しいのであった。^^; Docwareも大量公開。 手持ちのデジタルデータを一気に変換しました。 PiloDoc大活躍です。今回使いこんでみて、便利なことに気づきました。(笑) なのに、なんで、このソフトあまり反応がないのでしょう。^^; 「PiloWeb開発裏話」の(その1)で2月初めに暇だったと書きましたが、あれ、正確には1月末ですね。 嘘書きました、ごめんなさい。 「PiloWeb開発裏話」(その3) PiloWebがとりあえず動くと、僕は満足しました。 一応、自分の目的のものはここまでで十分なのです。 が、使ってみると結構便利で、このまま一人で使っているのももったいないかなぁ、と言う感じ。 しかし、まだ、ユーザ情報の取得には自信が持てなくて、他の人の環境で動くかどうか分からないのだし、公開しても仕方ないかなぁ、という思いもありました。 で、思いついたのは、テスト公開するというものでした。 正式版にするには、まだ作りが甘い気がしていたので、とりあえずテスト版としてリリースして他の人の意見も聞いてみようと思いました。 そこで、Pilot-MLにメールを投稿してみました。 それが、2月2日のことでした。 こんなメールでした。
反応が結構ありました。 |
1999/04/17 |
今日は、m-plugの定例会にまたまたお邪魔しました。 僕自身は、どこのUGにも属していないのですが、オフにだけはこまめに顔を出してしまいます。 好きなんですよう。オフ。 うざったく思われていなければいいのだけれど。^^; で、今日は、超豪華メンバー。 山田<神様>達司さん、しゃあみんさん、遠藤さん、金井さん、トラミンさん、今関さん、Robbyさんなど開発系有名人もいらっしゃいましたし、有名ユーザさんも多数いらっしゃいました。 人数多くて、全員とお話できなかったのが残念ですが、自分的にはあちこちでお話できて満足でした。 しかし、いつも思うのですが、Palmのコミュニティはいい方が多いです。ほんと。 大人の集まりだなぁ、といつも思うです。 僕も、はやく大人になりたいものです。^^; あと、嬉しいことがもう一件。 Pilot Pro Shopさんから、開発者パームが届きました。 これ、普通のPalmIIIではないのです。 なんと、カラーリングがしてあって、僕のはメタリックブルーというか、VAIOカラーというか、そんな感じの色でした。 しかも、ボタンにまで色がついています。 かっこいいです。かなり。 ううう、宝物だなぁ。 「PiloWeb開発裏話」(その2) PiloWebは大きく分けて、サイト情報の管理、Webからの巡回ダウンロード、テキスト加工、PilotDOC化、インストール準備の5つの機能があります。 このうち、最初の3つは本業のほうでずっとやって来ていることなので、ほとんど面倒なく出来ました。この部分だけなら、数時間だったと思います。 もうひとつのPilotDOC化もMakeDOCのソースが手に入ったので、1日でDLL化することに成功しました。 が、問題なのは最後のインストール準備です。Palmでのインストールでは、所定のディレクトリにファイルを置いて、その上で、どのユーザでインストールするかのフラグを立てなければいけません。(今だから、こう書いていますが、この時点ではフラグの存在を知りませんでした) しかし、このあたりの情報を取得する方法が分かりません。 そこで、解析が始まります。 Palmでインストールするとはどういうことなのか、このカラクリを調べていくわけです。 でも、これが、そう簡単にはいかないのです。 どのユーザがインストールするかによってファイルを作成する場所が違ってきます。そのユーザのディレクトリを調べる方法が分からない。それから、フラグをどう立てるのかも分かりません。 手探り状態で、思い当たるところを片っ端から調べていきました。 そんなことを続けること数日。ついに発見しました! ユーザ情報の取得、フラグの立て方、これらがすべて見えたのです! しかし、独自解析ですから、自信が持てません。 ……これでほんとにいいんだろうか? そう思いながら、HotSyncボタンに指を伸ばします。 それまで、解析がうまくいかず何度か失敗続きです。 今度こそは、と思うものの、どこかしらの不安があるのです。 そして、HotSyncボタンを静かに押します。HotSyncのダイアログの表示がもどかしく思えて仕方ありませんでした。 Syncが終わると、抜き取るようにPalmを外し、DOCリーダを立ち上げます。 すると! ある! あるじゃないですか! Webから取得したデータがDOCリーダ上に表示されているのです。 うれしかったです。ほんとにうれしかった。 これが、PiloWeb誕生の瞬間でした。 |
1999/04/16 |
BBSの方、結構書き込みがあってうれしいですね。 最初は結構書きづらいものですが、お気軽に書いてもらえると嬉しいです。 Piloware関連の話だけでなく、Palmの話題とか、オフの話題とかでもオッケーですので。 で、掲示板の方にリクエストがあったので開発裏話を書いてみようと思います。 まずは、PiloWebの開発裏話など。 「PiloWeb開発裏話」(その1) 2月の初め頃、非常に暇でした。 暇といっても、まったく仕事がないわけではないのです。むしろ仕事は忙しかったといってもいいくらいで、かなりテンパってました。 が、入ってくるはずのデータがなかなか入ってこないのです。僕の本業はフリーのプログラマで、Windowsのアプリを作るのがメインの仕事です。で、そのアプリを作るためには、データや、グラフィックや音や、その他の素材が必要になります。で、その素材は、僕らではなくデザイン屋さんとか音屋さんが作るわけなんですが、これがなかなか入ってこない。入ってこないと、プログラムの方は進められない。そんな状況でした。 つまり、長い待ち時間、だったわけです。 しかし、待つのが退屈でも、データが入り次第すぐに仕事にかからなければいけないわけで、「秋葉原に遊びにいこう」とか「パチンコしに行こう」なんてことは出来ません。ただ、パソコンの前で待つしかないのです。 そこで、僕は暇つぶしを考えました。 パソコンの前で出来る暇つぶし。 ゲーム。 ゲームが得意ではない僕にとって、それはゲームではないのです。ソリティアなんて、いまだにルールがよく理解できないし。それに、ゲームだと、仕事との切り替えがうまくいきません。 小説書き。 確かに、エディタで出来るし、楽しいです。でも、小説を書くのにはそれなりに心の余裕がなければ出来ないし、そもそも、そんな余裕を持てる状況ではないのです。 だったら、プログラムを組んでいればいいんです。それも、非常に個人的で楽しくて楽に組めそうで、それなりに手応えはあるもの。 その時、僕の頭でひらめいたのがPiloWebだったのです。 それまで、MACの世界にはPiloNewsやぴろあさなどというソフトがありました。Windowsの世界にもいくつか類似ソフトがあったのですが、MACのソフトは当然Windowsでは動かないし、Windows版で存在していたものは、日本語の処理がうまくいきませんでした。 これが、常々不満だったのです。 この不満を解決できて、暇つぶしにもなるそんなプログラム開発。 それが、PiloWebを作るきっかけでした。 |
1999/04/15 |
Docwareのコーナーを作りました。 ここでは、主に自作の小説をPilotDOC化したものを置いていこうと思っています。 小説書きは、僕の大切な趣味で、まだ他にも結構作品があるので、ぼちぼち載せていこうと思っています。 よかったら、読んでみてくださいね。 今週の金曜日は、m-plugのオフにお邪魔します。 オフは大好きで、誘われれば必ず行ってしまう。^^; ここを読んでくださる方とも、いつかお会いできると楽しいですね。 |
1999/04/11 |
やってしまいました。うっかりミス。^^; 4月10日付のPiloWebのアーカイブにiniファイルを含んで圧縮してしまいました。 このため、これをそのままインストールすると、インストールディレクトリ等の情報が狂ってしまいます。 まだインストールされていない方は、4月11日付のアーカイブを使用してください。 すでにインストールされた方は、PiloWeb.iniを削除して、もう一度設定をして下さい。 すみません。(;_;) 今日は、友人宅でお茶会。 Palmの宣伝は忘れません。(笑) その中の一人は、明日Palmのパンフレットを探しに新宿に行くそうです。 いい感じですな。 |
1999/04/10 |
ついにPalm/Pilotのサイトを立ち上げる。 いつかは、作ろうと思ってなかなか作れなかったサイトだったのだけど、とりあえず、えいやっ! と作ってしまった。 今のところ、ソフトのダウンロード以外の何物でもないけれど、ま、そのうちいろいろと書きたいことも出てくることでしょう。 一応、Piloシリーズがちょっとづつマイナーバージョンアップしてますが、今回の目玉は、「Lost!」です。 僕にとって始めてのPalm側のソフトになります。 CodeWarriorR5でせこせこと作りました。サンプルとか眺めつつ。 で、そうこうしているうちに「PalmOSバイブル」が発売。 また、じっくりと勉強を始めています。 今、Piloシリーズでいくつかやりたいネタがあるのですが、なかなか実現の難しそうなものばかり。 これが、技術的困難なら、何とかできると思うんですが、政治的な話になってしまうのでなかなかうまくいかないです。 うー、面倒くさいですよう。 |