Pilo雑記


1999/09/20

Pc World EXPO、PUXPOと怒涛のように日々が過ぎていき、ちょっと落ち着いたところです。
仕事の納期も見えてきて、ちょっと一息。
そんなわけで、怒涛のバージョンアップです。
AddressJは念願のアドレスの複製機能、DelDocはなぜ削除ソフトにビーム機能? という謎のビーム機能、PiloWebはCGIに対するリンクをサポートと言う感じで、地道なバージョンアップを続けております。

最近は、Palmな世界もいろいろ変わってきました。
電車の中でWorkPadユーザを目にすることも多いです。
PiloWebのユーザ層もあの慎吾君の広告の効果か、少しづつ変化しているみたいです。
PiloWebでWorkPadの便利さを実感しました、なんて、メールを頂くと単純に舞い上がっちゃうんですが。
でも、えーと、サポートは個人の趣味の範囲でやってることなので、不手際等あるとはお思いますが、その辺大目に見てくださいませー。^^;



で、最近ちょっと気になったことなど。
僕の作ったソフトは結構フリーソフトとして公開しているものが多いのですが、その感想のメールとかで「ただで公開してくださてありがとうございます」なんて言葉を目にすることが多いんです。^^;
えーと、これ、すごく複雑な気分になります。フリーソフトは「自由に使ってください」という意味で使っているのであって、「ただ」という意味ではないのです。
もちろん、結果的には、「無料」で使っていただけるわけですが、これは、結果であって、「無料」のソフトを作っているつもりはないのです。
なんか、「ただ」とか「無料」とか金額的な言葉を見てしまうと、ちょっと違うんだけどなー、という気になります。
「ただで提供してくれるなんて、なんてすばらしい人なんだ」的なメールも頂くこともあるのですが、これも誤解なんですよー。^^;
僕は、ほんと俗な人間ですから、別にソフトをボランティアで作っているわけでもありませんし、フリーソフトであることに格段強い意味合いを持たせているわけではありません。
正直金欠ですから、カンパはいつでもありがたくお受けします。大歓迎です。
そんなわけですから、フリーソフトに「無料」とか「ただ」とかいう意味を見出さないでください、という。^^;
Palm系ではあまりないんですが、僕が作っている他のフリーソフトなどでは、同種のシェアウェアを引き合いにして、「あれは、シェアウェアだけど、これはフリーウェアだからこっちを使います」的なメールを頂いたりもするんですが、これもまた複雑です。^^;
なんか、性能とか機能とか使いやすさとか、そのあたりで評価してもらえるととても張り合いが出るのですが、金額で評価されてもー。
うーん、なんだか、何が言いたいのかわからないですけど、えーと、「フリーソフト」の「フリー」は「自由」という意味であって「無料」という意味ではないんだぞ、ということで。うーん、うーん。ま、そゆことです。はい。



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