移植版「作曲法」

MSXセクション鈴見咲ページ

1998年12月3日更新(実際の操作画像を置いてみた。アーカイブには変化なし。) 他の「作曲法」用データは直接一ノ瀬さんのところから拾って使用していただいてかまいません。ただし、データ解凍の際の注意はやはり MSXSAKKY.DOC の内容を参照してください。

一ノ瀬武志さんのWindows95用フリーソフト「作曲法」をMSXに移植、とりあえずしました(^^;
今のところ漢字BASIC必須です。

主なスペック

MSX2(VRAM128K)以上、ディスクドライブ、及び漢字BASICが必須。

BASICで CALL KANJI2 などが使用できることが条件となります。

漢字ROMだけで動作させるとか、漢字ROMすらなしで動作させるとかも不可能ではないのでしょうがいきなりそこまでプログラムを組むのは大変なのでとりあえずそういうことで。
SCREEN6 と漢字BASIC 拡張命令をどかすかつかったプログラムを見れ。

あと、実行速度的に turboR でないときついだろうなぁ・・・(^^;

SZMMP使用

使用演奏データはSMF(拡張子MIDのMIDIデータファイル)なので、その演奏に拙作SZMMPを使用します。必要なのは SZMMPMGS.COM だけなので配布のときに一緒にアーカイブに放り込みます。なお、MIDIがなくても書物としての閲覧に問題はないのでMIDI機器は無くてもかまいません。また現在ある「作曲法」用のデータはピアノの音しか使っていないので、 SZMMPMGS.COM 側でMSX-MUSIC(FM音源のみ)を利用してデータ演奏が出来るようにします。

「原則として」作曲法のファイルをそのまま扱います。

原則として、というのは元のファイルがいわゆるロングファイルネームをばりばりに使っている関係で・・・(^^;
ただ、幸いなことに現在作者の一ノ瀬さんから発表されているデータは今のところ先頭8文字(実は5文字でも可、なんだが)でファイルを識別できますので、そこに甘えて動作させます。

実際の操作について

まず目次である SAK ファイルから読みたい FUM ファイルを選択し、そこで FUM ファイルの解析というか実行というか、展開に移ります。

FUM ファイルというのは説明文と楽譜上の記述データから成ります。
何しろMSX上でBASICインタープリタなプログラムですから turboR でも FUM ファイルの展開には結構待たされます。ので、展開済みのデータだけ先に見られるように設計してあります。

展開されたデータは窓95版のように説明文と楽譜を同時に、というわけにはいきません。が、楽譜←→説明文の移動の度にデータを読み直すなんつーことはしませんので楽譜と説明をいったり来たりしてもそう苦痛にはならないと思います。

FUMファイルに対応したMIDI演奏データがあればもちろん演奏も可能です。展開中でも演奏できてしまいますがディスクアクセスの間はテンポがガタガタになるのでおすすめはしません(^^;

作曲法操作イメージ
選択画面
↑まず読みたい文章を選択。
↓データを読み終わったらスペースキーで戻る。
楽譜画面(上)
カーソル左で楽譜
カーソル右で説明
解説画面(1ページ目)
↑↓カーソル上下で楽譜は最大3画面移動 ↑↓カーソル上下でテキストも移動。
もちろん楽譜の上下移動とは独立。
楽譜画面(中) 解説画面(2ページ目)
↑↓もう一段下に楽譜があればさらに移動 ↑↓テキストはもっと続くのでさらに上下移動
・・・下に続く楽譜とか解説とか。・・・

移植版「作曲法」開発状況

初公開以来進展無し(爆)
Tatsu さんの LDIR に興味を示したのは一つには原作の作曲法がバリバリのロングファイルネーム使用ソフトだったからなわけだが実際にそこまでやるのはちょっとオオゴトそうだ。それはともかくとして、せめて H-FORTH で組み直してちったーマシな状態にみようかな、とも思うが今のところ具体的にどうするかという予定はなし。

一ノ瀬さんのページが今年初頭から最近までずっと止まったままだったが、復活された模様。え?家庭科の先生?

( 1999/05/02記 )

移植版「作曲法」@MSXセクション鈴見咲ページ
Copyright(C)1995-1997 一ノ瀬武志 / Takeshi Ichinose
Copyright (C) 1998 Suzumizaki-kimitaka
メールはこちらまで ( suzumizaki@excite.co.jp / suzumizaki@geocities.co.jp ) / 感想フォーム+掲示板入り口