- 接続方法(ここではiMacを例にします)
コンピュータのサウンド入力ポートとサウンド出力ポートを使うと、さまざまな音源から入力したステレオ音声を再生・録音することができます（ポートのことを「端子」や「ジャック」と呼ぶこともあります）。
iMac では、音声入力用のさまざまな装置（内蔵マイクロフォン、カセットデッキ、CD プレーヤーなど）から入力したステレオ音声を利用できます。音声入力用の装置は、コンピュータのサウンド入力ポートに接続します。
iMac には、ステレオスピーカが内蔵されています。また、サウンド出力ポートに音声出力用のその他の装置（アンプ内蔵スピーカやヘッドフォンなど）を接続することもできます。
iMac のサウンド入力ポートとサウンド出力ポートには、多くのステレオ装置で採用されている 3.5 ミリのミニプラグを接続できます。3.5 ミリのミニプラグには、以下の 2 種類があります。
- ステレオミニプラグは、一般的なステレオ装置で採用されており、サウンド入力ポートとサウンド出力ポートの両方に接続できます。
- 長めのミニプラグは、肉声の収録などに使われるマイクロフォン（Apple PlainTalk マイクロフォンなど）で採用されています。この種のプラグは、サウンド入力ポートにしか接続できません（サウンド出力ポートに接続することもできますが、音声は出力されません）。
- お使いのオーディオ装置のプラグがステレオミニプラグではない場合は、プラグの形状を変換するアダプタをご購入ください（電器店などでお求めになれます）。
- オーディオ装置の接続
オーディオ装置は以下の手順で接続します。
- オ−ディオ装置の音声ケーブルにステレオミニプラグが付いていることを確認します。ほとんどの場合、オーディオ装置には以下のいずれかの音声ケーブルが付属しています。
お求めのコンピュータには、音声ケーブルは付属していません。電器店などでお求めください。お求めの際には「抵抗無し」の音声ケーブルをご購入ください。
- コンピュータとオーディオ装置の音量を下げます。音量を下げないと、オーディオ装置の電源を入れたときに非常に大きな音が出力される場合があります。
- コンピュータとオーディオ装置の電源を切ってから、オーディオ装置をコンピュータの近くに置きます。
- 音声ケーブルをオーディオ装置に接続します。接続方法については、お使いの装置の説明書を参照してください。
- 音声入力用の装置（カセットデッキ、CD プレーヤ、ビデオデッキなど）を接続する場合は、音声ケーブルをコンピュータのサウンド入力ポートに接続します。
- 音声出力用の装置（ヘッドフォン、アンプ内蔵スピーカなど）を接続する場合は、音声ケーブルをコンピュータのサウンド出力に接続します。
以下の図は、ケーブルの一般的な配線例を示したものです。
- コンピュータとオーディオ装置の電源を入れます。
- 必要に応じて、オーディオ装置の音量を調節します。
- 必要に応じて、「サウンド」コントロールパネル（または「モニタ＆サウンド」コントロールパネル）を開き、サウンド関連の設定を行います。
- 「サウンド」コントロールパネル（または「モニタ & サウンド」コントロールパネル）を使えば、3D ラウンドサウンド機能の使用／不使用を設定することができます。3D サラウンドサウンド機能を設定するときは、コントロールパネルのサウンド設定欄で以下のマークを探してください。
- トラブルが起きたら
内蔵スピーカで大きい音を出力する場合、音が歪む場合があります。この問題を避けるためには、音量を小さくするか、または、ヘッドフォンや外部スピーカを使ってください。
- FMアンテナについて
FM放送をできるだけ良い音質で録音する場合には、FMアンテナを立てるのがベストですが、なかなか簡単に立てられる人は少ないでしょう。そういう方は、TVアンテナを利用してみてはどうでしょうか。TV放送の周波数はFM放送の周波数に近いのでとりあえず代用できます。TVアンテナからTVとFMラジオに電波を分配する装置がホームセンターで安価に売っていますので、それをご利用なさると良いと思います。
- お勧めの音楽番組
- ひるの歌謡曲(NHK-FM)
このアプリケーションのタイトルにもなっているNHK-FMの長寿番組です。この番組は番組の最初と終わり、そして中盤にナレーションが入るだけで、他は全部音楽です。平日昼12時から45分間放送されるこの番組はこのアプリケーションにとても適しています。
- ミュージックスクエア(NHK-FM)
平日夜9時から1時間35分放送されているこの番組は、リスナーのリクエストを元に音楽を流していますので、流行の曲もよく放送されます。番組内はトークが多いのですが、音楽にはナレーションが重なりませんので切り出しするにはとても都合が良いです。毎日録音すれば、あなたの音楽ライブラリはすぐにいっぱいたまるでしょう。
(2000.10.25現在)
- 音楽の取扱上のご注意
個人的に楽しむなどの場合を除き、著作権法上無断複製は禁じられています。