CHEX
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                   30bios/90bios モード変更プログラム
           CHEX Ver 1.13 Copyright (c) 1996-2000 by KAORU.NAK

                               取扱説明書

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●前説
  30行BIOS/90桁BIOSの画面モードなどを、単独のコマンドで切り替えようというも
  のです。オプションを指定しないで実行すると、30行BIOS/90桁BIOSの簡単な情報
  を表示します。

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●中身
  CHEX.TXT    ドキュメント。このファイル。
  CHEX.COM    実行ファイル。
  CHEX.C      ソースファイル。
  TAROT.TXT   占いさんようのファイル。
  これだけ入っていればOKです。

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●動作環境
・OS
  →NEC/EPSON MS-DOS Ver.3.30以降が必要。
    NEC/EPSON MS-DOS Ver.5.00以降を推奨。
    窓's95/98については無保証。30行BIOS/90桁BIOSを動作させることがで
    きるのなら……動作するでしょう(^_^;

・30行BIOS
  →30行BIOS Ver.1.20以降が必要。
    30行BIOS Ver.1.40以降を推奨。

・90桁BIOS
  →90桁BIOS Ver.0.00以降が必要。

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●オプション説明

・  n   :   現在の画面モードを保存して、標準モードに移行します。
            30bios/90bios

・  v   :   現在の画面モードを保存して、VGAモードに移行します。
            30bios/90bios

・  s   :   現在の画面モードを保存して、Specialモードに移行します。
            30bios/90bios

・  r   :   現在の画面モードを保存して、Rationalモードに移行します。
            30bios/90bios

・  w   :   現在の画面モードを保存して、横拡張モードに移行します。
                  /90bios

・  m   :   現在の画面モードを保存して、横標準モードに移行します。
                  /90bios

・  yll :   ll行に変更します。
            設定可能行数範囲外の数値が設定されていた場合、行数の変更を行な
            いません。
            30bios/90bios

・  xbb :   bb桁に変更します。
            設定可能桁数範囲外の数値が設定されていた場合、桁数の変更を行な
            いません。
                  /90bios

・  zrr :   ラスタ数をrrに変更します。
            設定された数値のチェックはとくに行なっていませんので、適正な数
            値を設定するようにしてください。また、このオプションは保存され
            ませんので、『p』で復帰させることはできません。
            30bios/90bios

・  c   :   行間(あり/なし)をトグル切り替えします。
            30bios/90bios

・  f   :   ファンクション行(CW行/ファンクションキー)をトグル切り替え
            します。
            30bios/90bios

・  p   :   保存してあった画面モードを復帰します。
            『i,h』以外のオプションに優先します。
            30bios/90bios

・  u   :   画面モードを移行するさいに、現在の画面モードを保存しません。
            『n,v,s,r,w,m,y,x』の各オプションと併用してください。単独で指定
            した場合はなにもしません。
            30bios/90bios

・  i   :   30行BIOSが常駐しているかをチェックします。
            『h』以外のオプションに優先されます。チェックした結果はエラーレ
            ベルに設定します。
            30bios/

・  h   :   簡単なヘルプメッセージを表示します。
            他のすべてのオプションに優先します。

●エラーレベル

    2   :   モード移行に成功しました。

    1   :   30行BIOSが常駐しています。

    0   :   30行BIOSは常駐していません。

  255   :   モード移行に失敗しました。

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●具体的なつかいかた
・『n,v,s,r,w,m,y,x,z』&『p』
  GFなどのファイラやバッチファイルで使用することを想定しています。
〉GF
〉FKC02 =   ' JG3  =GO JG3 ; CHEX N ; JG ; CHEX P ; DC ; GO USR'
〉                           ~~~~~~        ~~~~~~
〉バッチファイル
〉@ECHO OFF
〉GO JG3
〉CHEX N        ←
〉JG
〉CHEX P        ←
〉GO USR
〉G CN
〉DC
  現在の画面モードに関係なく、目的の画面モードに移行してソフトを起動……
  ソフト終了後、保存してあった画面モードを復帰させます。

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・『u』
  目的の画面モードに完全に移行したいときにつかいます。『p』をつかっても、も
  との画面モードに戻ることはできません。
〉A:\USR>chex u n
〉CHange EXbios (30bios/90bios)
〉$(@) CHEX Ver.1.13 Copyright 1996-2000 by KAORU.NAK
〉>> XVIII,The Moon,Reverse
〉>> 30bios noramal mode
〉A:\USR>chex p
〉CHange EXbios (30bios/90bios)
〉$(@) CHEX Ver.1.13 Copyright 1996-2000 by KAORU.NAK
〉>> VI,The Lovers
〉# POP NG!

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・『i』
  バッチファイルで30行BIOSの常駐をチェックして、処理を分岐させるようなとき
  に使用します。あまり使用する機会はないとおもいます(^_^;
〉@ECHO OFF
〉REM //-----------------------------------------=====
〉REM //-- 30bios CHECK-ON/OFF
〉REM //-----------------------------------------=====
〉
〉REM //-----------------------------------------===== 30bios CHECK
〉CHEX I
〉IF ERRORLEVEL == 1 GOTO OFF
〉IF ERRORLEVEL == 0 GOTO ON
〉
〉REM //-----------------------------------------===== 30bios ON
〉:ON
〉30BIOS
〉
〉GOTO END
〉
〉REM //-----------------------------------------===== 30bios OFF
〉:OFF
〉30BIOS /r
〉
〉:END

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・無指定
  オプションを指定しないで実行すると、30行BIOS/90桁BIOSに関する簡単な情報を
  表示します。
〉A:\USR>chex
〉CHange EXbios (30bios/90bios)
〉$(@) CHEX Ver.1.13 Copyright 1996-2000 by KAORU.NAK
〉usage -> chex h
〉MS-DOS [Ver.5.00]  mode                 min/now/max
〉30bios [Ver.1.42] [special ] [line    :  20/ 30/ 30lines ]
〉90bios [not stay] [--------] [beam    :  80/ 80/ 80beams ]

・MS-DOS [Ver.5.00]
  現在利用しているMS-DOSのバージョンを表示します。

・30bios [Ver.1.42] [VGA     ] [line    :  20/ 30/ 30lines ]
  現在利用している30行BIOSのバージョンと情報を表示します。

  30bios [Ver.X.XX]/[not stay]
  →30行BIOSのバージョン/非常駐を表示します。

  [normal  ]/[VGA     ]/[special ]/[rational]/[--------]
  →30行BIOSのモードを表示します。

  [line    : xxx/xxx/xxxlines ]
  →設定可能行数の上限,現在の行数,設定可能行数の下限を表示します。現在の
    行数には最下行も含まれます。上限下限は30行BIOSの『-a』で指定された数値
    が表示されます。

・90bios [not stay] [--------] [beam    :  80/ 80/ 80beams ]
  現在利用している90桁BIOSのバージョンと情報を表示します。

  90bios [Ver.X.XX]/[not stay]
  →90桁BIOSのバージョン/非常駐を表示します。

  [standard]/[wide    ]/[--------]
  →90桁BIOSのモードを表示します。

  [beam    : xxx/xxx/xxxbeams ]
  →設定可能桁数の上限,現在の桁数,設定可能桁数の下限を表示します。マルチ
    スキャンディスプレイの場合は、上限下限は90桁BIOSの『-x』で指定された数
    値が表示されます。固定周波数ディスプレイの場合は、上限119下限80となるよ
    うです。

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●エラーメッセージ
・# PARAMETOR ERROR
  →不正なパラメーターが指定されました。
    不正なパラメーターが指定されたときに表示されます。簡単なヘルプメッセー
    ジを表示してなにもしないで終了します。

・# 30bios not ready
  →30行BIOSが常駐していません。
    30行BIOSが常駐していないときに、『n,v,s,r,w,m,y,x,z』を指定したときに表
    示されます。なにもしないで終了します。

・# 90bios not ready
  →90biosが常駐していないときに、『w,m』を指定したときに表示されます。
    『w,m』以外の指定があればそれを実行して、指定がなければそのままなにもし
    ないで終了します。

・# LINE NG!
  →設定可能行数範囲外の数値が設定されていたときに表示されます。
    『y』以外の指定があればそれを実行して、指定がなければそのまま終了します。

・# BEAM NG!(90bios)
  →90biosが常駐していないときに、『x』を指定したときに表示されます。
    『x』以外の指定があればそれを実行して、指定がなければそのままなにもし
    ないで終了します。

・# BEAM NG!
  →設定可能桁数範囲外の数値が設定されていたときに表示されます。
    『x』以外の指定があればそれを実行して、指定がなければそのまま終了します。

・# PUSH NG!
  →画面モードの保存に失敗しました。
    画面モードを保存する領域があふれたとき、なんらかの原因で画面モードが保
    存できなかったときに表示されます。画面モードの移行を行なわないで終了し
    ます。

・# POP NG!
  →画面モードの復帰に失敗しました。
    画面モードが保存されていなかったとき、なんらかの原因で画面モードの復帰
    に失敗したときに表示されます。画面モードの復帰を行なわないで終了します。

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●後説
  著作権等は30行BIOSに準拠します。
  が、『30行BIOSが登録されている』または『30行BIOSといっしょ』の場合のみ転
  載&配布を認めます。30行BIOSがないのに登録しても意味がありませんからね(^_^;

  連絡は以下の場所にお願いします。メールはさけてくださいませ。このようなち
  いさなプログラムでも、なにかみなさんのお役に立つこともあるかもしれません
  から。

〉@nifty
・- FGALSIG  MES(13):【SIG】30行&90桁BIOS研究所(^^)/ xx/xx/xx -

  インターネット上に、genzo-さんによって…
・30&90BIOS Laboratory Information Center
  が開設されています。こちらのBBSでもサポートが可能です。わたしのウェブ
  ページからリンクがはってありますので、こちらも利用してください。

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//                                      http://homepage1.nifty.com/~kaoru/
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●履歴
  Ver.0.02    とりあえず作ってみる。でも、ほとんど前身のCH30.COM流用(^_^;
  Ver.0.16    とにかく、考えていたオプションすべてを使用可能にする。
  Ver.0.32    メンテナンスしやすくするため、処理をきれいにする。気がついた
              こまかい不具合を除去する。
  Ver.0.50    いわゆる手抜きを除去(^_^; あと、ドキュメントを書きました(^_^;
  Ver.0.51    できるだけ似合うようにオプションを変更。やっぱり桁は『w』、行
              は『l』ですよね(^_^;
  Ver.0.53    ファンクション行が残らないようにした。つもり(^_^;
    Ishアップ
  Ver.0.54    さらにつめる(^_^;
    Ishアップ
  Ver.0.55    エラーメッセージを整理。
  Ver.0.56    画面表示まわりの整理。
  Ver.0.99    ライブラリオープン記念でアップ(^_^;
    LIBアップ
  Ver.1.00    オプションを90桁BIOSにあわせる。
    LIBアップ正式版
  Ver.1.00a   モードを切り替え後、カーソルが消えてしまう不具合を修正。
              行間(あり/なし)の切り替えをサポート。
              ファンクション行(CW行/ファンクションキー)の切り替えをサ
              ポート。
    Ishアップ
  Ver.1.00c   たとえば『Special modeで行間を切り替えると、Rational modeに切
              り替わってしまう』不具合の修正。
              不正なオプションを指定した場合に、Copyrightが表示されない不具
              合の修正。
    Ishアップ
  Ver.1.01    Ver.1.00a/cを包括した正式版。
    LIBアップ正式版
  Ver.1.01a   モード移行に失敗したときにERRORLEVELへ-1を設定していたので、
              255に修正。
              占いはお好きですか? わたし? 興味だけあります。
    LIBアップ正式版
  Ver.1.10t2  詳細な情報表示をINEX.COMに移行し、簡単な情報のみに減らす。
              情報表示の書式をINEX.COMにあわせる。
              Copyrightをちょっと変える。
    Ishアップ
  Ver.1.10    Ver.1.10t2を正式版とする。
              占い関係のドキュメントを追加する。
    LIBアップ正式版
  Ver.1.11t1  ラスタ数を変更するオプションを新設。
              変更されるターゲットモードを表示する。
              情報の取得方法を関数→ワーク参照へと変更。
              メッセージテーブルを整理し、実行ファイルサイズを削った。
    Ishアップ
  Ver.1.11    Ver.1.10t1を正式版とする。
              CHEX.DOCに『現在行数はファンクション行もふくんでいる』ことを
              追記。
    LIBアップ正式版
  Ver.1.12    Copyrightを修正。
  Ver.1.13    ソースの一本化をはかって、同梱にした。

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