1.DirectXを使う為の設定をしよう!

まずは、当然、DirectX7以降のSDKをインストールしましょう。
(恐らく、雑誌の付録のCDなどから入手可能だと思われます。)

これにより、VBやその他の言語でDirectXを使用するのに必要な環境がイン
ストールされます。(オプションにより、VBの為のSDKのみをインストールす
る事も出来ます。)

さて、インストールが終わったら、早速VBを立ち上げましょう。

DirectX7 SDKのインストーラは、DirectX7を利用するアプリケーションを作る
上で必要な、様々なファイルやツールをインストールしますが、その中に、我
らVBユーザが待ちに待っていたファイル、DX7VB.DLL というファイルも含ま
れています。

DirectX7のドキュメントにもありますが、このファイルが、VBとDirectX7の
橋渡しの役目をしてくれます。
ですから、まず始めに、このファイルを使用することを、VBに教えてやらな
くてはいけません。


VBのメニューから、プロジェクト(P)の、参照設定(N)を開き、下の図を参照
しながら、"DirectX 7 for Visual Basic Type Library"をチェックします。





これで、VBでDirectXを使用する下準備が出来ました。

参照の設定が、出来ているかを確かめるために、F2を押して、オブジェクトブ
ラウザを開き、DxVBLib というライブラリが参照できるか、確認してください
(下図)。



ちなみに、ここに出てくるパラメータ、メソッド、イベントが、VBで使用で
きるDirectXの機能という事になります。(一部、隠されているものも、
あります。)また、定義済みの定数の実際の値なども、ここから参照する事が
出来ます。
資料の少ないDLLの使い方を探るときには、非常に参考になる情報です。


次は、実際にDirectXを使ってグラフィックを表示してみましょう。



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