- 困った事になったぞ!
実は、C++の勉強を進めている内に、Javaの講義をしなければならなくなったのである。確かに、C++と似ていると言われれば否定は出来ないが、ちょっと困った事になったので、密かにこちらの項目が先行する可能性も在る。オブジェクト指向についての説明などは、C++のものを流用するとして、あとはどうしようか???
- とりあえず、弁解
ともあれ、その昔、自分はJavaに手を染めようと画策した時代も有ったのだ。あれは1997年頃だった。その頃は、1995年の年末に、日本でもWindows95が発表され、職場の実験室からも、MS−DOSの環境が序々に消えつつあった時期だったのである。それまで、MS−DOS+C言語と言う「ぬるま湯」環境にどっぷりだった自分は、Windowsのプログラムへの移行の為に、開発のプラットホームを探す事になったのである。この時、候補に挙がった言語の一つが、Javaであった。(他の候補としては、C++,Delphi,VB等があった。)
Javaに関して言えば、その仕様を理解すればする程、自分の開発しようとするアプリ環境にそぐわないものである事が明確になっていき、結果的に、幾つかのサンプルプログラムを造って走らせた所で終わっている。自分が、Javaを排除した理由の大きな部分は、以下の通りである,
- 実行速度が遅かった事
- 制限が多すぎて、自分の使用する環境には足かせとなる事
- ブラウザが無ければ動作しないと勘違いしていた事
→JavaScriptとの連携が必須と考えていた。
余談ではあるが、この時、結果的にC++の環境を選んだ訳だが、当時使っていたMSC++,VC++の難解さに、嫌気がさして、実用ツールを幾つか作成した時点で一旦C言語に逆戻りしてしまったのである。仕事で、携帯電話の組み込みソフトのハンドラ等を触るので、C言語に精通していた方が便利という事も有ったが、それ以前に、手軽だったという事も有った。
ともあれ、Javaに決別して、既に5年程の空白期間がある自分には、その空白を埋める為の時間が必要だったのだ。幸い、最近の携帯電話のJava搭載により、Javaに触れる機会は増えたし、C++に関しても、それなりの知識が出来てきたので、或る程度は語れると思うが…
- Javaという言葉の読み方
皆さんは、どの様に読むのだろうか?講義するからには、発音しなければならないのだな…!?Java関連の書籍やロゴマーク等から連想されるものとしては、JavaCafe(JAVA TEA[大塚製薬]という製品も有るな?)であり、日本における一般的な読み方は「ジャワ」(e.g.ジャワティー,ジャワカレー,ジャワ諸島..etc)と思われる。しかし、プログラム開発言語としてのJavaについては、「ジャバ」と発音されるのが一般的とおもわれるので、ここでは「ジャバ」と発音するが、これは、あくまでも日本語読みと認識して欲しい。
(一説によれば、一般的なジャワと言う呼び方と、プログラム言語を区別する為に呼び方を替えたという見方も有る)オーストラリアの友人に聞いたところでは、「ジャーゥヴァ」の様に聞き取れたが、香港の友人に聞いたところでは、「ジャーワ」(ワの部分が若干濁る感じ)だった。オーストラリアは訛り(Dataを[ダータ]と発音するなど)が激しいのだが、香港に関しては、少なくともキングダム・イングリッシュと考えれば、正しい発音に近いのではないかと思われる。難しいのは、英語自体がUSAとUKで発音が違う所なのだが…。ともかく、恐らくは、海外で、「ジャバ」と発音しても通じないかも知れないので、注意したいところだ。
余談であるが、考えてみると、日本語英語ってのは結構有って、「モバイル」なんてのも変な発音なのである。Mobileという単語について、以前は「モービル」と言う読み方が、日本では一般的と思っていたが…例えば、モービルガソリン,オートモービル,モビルスーツ…etc,正式な英語の発音も「モービル」に近い。オーストラリア訛りで、「モーボィル」的な「モバイル」とも取れなくない発音を聞いた事も有るが、何れにしても「モバイル」では無い。実は、この単語についても、これまでの「モービル」と、移動体通信を区別する為に、わざと「モバイル」という発音をしているという説も有るが…
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