HTMLって?
(Hyper Text Mark-up Language)
HTMLは、現行のネットワークで使用されている様々なプロトコル等を提案した、
RFC(Request For Comments)にて、仮に定義されていたと、記憶している。RFC
とは、その名が示すように、「コメントを求む」というメモ書きの形で公表された
文書であるが、現在のインターネットを作り上げる上での事実上の仕様書として、
まかり通っている文書である。「MARK UP」という言葉は、一般に値上げなどを示す
言葉であるが、自分的には、格上げ的な読み方をしている。・・嘘を書いているか
も知れないので、鵜呑みにしないで欲しい・・。HTMLは、この後、様々な改版
を経て現在に至り、現在でも秒刻みの改版が行われている。
- 存在意義
- PCの扱うファイル形式は、大きく分けて、テキストとバイナリファイルという
形式に大別出来る。難しい説明をすると、一晩かかりそうなので、簡単に言っちゃうと、
メモ帳や、WZエディタで開いた時、普通に読めるファイルがテキストファイル。
(メールで書ける文書)
-
テキストファイルは、基本的に、文字と改行だけで構成されたファイルだから、
文字のサイズを調整したり、色を変えたり,罫線を引く等、一般的なワープロなら
簡単に出来る事が出来ないのだ。但し、文字と改行だけという最も単純な文書だか
ら、読む人のPCがWindowsであれ,Macであれ,はたまたUNIXの
ワークステーションであれ読めてしまうという文書。
- 一方、インターネットは、世界中の人が見るわけだから、Windowsを使って
見る人,Macを使って見る人が全て読める文書形式でなければいけないのだ。
だから、ベースがテキストである文書が要求されたのだと思う。また、他の
開発言語がそうであるように、特殊なエディタが無ければソースを書けなかったり、
変換出来なかったりでは、今のインターネットの繁栄は考えられなかったと思うね。
- てな訳でテキストをベースにした方法が考えられた訳だけど、前述の通り
テキストだけでは、表現力が足なかったので、特殊な書式(タグ)を含んだ
HTML形式の文書が採用されたのだと思う。
- HTMLで出来る事
- HTMLは、進化する言語で、過去の仕様をキープしつつ、新たな仕様
が日々追加されているので、今後、どんなとんでもない進化を遂げるかは、
全く想像出来ないけど、現在、HTML単体(Java等は含まず)で簡単
に実現できる機能の一部を箇条書きにしたので、参考にして,
- 文字フォント,色,サイズ,強調,斜体等の指定
- センタリング
- 箇条書き
- 表(罫線)
- 図,動画の挿入,サイズ調整
- 背景色,背景画の指定
- 他のファイル,場所,サイトへのリンク(他のファイル呼び出し)
- 音の指定