NetHack


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NetHackとはRPGと呼ばれるジャンルのゲームである。
ソースコードが公開されており、LinuxやDOS、Win32、Mac、Amiga、BeOSなど 様々なOSに移植されている。
その特徴は、毎回変化する迷宮、豊富なコマンド(蹴る、投げる、座る、読む、飲む、書く、祈る、水にひたす等など)、無数の種類の道具、非常に高い難度など様々であるが、特筆すべきは
過去の自分の死体が所持品などをそのままに敵となって登場する
電子メールを受信するとゲーム内に怪物(Mail Daemon)が登場して持参する
巻物や薬の変化、作成が可能である
などの他に類を見ないユニークなシステムにある。

ソースコード、コンパイル済バイナリ、スポイラー(ねたばらしつまり攻略法)は本家のこちら日本語版も存在する。
最新版(v3.3.x)では、乗馬、二刀流、魔法技能、倉庫番レベル、種族・職業・アイテムの追加などがあり、一層奥の深い仕上がりとなっている。

ここでは巷のスポイラーでは紹介されていないと思われるtipsを記す。


鉄球(heavy iron ball)
scroll of punishmentを読むと重い鉄球に繋がれてしまうが、十分な力があれば結構役に立つ。 敵に投げつけると大きなダメージが与えられるのは有名だが、広い場所で投げると自分が引きずられるという効果がある。
従って、敵から逃げる際に敵と反対方向に投げると1ターンで5歩位移動できたりする。

更に先日、鉄球の「投げて引っ張られる」効果を利用する方法を発見した。
荷物が多いとすり抜けられないところも、鉄球に引きずられると通過可能となる。 言葉では難しいので絵で書くと、こんな感じ(右上に鉄球を投げた)。

----|...         ----|@..
.....|--   ->    .....|--
...@.|           .....|  
とは言え、ノームの鉱山でつるはしを持ってない時くらいしか使わない技であろう。

缶詰作成道具
重いがかなり役に立つ道具。
Trollを封印できる事は下に述べたが、Dragon,Giant,Yetiなどの巨体モンスタを食べる際に(カサが減るので)窒息死を防ぐ事ができる。
ちなみに、ステータスアップや能力獲得もできるのでGiantが現れたら(大抵数匹単位で出て来るが)片端から缶詰にしよう。腐る心配も(殆ど)ないので戦闘後にゆっくり味わうのが通(....)。

鞄(bag)
バージョンによって3ないし4種類の袋が存在する。
1「背負い袋(sack)」…ただの袋。
2「bag of holding」…呪われていない場合は重量が軽くなる。
3「bag of tricks」…開けると噛みついたり怪物が出て来たりする。
4「防水袋」…良く知らない(たぶん水に落ちても薬や巻物が無事)
3は開けると判別可能。1は売価が$1〜と安いので判別可能。お勧めは2と1or4の「2つの鞄」を持ち歩く事である。
中盤以降になると持ち物を呪う怪物が多く出てくるが、2を呪われると重さのためにとたんに動けなくなる。また、物を出そうとする度に内容物が一部消失してしまう。
そのため、別の鞄にholy waterやscroll of remove curseをいれておき、呪われた際はこちらから出して解呪するとよい。

Troll
斬っても斬っても甦るのでうっとおしいのがTroll族であるが対処法は沢山ある。
1 ChestやLarge Boxに死体を入れてしまう(重いので力持ち向き)
2 死体を通路に置き、前後にElberethの印を刻む(Wizard向き)
3 ペットに食べさせる(一番簡単)
4 水中で殺す、もしくは死体を水中に投げる
5 死体を缶詰にする
自分で食べると再生能力が身に付くが、食料の消費が激しくなるので勧めない。


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