ユーザーの、ユーザーによる、ユーザーの為のTinysoft批評


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 え〜、このページの管理者、KAZ.Kから、「侍心臓」などどいう気色悪い当て字をされてしまった、サムライハートといいます。
 こっちとしては、「侍魂」若しくは「侍心」という当て字を考えていたんですがねぇ。(某ゲームが出た為に、「侍魂」はごみ箱行になりました。元々は某アニメの主題歌です。 )
 あ、そうそう。Internet上でこの名前を出すのは、ここだけです。他では別の名前でうろついてます。Niftyではサムライハートで通してますが。
 とりあえず、私の素性を非常に簡単に。KAZ.Kの先輩です。ただそれだけ。たいした経歴の持ち主でもないし、特に書くことはありません。もし知りたい人はメールください。
 4年前から彼のソフトを使ってますが、非常に軽く、小さいです。全ソースをアセンブラで書いているので、おそらく286やV30でも軽快でしょう。小さすぎて、大容量ディスクに入れると、逆にクラスタサイズが無駄になりそうで(笑)。何せ軒並み1〜3KB。メジャーものの中で一番でかいのがTPGPで187KB。いくら入れてもディスクの邪魔になりません。逆に小さすぎて、見失いかねません。
 では、これから、各ソフトに対する批評をしていきます。

  追記:ソフト名のところに、Windows95で動いた場合は「稼動可」と書いてあります。
 (NEC)とある所は、PC-98NXではなくPC-9800シリーズ用です。
 稼動可の物で機種名の書いていない物は、AT機でも大丈夫なはずです。



TCOPIER(Win95(NEC)稼動可)

 とりあえず、私が最高傑作だと思っていたソフトです。DOSメインのときはよく使ってました。
 このソフトは、画面に別のソフトで表示した16色画像をモノクロ変換し、ESC/Pプリンタに出力するソフトです。このソフトの前作であるCOPIERは手動で色の濃度指定をする必要がありました。これが面倒で。ちょっと指定失敗するとむちゃくちゃになるし、コマンドがやたらと長くなるし。
 Ver2.50から常駐パレット(Windowsから入った人は知らないでしょ。)を読み込み、自動で指定するようになりまして。これで自動的に奇麗な変換で印刷してくれるようになりました。
 ただねぇ、欠点が一つありまして。画像が表示されていると、暗い画像なら良いんですが、明るい画像を印刷しようとすると、コマンドラインが見えないんです。入力ミスしても、実行するまで分からないんです。どこが間違ってるかなんて、とてもとても。だから、バッチファイルを組んで使ってました。
 ローダーを内蔵すれば良いんでしょうけど、やらないでしょうね。ファイルサイズが大きくなっちゃうし、特定方式のファイルしか印刷できなくなるし。各種ファイル用のなんか、作る気ないでしょ。あのずぼらな作者が。
 あ、そういえば、Win95のDOSプロンプトでも動きました。奇跡だ。フルスクリーンモードじゃないと無理だけど。

[TCOPIERのサンプル]


TD(Win95稼動可)

 このソフトは、ディレクトリリストを表示するソフトです、、、って、そのまんま。
 これは、後述するTDIRとの統合計画があったらしいですが、中止になってます。さぁ、作者の身に何が起きたのかっ(不明)。
 とりあえず、秒単位まで表示してくれますが、ここまで表示する必要って、そんなに無いんですよね。作者も実験機だって認めてるし。あと、VFAT(Long Name。要は長いファイル名。)はまったく考慮されていません。本人が使ってないから、作る気はないでしょう。ほんと、あの作者は必要が無いと、とことん手を抜くから。ちなみに私は、最近はほとんど使ってません。Win95付属のDIRか、UNIXから移植されたlsばっかりです。
 最近というか、1〜2年前にふと気がついたのですが、TASMだかVorland Cだかに入っている、Turbo Debuggerとファイル名が同じだったような気がするのは、気のせいでしょうか・・・ 

[TDのサンプル]


TDIR(Win95稼動可)

 ディレクトリツリーを表示し、移動が出来るソフトです。現在うちでの稼働率No.1です。 他にも似たソフトは山ほどあるでしょうが、これほど軽快なソフトはまだ見たことがありません。表示色を変えられるのも特色のひとつ。DOS汎用なので、かってに学校のコンピュータに入れたりもしましたが、システムがWin3.1から95に変わったときに消されたようで・・・。
 有名なDOS用ファイラーのMIELとの連携で使うと便利です。ディスク容量が少ないときはどのファイルをどこに移すか覚えていられたのですが、こうも軒並みGBクラスのディスクが増えるとわけわからなくなるので、ディレクトリを見ながら移動が出来るのは非常に便利です。
 ただ、作者の悪い癖で、自分に必要が無いものは作らないので、VFATにはいつまでも対応してくれません。FAT32なんか恐くて試す気にもなりません。
 今時アセンブラでプログラム書く人も少ないし、第一あの自称茹で過ぎスパゲッティのソースを見たって本人以外誰も直せないのに。Cなんかで書いたら軽快さが失われるし。これを読んだ皆さんは、VFATに対応するように、督促のメールを送りましょう(笑)。
 後、直されている可能性もありますが、ドキュメントに誤植があります。さぁどこでしょう?

[TDIRのサンプル]


TATOKD/TFAKER

 TATOKDはDOS版ATOK8と連携し、ジャストウィンドウ以外の場所でも100文字入力を受け付けるようにするソフトです。珍しくCOMファイルじゃなくてEXEファイルなんですね。何故だろ。
 なかなか便利そうだと思って使ってみましたが、一言「使えねぇ〜」で終わりました。それは、私が非常に珍種のEPSON-DOSユーザーだったからでした。NECとEPSONでは、システム内部の作りが若干違ってたんですね。その違っているところを一生懸命たたいていたので、思いっきりゴミだらけでした、入力画面。暴走するし。
 そこで開発されたのがTFakerでした(ぢつは別の理由らしい・・・俺は知らん)。語源は知りません。これで確かにEp-DOS Ver6.2では動くようになりました。おそらくVer 5.0でも大丈夫でしょう。Win95では試せません。ADDDEV/DELDEVが使えないから。
 これで実証されたのですが、Tinysoftの作品が中でどんな危ないことをやっているか分からない、ある意味行儀の悪いソフトであることが分かりました。あ、ウィルスのような破壊活動は(多分)やらないのでご安心を。作者のところでも暴走はあってもディスク破壊はとりあえずなさそうなので。
 TATOKDとTFakerの統合計画がありますが、こちらは間違いなく統合されるでしょう。なにせこれ単体では動きませんから。
 それにしても、うちにはTATOKDとTFakerの、同一バージョン別アーカイブが2つづつあるのはなぜだろう?



TSAV(Win95(NEC)稼動可)

 今これの解説する必要ってあるのかな?DOS用常駐型スクリーンセーバーです。
 普通のスクリーンセーバーと違い、外部からの(キーボード・マウスなど)入力が無い場合に作動します。と、思ったら、Win95のスクリーンセーバーもそうでしたね。
 これも非常に軽いです。まずメモリ不足で実行できないなんてことはないでしょう。勝手に上位メモリにあがってくれるし、非常に行儀の良いソフトです。
 しかし、マニュアルにも書いてありましたが、ただ眺めるソフトのときにも消してくれちゃいます。たいていのゲームは画面出力のっとっているので消えないですが、たまに行儀の良いゲームの場合、デモシーンを眺めているときに消えてしまって、非常にむかつきます。しかも、音は出つづけるようで・・・
 そうそう、Win95のDOSプロンプトでも動きました。(今確かめた)



TMAZE

 迷路を勝手に作って、勝手に解く、らしいです。
 誰がこんなの使うんでしょう?まったく実用性の無い物を。作者も書いてますが、本当に勢いだけで作ってますね。考えるだけ時間の無駄です、使ってみてやってください。使ってみて奇麗だと思ったら、感想でも言ってやってください。この作者、他人の好意に飢えてます。
 そうそう、忘れてました。同じアーカイブに、TEXTMAZE.comというソフトも入ってます。迷路をTEXT文字で表示する物で、一応DOS汎用で動くそうですが、出力されるのが98罫線なので、AT機では多分見えません。どうしても使いたい場合は、自分でパッチを当てるしかないようです。また、これにはバグがあるそうです。修正版も出来ているそうですが、配布されていません。必要な人(そんな人いないって)は、自分で直すか、作者まで連絡してください。


[TMAZEのサンプル]

LINECG

 これこそ解説する必要ないなぁ。非常駐型スクリーンセーバーです。
 まぁ早い話、Win95に付属のラインアートに似た物です。モアレパターンって奴ですか。しかし、起源はこっちの方が古いでしょう。これよりもっと古い物もあちこちにありますが。これが起動中は、上記のTSAVが常駐していても画面が消えません。
 なかなか奇麗なのですが、非常駐型というのがどうも・・・。また、一番古い物らしいので、頭に「T」の字がついていません。作者も配布する気が無いようですし。開発が再開されたようなので、ひょっとしたらヴァージョンアップされるかもしれませんが、多分無いでしょう。


[LINECGのサンプル]

TCLK

 これもLINECGと同じ。解説の必要無し。非常駐型スクリーンセーバー。
 このソフトは、気合いを入れてテキスト画面にテキストで時計を表示させますが、非常に見づらいです。はっきり行って実用に耐えません。単なる遊びです。
 確か昔のはモノクロだったのに、いつのまにかカラーになってら。


[TCLKのサンプル]

TPGP

 PrettyGoodPrivacyの98移植版、らしいです。使ったこと無いから知りません。
 とりあえず暗号化しなきゃいけない物なんか無いので使う必要はないのですが、今度使ってみようかな。まぁ軽いのは間違いないでしょう。配布して良い物かどうか悩んでるようなので、一言助けてやると、おそらく年上を年上とも思わない、体育会には3日と居られない口調で返事してくるでしょう。この作者に敬語を使ってもらったことは(多分)一度もありません。


TBLOCK.inc

 アセンブラ(MASM)でのラベル定義や分岐命令の生成を勝手にやってくれるそうです。う〜ん、良く分からん。
 何度かアセンブラの勉強しようと思ったのになぁ、その度に忙しくなって、ほっぽりだしてたから。数々のソースを見てると(奇麗か奇麗でないかは無視して)なかなか便利そうではあるんですよね。ただ、今時アセンブラでしこしこプログラム書く人も余りいないでしょう。




 とりあえず今回はこの辺にしときます。後どれを書いて良いのか分かりませんから。既に開発計画の破棄された物書いても仕方が無いし、TeX用のツールなんかもありますけど、うちじゃ使えないから感想かけないし。
 なんか配布されでいるソフト少ないですよね。TATKDとTFakerだけなんて。しかも直接Vectorの方からリンク張ってあるし。そのソフトが使えるか使えないかなんてのはユーザーが決めることなんですから、どんどん配布すりゃ良いんですよ。だいだいTinysoftのユーザーが少なすぎるんだから、もっと多くの人に使ってもらって、意見をもらえばどこが悪いかはっきりしてくるのに。どうもKAZ.Kは臆病風に吹かれていかん。しまいには正体ばらすぞ!>KAZ.K
 
 これからどのくらいアップデートされるんですかねぇ。KAZ.Kもかなりずぼらですから、必要無いと動かないから。早くして欲しいんだけど。(多忙は言い訳にならず。履歴を見たら、試験中にリリースされたソフトがあるわあるわ。)
 なんか腕が非常にとんでもないことになってるようですね。俺には関係ない。変な薬でも使ったんじゃねーの?若しくは誰かからうらみ買ってて、呪われてるとか。
 ここにも書きますけど、MIELとTDIRの組み合わせは便利です。WINDOWSオンリーの人も、DOSが使えると結構便利ですから、この際勉強してみては?

 締めとして、

あまりにつまらないページばっかりだったら、裏ページの開発を再開するぞ


の言葉を、作者のKAZ.Kに贈ります。

文責 サムライハート(asax@alles.or.jp)

p.s. とりあえず、うちには一通りTinysoftのソフトがそろってますので、欲しい方はメールくだされば、*こっそり*さしあげます。作者に言うよりも多分早いです。(作者の自宅にはメール環境が無いし)二次配布禁止のもの以外なら大丈夫です。

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