たいへん/待たせて/ごめんなさい。(だったっけ?)

TATOKD Ver.2!

98のDOS版のATOK8について、普通のDOS上のエディタ上において、ジャストウィンドウ(JW)上でのATOK8と同等の操作性を実現するプログラムです。

• 一度に全角換算100文字まで変換できるようになります (通常のDOS上でのATOK8では30文字)。
• 変換中の字が画面の下端に達したら、自動的に画面をスクロールアップさせる事ができます。

つまり、JW上でのATOK8とほぼ同等のATOK8が、普通のDOS上のエディタで使えるようになります。

何が嬉しいか？

TATOKDを使うと、単に「一度にたくさん変換できる」というだけではなくて、次のようなメリットがあります。

• 自動変換がまともに使えるようになります。(一度に30文字しか変換できない状態では、いくら自動変換に設定しても、実際に自動変換が発動して確定が出る前に「30文字しか受け付けない」という制限に引っかかって文章が入力できなくなるため、殆ど実用にはならない)
• 変換中の字がファンクションキーの表示やシステムラインに飲み込まれて見えなくなるという事がおこらなくなるので、カーソルの位置を気にしながら入力する必要がなくなります。

これらはJW上では当然の機能ですが、TATOKDはそれを普通のDOS上で使えるようにします。あなたのお好みのテキストエディタの上で、本来のATOK8が使えるようになるわけです。例えば、諸々のテキストフォーマッタやT_EX等のための入力ファイルとして、日本語の文章をテキストファイルの形で作る必要があるなら、TATOKDが役に立ちます。

ダウンロード

TATOKD Ver.2.15a special: TATD215V.LZH [25KB]

正式版の TATOKD Ver.2 のダウンロード: Vector

Ver.2.1x 系の動作状況

TATOKD Ver.2.1x 系では内部処理が大幅に変わっており、旧版の抱えていた多くの不具合が改善されています。しかし一方で、旧版で動作していた環境でも別の不具合が生じる可能性は否定できません。他のエディタや環境で試された方は是非、動作状況をお知らせください。

MS-DOS 及び ATOK8本体:

• NEC MS-DOS 5.00A
• ATOK8 Ver.1.0 /R.1 (93/04/12, EMS)

エディタ: (角括弧内は必要なTATOKDオプション)

• MIFES (5.50?(99/02/19), MINI-2.31?(95/11/29))
• Elis [/w1]

キーボード・FEP関連のツール:

• 未調査

動作不良:

• SE3 (3.24) [画面表示不良; SE3側の問題と考えられるので未対処]

全ての組み合わせについて試されているわけではありませんので、あしからずご了承ください。

Ver.2.0x 系の動作確認 (保証に非ず)

MS-DOS 及び ATOK8本体:

• NEC MS-DOS 3.30D, 5.00A
• EPSON MS-DOS 6.20
• ATOK8 Ver.1.0 /R.1 (93/04/12, EMS)

エディタ と TATOKDのオプション:

• MIFES (5.50, 5.54, 5.50?(99/02/19), MINI-2.30, MINI-2.31, MINI-2.31?(95/11/29)) [オプション無]
• JED (1.80, 1.94) [/l1]
• RED++ (1.25) [/w1, 自動スクロールアップは不可能]
• SEDIT (1.03) [/u2 /w6, 自動スクロールアップは不可能]

キーボード・FEP関連のツール:

• MSKC (1.0A) [TATOKDより後でロードすること]

動作不良:

• EDIT (EPSON製DOS6.2添付) [起動中にハング?]
• SE3 (3.24) [画面表示不良; 暴走はしない]

全ての組み合わせについて試されているわけではありませんので、あしからずご了承ください。

n年前のよもやま話 (Ver.2.0x 系)

CONの取り扱いをATOK8自体のそれと同じにしようと試みたら、正月早々2077年6月17日午前8時46分に転移させられてしまいました(^_^;。どうやらデバイスリクエストのすり替えがうまくいっていないみたいで……困ったもんだ。まあ原因はともかく、まずは現代に帰還せねばならんってことで、気分的にテレホンJJYを使う事に。ところが何と、空間座標情報伝送装置(謎)の初期応答動作中に回復不能な障害が発生、転移失敗(:_;)。なぜだ〜。でも2回目で帰ってこれました。めでたしめでたし。。。というわけで、今回のTATOKDでのCONの取り扱いは、従来と殆ど同じです。あう。

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