【お知らせ】UIDE-66の32GBハードディスク容量制限を解除/またはSCSI互換にする
UIDE66EX
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MS-DOS(Win9xのMS-DOSモード起動)ではHIMEM.SYSのみ組み込まれた状態で使用してください。A20ラインdisableの状態では正常動作しません。また仮想86モード下、すなわちEMM386が組み込まれていると動作しません。
■ プログラムの概要
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アイオーデータ機器製のUIDE-66は、約32GB(正確には32255MB)までの 容量のハードディスクが使用できますが、それ以上の容量のハードディスク を繋ぐと、デバイススキャン時にハングアップしてしまいます。 本プログラムは、それ以上の大容量のハードディスクを使えるようにする ものです。UIDE-66のBIOS ROMデータをメモリ上に読み出し、容量制限に かかわる箇所だけを書き換え、フラッシュROMに書き戻します。したがって UIDE-66付属のBIOS書き込みソフトは必要ありません。
またSCSI変換で使っていたIDEドライブをUIDE-66に繋ぎたいという 用途も考慮して、4.3GB以上32GB未満のときにSCSI互換にするプログラム もあります。以前に公開していた「UIDESCSI」の上位互換性があります。
その他の付加機能として、「NoATboot機能」、「CHANPON-ZERO」にUIDE-66 を載せたときにきちんと認識されるようにする機能、PC-9821 RvII26、RsII26 でもUIDE-66が使用できるようになる機能も含まれています。
■ 使い方
供給されるファイルはDOS実行プログラムで、次の3種類があります。
(1) UIDE66EX.EXE UIDE互換、約32GB以上約127GBまでに拡張 (2) UIDE66SS.EXE SCSI互換、32GB以上は独自パラメータで拡張 (3) UIDE66SC.EXE SC-UPCI SCSI互換、32GBで打ち止め それぞれ「パラメータモード」に違いがあります。とりあえずよく わからないという人はSCSIなど使って来たわけでないでしょうから、 SCSIとの互換性を気にせず、UIDE66EX を選んでおけばよいでしょう。
まずUIDE-66を本体に装着して電源を入れます。UIDE-66には未だハードディスクを 繋いでおかないでください。プログラムは、必ずリアルモードのMS-DOS上で実行 します。EMM386のある環境(仮想86モード)では実行できません。 いずれかのプログラムをコマンドラインから実行してください。 UIDE-66の存在は自動で検索され、処理は自動的に進みます。
書き換えた後には、電源を切り、新しいハードディスクを繋いでください。 今まで98で使用していないか先頭のほうを消去してあるハードディスクを 繋ぐようにしてください。UIDEの起動時BIOSの機能で消去することができます。
今まで98で使用していたハードディスクを繋いだ場合は、パラメータモードが 変わってしまっていますので、認識・起動ができない可能性があります。 とくに、SCSI互換版に変更した場合は、当然ながら今までの32GBまでの IDEと異なるパラメータモードなので、全く認識できなくなります。
UIDE66EX の場合は、約32GB未満のハードディスクの場合は、今までと 同じように使用できます。約32GB以上のハードディスクの場合、いままで たとえばEXIDE32Gで使用していた場合などで、パラメータモードがPK-98 mistress9と互換の「16ヘッド、255セクタ」の場合はそのまま認識可能です。
しかしそれ以外のパラメータモードで使用していたディスクは、全消去してから 再フォーマットが必要となります。大熊猫氏SATA BIOSで使用していた場合は、 BigDrive対応ディスクのときに(※)パラメータモードが「255ヘッド:255セクタ」 となっていますので、領域の認識はできません。というわけで32GB以上に関しては 使えるもののフォーマット互換性はあまりよいとはいえないので注意してください。
※ UIDE-133/98のパラメータ決定アルゴリズムに発端があると言えるのですが…
■ 書き換え後の動作
本プログラムでは、容量上限やパラメータモード変更のほか、「NoATboot機能」 も付加されます。これは、UIDE-66よりスロット番号の大きなスロットに挿した ボードのPC/AT用BIOS不正実行を阻止する機能です。詳しくは、NoATboot関連 のコンテンツをお読みください。
UIDEデバイススキャン画面に先だって、まず先に画面右上隅のほうに、 「UIDE ・・・・」という表示がなされますので、書き換え版であることが わかるようになっています。
通常の場合は、さらに画面右上隅に NoATboot OK と表示されます。ただし 既に別のボードでNoATboot機能が作動しているとき、またはUIDE-66での NoATboot化に失敗した場合は、これが表示されず、代わりに短いbeep音が 鳴ります。
その他の付加機能として、CHANPON-ZEROにUIDE-66を載せたときのI/Oアドレス 適正化や、RvII26、RsII26でも使用できるようにレジスタ(PCIコマンドレジスタ のMWIビット)を変更する機能も含まれています。これらは特にメッセージ表示 されることはありません。デバイススキャン時にI/Oアドレスが連続的になって いることで確認できます。
■ パラメータ・モードについて
ハードディスク上の目的場所にアクセスする際には、 シリンダ、ヘッド、セクタ(以下まとめてCHSと略記)という名前で 区切られた番地のセットが用いられることがあります。これは古くから ある方式で、PC-98シリーズのDISK BIOSでもこれがディスクアドレッシング の基本となっています。
ところが1ヘッドが何セクタであるか、1シリンダが何ヘッドであるか というパラメータが、ディスクインターフェイスごとに、あるいは容量 ゾーンごとに異なっているという問題があります。そしてこれらの パラメータがフォーマット時と使用時とで異なっていると、OSの起動や ファイルシステムの認識ができなくなります。パーティションテーブルを 完全消去して、領域確保からやり直す必要があります。
(1) UIDE66EX を適用した場合
4351MB 未満 8ヘッド: 17セクタ 本体IDEと同じ 32255MB 未満 16ヘッド: 63セクタ 本体IDEと同じ (15ヘッドに設定されたHDDの場合15ヘッドになり、30239MB未満まで) 130558MB未満 16ヘッド:255セクタ それ以上のBigDriveを繋いでも打ち止めになります。(2) UIDE66SS を適用した場合4351MB 未満 8ヘッド: 17セクタ 本体IDEと同じ 8192MB 未満 8ヘッド: 32セクタ SCSIと同じ 32768MB 未満 8ヘッド:128セクタ SCSIと同じ 61440MB 未満 15ヘッド:128セクタ IFC-USP 1.2と同じ仕様 122400MB未満 15ヘッド:255セクタ 独自仕様(A2940PAT使用時と同じ) それ以上 ハングアップしますので接続しないでください(2) UIDE66SC を適用した場合4351MB 未満 8ヘッド: 17セクタ 本体IDEと同じ 8192MB 未満 8ヘッド: 32セクタ SCSIと同じ 32768MB 未満 8ヘッド:128セクタ SCSIと同じ それ以上 ハングアップはしませんが32767MBで打ち止めとなります■ 注意・補足事項
ROMの種類には豊富に対応していますが、対応しないROMであると いうメッセージが出て、選択肢が現れるような画面になった場合は、 [ESC]を押して使用を中止してください。正しくないものを選ぶとROMを 破壊する可能性がありますので、むやみに試さないでください。 なお、UIDE-66 の場合、Winbond W29EE512(または011)以外が使用され ていることはないと思われます。
元のBIOSに戻したいときは、UIDE-66のサポートディスクにあるオリジナル BIOSデータを romup.exeで書き込んでください。しかし本プログラムを再度 実行するだけでも元に戻すことはできます。ただし書き換えに使ったものと 同じプログラムを使用しなければなりません。バージョンが異なるプログラム の場合は元に戻せません。
UIDE66SCを適用し、SC-UPCIと互換モードで使用していると、32GB以降の 空きに見えるところをWindows2000のディスク管理で領域確保できてしまい そうになります。しかし絶対に領域確保を行なっていはいけません。
UIDE66SSを適用し、32GB以上のハードディスクを使う場合は、 Windows NT,2000 で認識できないことになります。Windows NT,2000 を 使用する可能性があるのならば、SC-UPCIと互換の UIDE66SCを適用して 32GB以内だけを使ってください。
非常に古い時代のハードディスク(おおむね2GB以下のもの)は UIDEに繋がないでください。正常に動かない可能性が高いですし、 速度的にみて繋ぐメリットもありません。
本プログラム内には、パターン照合のための数十バイトの情報を除き、 UIDE-66のオリジナルBIOSコードは含んでいません。読み出し、パッチあて、 書き込みを行なっているだけです。
絶対にオーバークロック状態では使用しないでください。BIOSデータが 化けて起動できなくなり、通常の方法では回復不能になる場合があります。
■ お約束
本プログラムはフリーソフトウェアですが、下記の条件を遵守または了承 していただける方に限り、自由に使用することができます。
[条件]
2006-5-15 まりも
- 不特定多数のダウンロードできる場所への転載は禁止とします。
- 本プログラムでパッチをあてたUIDE-66を配布することは、禁止とします。
- 本プログラムに関して、作者はバグ修正、改良などサポートの義務は 負わないものとします。
- 本プログラムを使用したことによる影響に関しては、作者はいっさいその 責任を負わないものとします。