●PC-98 FDローダアプリケーション
PC-9821(おそらくAp3/As3, Xe/Xs/Xp, Cx/Cb以降)やPC-9801BX3/BA3以降には、[ESC][HELP][8]の3つのキーを押しながら起動するとフロッピーディスクのプログラムを実行できる機能が備わっています。本来はフラッシュITF/BIOS書き換えのために用意された機能と思われますが、フロッピーディスクを読んで実行するだけの機能なので、何にでも応用は可能です。とくに、システムセットアップメニューのような、本体設定のためのプログラムの実行には有用と考えられます。OSも不要ですし、メモリチェックすら開始前に実行できるので、素早い設定が可能となります。[ESC][HELP][8]押し起動で動くアプリケーションソフトを、ここでは「FDローダアプリケーション」と呼ぶことにします。
2017-11-1 FD loaderの仕様について
なおFDローダが実行できるためには、一定の仕様を満たしたフロッピーでなければなりませんが、以下のツールではユーザがそれを意識することなく作成できるようになっています。
2022-6-18 FDloader仕様のFDメディア簡単作成ツール
MS-DOS COM形式で開発されたアプリケーションプログラムのモジュールをもとに、FDloader仕様のFDメディアを作成するツールです。FD作成までの手順を容易にする目的で作成されましたが、アプリケーション開発そのものは、DOSやIPLwareより難易度が高いです。
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2023-8-8 IDEドライブ容量縮小ツール
IDEドライブ容量縮小ツールとして知られる"ICC"相当の機能をFDloaderアプリケーションにしたものです。4.3GB上限の機種にそれを超える容量のIDEドライブを繋いだ状態でもハングアップせずに容量の縮小ができます。もとの容量に戻すことももちろん可能です。変更できる容量は、CHSパラメータの上限からの選択、または365MiBとなります。大容量過ぎるディスクドライブを繋いで起動できないような場合でも、FDloaderによる起動は可能なため、このツールでまず容量を縮小すればよいでしょう。
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2021-8-15 「IDE BIOSのCHSパラメータモードを設定するフロッピー」を作るプログラム
【注意】EXIDECB または EXIDE55X 2.00以上を適用, EXIDE仕様BIOS書き換え済み機専用
別のツールEXIDECBあるいはEXIDE55xなどを使用すると、PC-98のIDE HDDのCHSパラメータを変更することができます。パラメータと実際のフォーマットとが一致しなくなった場合、起動や認識ができなくなりますから、再設定する必要がありますが、DOS上のプログラムでは起動できないときに困りますので、何があろうとFDから起動できる本ツールが役に立ちます。このツールのフロッピーディスクさえ作っておけば、[ESC][HELP][8]のキーを押しながら電源投入(またはリセット)で起動しますので、通常のFD起動に至ることができない場合でも使用できます。
【注意】バージョン1.11までのものは、「システムセットアップメニュー」を実行するとモードの記憶データが「モード1」にされてしまう問題があります。旧バージョンのEXIDECBおよびEXIDE55X(1.00〜1.40)ために EXIDESW 1.11のリンク先を残しておきますが、早めに 2.00に移行し、EXIDESW2をお使いください。
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2022-4-9 ITF/BIOS ROMのチェックサム表示と保存ツール
ITF ROMが壊れると言うことはまずないと考えられますが、正常に起動しない98の故障原因を絞り込むためのツールです。ROMのデータ化けでなければハードウェアの故障でしょう。このツールではROMデータをフロッピーにまたは常用しないIDEハードディスクに保存します。
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2018-4-20 ITF/BIOS ROMの記憶データをリフレッシュするツール
フラッシュROMの記憶データには保持寿命があると言われています。データの蒸発に備えてROMのデータを読み出して書き出す「リフレッシュ」ツールです。PCIバスのあるデスクトップPC-9821シリーズ専用です。それ以前の機種やノート機では適用できません。【重要な注意】チェックサムの調整方式が異なる機種に適用した場合や、書き換え保護ジャンパpinがある機種で保護側に設定状態で適用した場合、再起不能になります。そうした危険のある破壊的ツールだということをご承知おきください。
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2017-11-24 「メモリスイッチのBOOT装置を設定するフロッピー」を作るプログラム
PC-98の「メモリスイッチ」にはBOOT装置の選択・設定記憶ができる場所がありますが、これを行うには、MS-DOSを起動し、それに含まれるSWITCHコマンドを実行する必要があり、さらにはシステムセットアップメニューで「ソフトウェアディップスイッチの」1箇所も設定しなければ記憶が保持されないなど、設定に手間がかかります。もしDOSを持っていない、あるいは既にBOOT装置が不適切な設定になっている、BOOT装置が「標準」の設定では起動障害が起こる環境を構築してしまった、といった理由でDOSのSWITCHコマンド実行が不可能ないしは面倒な場合、本ツールが役に立ちます。このツールのフロッピーディスクさえ作っておけば、OSの起動は不要ですし、設定も1手で済みます。これで作成したフロッピーは、[ESC][HELP][8]のキーを押しながら電源投入(またはリセット)で起動できます。
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2021-3-17 CバスSCSIボードのスイッチ設定表示ツール
PC-9801-55,-92上位互換のCバスSCSIボードのスイッチ(DIP、ジャンパなど)の設定を表示します。ほとんどの場合SW1,SW2は共通してDIPスイッチ、SW3, SW4はジャンパかスイッチ番号の異なるDIPスイッチとなっています。SCSIボードの割り込みとROMアドレスの設定が不適切で通常のFD起動に至らない場合でも、FDローダ機能のほうで使用できます。なおCバスSCSIボードはPCI搭載機ではリソース割り当てが正しくてもボードのBIOSが正しく動作しない(ないしは起動までに時間がかかる)ことが多いですから注意してください。このソフトウェアを使ってあえてPCI機で調査するとよいかもしれません。
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2018-4-20 PCI BIOS書き換えツール
PCIサブファンクション搭載のボードや、PC/AT互換機のブートROMが載ったボードをPC-9821 PCI搭載機で使用できるようにするツールです。PCI BIOSを書き換えることで実現します。【重要な注意】チェックサムの調整方式が異なる機種(もしあれば)に適用した場合は再起不能になります。そうした危険のある破壊的ツールだということをご承知おきください。
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2018-4-20 PC-9821RaU23救済のためのITF/BIOS書き換えツール
不遇の機種PC-9821RaU23を救う。
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2018-6-1 MATE-X/WタイプでCPUをK6に載せ替えた場合の不都合を是正するITF 書き換えツール
MATE-X/WタイプでCPUをK6に載せ替えた場合、HELPキー単独押しではシステムセットアップメニューが出なくなったり、起動音が短くなるなどの問題が出ます。それらを是正します。
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