HyperCard tribute

プログラムを作るときの心構え


 初心者の方は、プログラムをとても難しく考えてしまうと思います。そこでここでは、これからHyperCardを勉強していく上での私なりの「心構え」を紹介します。

1.覚えるのではなく理解する
2.今までのプログラムを流用する
3.全てを理解しようと思わない

「覚えるのではなく理解する」
 「命令を覚えなくてはプログラムは作れない」という風に、みなさんは考えてしまうと思います。しかし、実際はそうではありません。もちろん、命令を覚えていた方が早くプログラムを作ることができるのは確かですが、覚えていないからと言ってプログラムが作れないと言うわけではないのです。
 まず最初は、命令を覚えるのではなく、その利用方法を理解しましょう。あなたがすべき事は、自分がしたいことを頭の中で組み立てて、どの命令を使えばいいのかを考えればいいのです。その時、命令を覚えてなければ、今までに作ったプログラムを参考にしたり、HyperCardの参考書などを見ればよいだけのことです。

「今までのプログラムを流用する」
 プログラムは0から作っていく必要はありません。HyperCardは、ごく簡単に他のプログラムから自分のプログラムへの流用ができるようになってます。この特徴を最大限に活用しましょう。
 あなたが作ったプログラムは、あなたの大事な財産ですし、他の人が作られたプログラムも大事な財産です。他の人のプログラムを使うときは、著作権に注意する必要がありますが、あなたにとって大きな勉強となるでしょう。