HyperCard tribute
簡単もぐらたたき
ここでは、もぐらたたきを作ってみます。今回はできる限り、シンプルなものを目指しましたので、スクリプトも大変簡単なものになっています。 もぐらは0.1秒ごとにランダムに出たり入ったりします。制限時間30秒の間にできるだけ多くのもぐらを叩いて下さい。
画面構成
ボタン「スタート」のスクリプト このボタンをクリックするとゲームが始まります。
4行目では、harpsichord の音で始まりのサウンドを鳴らしています。 5行目ではサウンドが鳴りやむまでwaitしています。
現在の、ticks(Macintosh起動時点からの経過時間)を変数startTimeに代入します。この後、必要時にこのticksを取り出し、引き算をしてゲームスタート時からの経過時間を計算します。 ボタン「m1」〜「m10」のスクリプト(もぐらボタンのスクリプトです)
ハンドラ「idle」のスクリプト
3行目では、変数startTimeの値を調べることで、ゲーム中であるかどうかのチェックをしています。ゲーム中であれば、変数startTimeには値が入っています。 現在のticksから、スタート時のticksを引き算することで、スタート時からの経過時間を計算しています。その値を30(ゲームスタート時の秒数)から引くことで、ゲーム時間をカウントダウンさせることができます。 5〜10行目では、ゲーム終了時の処理をしています。変数startTimeにemptyを入れ、全てのもぐらを隠します。 11〜17行目では、ランダムでもぐらを出したり隠したりします。0.1秒ごとにこの処理を実行します。 このもぐらたたきはシンプルなものですが、もぐらたたきに必要な部分は全て備わっています。このもぐらたたきを発展させ、独自の演出や、ゲーム性を追加すればオリジナルのゲームがすぐに作れることと思いますので、是非挑戦してみて下さい。 |