This Page was Updated 98/03/08
メーリングリストもどきの動作をするプログラムです。 Perlでかかれているので、入手してください。 |
---|
Ver1.0 | 2.3KB | MayRingList 本体、簡単な解説、初期設定などが入っています |
使い方 | |
---|---|
動作環境の作成 | このプログラムは極めて限られた環境でのみ動作します。 まず、動作するために、メールアドレスが、必要です。 これは、メールの再配信元になります。 つぎに、メールのローカル配信環境。 .forwardファイルや/etc/aliasesファイルの記述によって配信ユーザーを 決定できるシステムがいります。 そして、プログラム本体を動かすためにPerlが インストールされていることが必要です。 そして、メールを送るプログラム。このプログラムでは、 sendmailを想定してプログラムしています。 |
プログラムの動作設定 | 動作環境を作ったときに作ったユーザーでログインします。 プログラムをダウンロードして解凍します。 tar zxfv MayRingList.1.0.tar.gz[ENTER] プログラムをカスタマイズします。 ホームディレクトリにMayRingListというフォルダーが出来ているはずなので、 その中の、mayringlist.plというファイルを編集します。
#!/usr/bin/perlPerlの場所を指定します # プログラムの場所 $BaseFolder="/home/mlist/MayRingList/";プログラムの置いてあるフォルダーを指定します # MailingListの名前 $ListName="MLIST";タイトルに付加されるヘッダーの部分です # MailingListのアドレス $ListAddress="mlist\@obsidian.ess.sci.osaka-u.ac.jp";いま作業しているユーザーのメールアドレスです # MailingListを貯める場所 $BackUpFolder="Stock/";プログラムを置いてある場所からの相対指定です # メンバーのアドレスファイル $MemberFile="Member.list";再配信するメンバーのメールアドレスが列挙されたテキストファイル # SendMail の 場所 $SendMail="/usr/sbin/sendmail";メール送信プログラムの位置を指定します |
配信の設定 |
メールが到着したときに、プログラムが起動されるようにします。 .forwardファイルの中に、 "|MayRingList/mayringlist.pl" と、プログラムの場所を記述してください。 (ダブルクォーテーションも) さて、次は配信者の決定です。 上で設定した、メンバーのファイルを編集します。 メールを再配信したいメンバーのメールアドレスをつらつらと 1行づつ列挙していくだけです。 |
どんなことが出来るの? | |
---|---|
セットされた、ユーザーにメールが届くと、決められたヘッダを subjectに追加して、用意してあるリストにあるメールアドレスすべてに 再配信をします。 |
どんなメリットが? | |
---|---|
複数の受取人のいるアドレス | ユーザーサポート窓口や、WebMasterのアドレスは、複数の人間が
受取人になっていることが多々あります。受取人は、そのまま
転送されてくるメールを受け取るのですが、普通こういった人は、
WebMasterだけとしてではなく個人や、別の管理者としてメールを受け取ったり
します。こんなとき、配信アドレスでメールを振り分けてくれるメーラーを
使用している人はいいのですが、そうでない人はいろんな目的のメールが
ひとつのメールボックスにあふれかえります。 この、MayRingListを使用して、タイトルにヘッダー を付加すればそれだけでメールボックスがわかりやすくなります。 また、ヘッダーでメールを振り分けてくれるメーラーにも有効になります。 |