女性専用&レディースデイ その1

 男だけの、女だけのグループや、それぞれどちらかのみを対象にした店、サービス、商売なんてのもよくあります。また、それ以外でも男湯、女湯のように、はっきり区別したものもあります。もちろん、これは男女平等がどうこうというのとは別問題の、ごく当たり前の男女の区別であったり、男女それぞれの需要に応じて分業しているだけの話だと思っています。(この辺をどう感じるかは人それぞれですけれど)

 ですが、最近個人的に結構気になってしまうのが、結構目に付く女性専用!とか、○○はレディースデー! という表示。特に気になるのはレディースデーとか、女性優遇!(わかりやすいところでは、パチンコ屋の甘め設定の女性専用台。って、僕はパチンコしませんが(^^;))とか謳ってるところ。そういうところで、メンズデーのようなものはまず見たことがないんですよ(あってもごく少数?)。こういう所って、基本的に男女の区別なく共通のサービスを提供してるはずなのに、なぜ女性だけ優遇する? 女性だけ割引の日があったりするの? という疑問と不満は尽きません。

 昔はギャンブル系をはじめとした一部の業種では、客の大半が男性であったこともあり、女性も客層に取り込もうというとしているのは分かります。それ以外でも、一般的に見て女性の方が需要も消費も多そうな業種があったりするし、「優遇」をアピールして女性層を引きこもうと思うのは不思議ではありません。でも、だからって、女性だけ優遇というのは一種の差別じゃないのか? と思えて仕方ないのです。そういったサービス提供側は、そういった事実をどうとらえてるんでしょう? また、男性客に対して不遇を感じさせる、顧客満足に反した行為をどう考えてるんでしょうか?

 レディースデーを設けるなら、メンズデーも設けてバランスを取る位の心構えが欲しいものです。仮にメンズデーの効果がレディースデー程集客面で効果的でないように見えても、顧客満足を満たしそれにふさわしい信頼感を得られるならその方がいいように思えるんですけれど。僕なら、そういうサービス業の方を支持します。皆さんはどうお考えでしょう?

 不当な扱いには不当だと、一般市民側からしっかりアピールしていかないと、色んな不満がただ溜まるだけだと思うので、こんなHPの隅ではありますがはっきり書かせていただきました。

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