Polar 2001
●極軸望遠鏡を使った極軸合わせを強力にサポート!
●北天・南天での極軸合わせに対応!
●リアルタイム表示をはじめ日時指定表示、同一ウィンドウに複数日時分の計算結果を表示できる連続計算表示を実現
●印刷に対応、海外遠征などでも計算結果を印刷して利用できます。
●10等までの恒星を表示、星座線・恒星名を表示可能!
●高精度な極軸合わせをバックアップ・補助スケールを採用!
●歳差補正・恒星の固有運動・大気差補正・極軸望遠鏡偏心誤差を補正!高精度でかつ敏速な極軸合わせが行なえます。
●高度なユーザインターフェースとカスタマイズ機能! |
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Polar 2001
は赤道儀に内蔵されている極軸望遠鏡を使った極軸合わせを支援するソフトウェアです。
北天だけではなく南天での極軸合わせにも対応。歳差補正・恒星の固有運動はもちろん、大気差の補正、極軸望遠鏡の組み込み誤差による偏心誤差の補正なども行なえます。
高精度でかつ敏速に極軸合わせを行なうための必須アイテムとして、ぜひPolar
2001 をご活用ください。
なお、Polar 2001
で新しい観測地を登録したり、編集するためには、観測地情報ファイル編集・管理ソフトウェア「Observatory
Explorer」 Vsersion 1.1以上が別途、必要です。このソフトウェアは、一部の機能(他のアプリケーションから観測地情報をインポート/エクスポートできるファイルコンバート機能と、全世界をおよそ2kmの分解能でブラウズ、標高データを取得できる、詳細な世界地図表示機能)に試用期間が存在しますが、その他の標準機能は試用期間制限なしで利用できます。
ダウンロード先はこちらを参照してください。
現在、Polar 2001 が対応している赤道儀種別は以下の通りです。
- タカハシ・P2-Z
- タカハシ・90S
- タカハシ・EM1
- タカハシ・EM1S
- タカハシ・EM2S
- タカハシ・EM10
- タカハシ・EM100
- タカハシ・EM200
- タカハシ・NJP
- ビクセン・アトラクス
- ビクセン・Newアトラクス(J2000.0スケール)
- ビクセン・GP(1990年/J2000.0スケール)
- ビクセン・GP・D(1990年/J2000.0スケール)
- ビクセンSP
- ビクセンSP・DX
- ケンコースカイメモR
- ケンコーNESマウント
- ケンコーβ−プラズマ・エクストラマウント
- 宇治天体精機スカイマックスV
- 宇治天体精機スカイマックスW
- 宇治天体精機スカイマックスX
- 三鷹光器/GN−170
- 三鷹光器/GN−22
- LosmandyZ(国際光器)
- NGT-12(国際光器)
- NGT-18(国際光器)
- ペンタックスMS3N
- ペンタックスMS4
- ペンタックスMS5
- ペンタックスMS55i
現在、Polar 2001 が対応していない赤道儀でも、ActiveXテクノロジを利用したコンポーネントシステムで、新しい赤道儀を追加可能です。対応してほしい赤道儀をぜひリクエストください。(現在リクエストの受付は終了しました。)
- 高度なカスタマイズ機能
Polar 2001
はあなたの好みに応じてユーザインターフェースをカスタマイズすることができます。
ツールバーのスタイルは、ドッキング可能なフラットバー・スタイルと、Windows
のExplorer や Internet Explorer
が採用しているエクスプローラ・スタイルをお好みに応じて切り替えることができます。
ツールバーのボタンサイズや、ボタン名を表記するかどうかなども、自由に選択できます。
インフォメーションバーバーとよばれる、観測地情報の各データ項目を編集するバーをはじめ、各ツールバーはそれぞれ個々に表示・非表示を切り替えることができます。
表示に使われる、色やフォントを自由にカスタマイズすることができます。
- 洗練された操作体系
パソコンから離れた状態でも、現時刻、恒星時、指針となる恒星の時角、大気差などの状態が一目でわかる、インフォメーションバーを採用。スケールパターンウィンドウも、極軸望遠鏡視野円の全体表示から、拡大表示まで切り替えできるなど、遠征先での使いやすさを重点に設計されています。
[よく行く観測地メニュー]、[最近行った観測地メニュー]などの採用で、ワンクリックで観測地の変更が行なえます。
恒星ラベルや、星座線、天の南極での極軸合わせの目安となる、はちぶんぎ座の台形線の表示なども行なえます。10等までの恒星が表示可能ですので、双眼鏡などで、はちぶんぎ座の台形を確認したい場合などにも活用できます。
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- 大気差・極軸望遠鏡偏心誤差補正など、より精密な極軸合わせが可能
日本国内でも天の北極付近の大気差は、1分程度あり、これは1年間の歳差補正量を上回る値です。もちろんこれは国内での値で、低緯度地方での影響はなおさら大きな値になります。Polar
2001は、大気差補正をはじめ、極軸望遠鏡の組み込み誤差による偏心誤差量の補正も行なえます。設定はウィザード方式を利用した、簡単でわかりやすい方法を採用しています。高精度でかつ敏速に極軸合わせを行なうための必須アイテムとして、ぜひPolar
2001 をご活用ください。
- 印刷に対応
海外遠征や、パソコンを持ち込むのが難しい環境に対応するために、印刷機能をご用意しました。
リアルタイム表示のほかにも、日時指定表示、同一ウィンドウに複数日時分の計算結果を表示できる連続計算表示を実装しています。遠征前にこれらの計算結果をプリントアウトするだけで、パソコンがなくても
Polar 2001の機能をご利用になれます。
- その他の特徴
○サマータイムに完全対応
○ナイトビジョンに対応
○ActiveXテクノロジを利用したコンポーネントシステムで、新しい赤道儀コンポーネントを追加したい場合でも、本体を差控える必要はなく、コンポーネント単体を追加するだけで可能
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動作環境
OS
Microsoft Windows 98 日本語版
Microsoft Windows 95 日本語版
Microsoft Windows Me
日本語版(問題なく動作していますが、念のため現在すべての項目について動作確認を行っています。一部のPCで印刷プレビューが行えないという不具合が報告されています。)
Microsoft Windows NT4.0 日本語版
Microsoft Windows 2000
日本語版(問題なく動作していますが、念のため現在すべての項目について動作確認を行っています。)
(Internet Explorer バージョン4以上要)
(Windows 95 は DCOM95 バージョン1.3以上要)
(Windows 98 は DCOM98 バージョン1.3以上要)
(Windows NT4.0 はSP4 以上要)
ディスプレイ
256色以上
800×600ピクセル以上
動作確認
Gateway2000改 MMX Pentiumu 200MHz、RAM114MB、Microsoft Windows
98 日本語版 + Internet Explorer 5.0、Microsoft Windows NT4.0 日本語版 + SP5 +
Internet Explorer 5.0
- 動作確認プリンタ
EPSON PM-670C
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インストール
インストール
はじめてアプリケーションをインストールする場合には、本アプリケーションをインストールする前に、「星空GALLERYオリジナルソフトウェア共通システムファイル」をインストールしてください。
なお、インストーラにより再起動が要求された場合は、必ず再起動後に本アプリケーションのインストールを行なってください。
インストールは、ダウンロードした、.exe
形式のファイルをエクスプローラなどから起動することで行なえます。
インストーラが起動したら、ガイドに従ってインストール作業を進めてください。
差分インストール注意
差分インストールは必ず、そのソフトウェアが動作している環境でお使いください。また、必ず古いバージョンがインストールされているフォルダに上書きインストールしてください。
インストールに失敗する場合
インストール中に「転送エラー:-119」が発生しインストールに失敗することがあります。これは、以下の原因によるものです。
○DCOM のバージョンが古い
DCOM95/98のVersion1.3(1999年5月20日リリース)以降がアプリケーションの実行に必要です。それ以前のバージョンではインストールに失敗することが確認されています。
Windows95をインストールした時点では DCOM
はインストールされていません。DCOM95のVersion1.3以降をインストール後に再インストール
を行なってください。
Windows98をインストールした時点でのDCOM
のバージョンではインストールに失敗します。DCOM98のVersion1.3以降をインストール後に再インストールを行なってください。
○システム共有ファイルがロック(使用中)されている
インストールをはじめる前に、必ず常駐しているものを含めた、すべてのアプリケーションを終了した状態でインストールを行なってください。
特にMFC42.DLL、MSVCRT.DLLのバージョン4.2.xx.xx版がシステムに存在する場合で、両ファイルがロックされていると、インストールに失敗します。これは、マイクロソフトが配布する両ファイルの互換性の問題です。
○ディスクの空き容量不足
インストール先とシステムテンポラリフォルダに充分なディスクの空き容量がない場合インストールに失敗することがあります。ディスクの空き容量を確保した上で再インストールを行なってください。
○その他の要因
必要なコンポーネントがシステムにインストールされていない場合もインストールに失敗したり、実行に失敗する場合があります。必要なコンポーネントは以下のサイトから無償でダウンロードできます。
また、Internet Explorer と DCOM95/98 の最新版は、本ソフトウェアのCD-ROM版に収録されています。CD-ROM版の入手方法については、星空GALLERYホームページをご覧ください。
○Internet Explorer、Windows NT4.0 SP
http://www.microsoft.com/japan/ms.htm
○DCOM95、DCOM98
http://www.microsoft.com/japan/com/comdownload.htm
○星空GALLEYホームページ
http://plaza2.mbn.or.jp/~tsukasa/
アンインストール
コントロールパネルのアプリケーションの追加と削除で、Polar
2001 を選択してください。
選択された状態で「追加と削除」をクリックすると、アンインストーラーが起動します。アンインストーラが起動したら、ガイドに従ってアンインストール作業を進めてください。
注意
動作環境をよくご確認のうえ、インストール作業を行なってください。
拡張子が .pol、.dst、.obs、.dat
などのデータファイルはバイナリファイルです。テキストエディタなどでは編集できません。テキストエディタなどで開いて、編集後、保存すると内容が破壊され、Polar
2001 は正常な動作が行なえなくなります。
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シェアウェア登録方法
シェアウェア定義(Polar 2001 における)
一般的な概念とは少々異なるかもしれませんが、 Polar
2001
におけるシェアウェアとは、「決められた一定期間の試用は無料で自由に利用できるが、それを超える使用には登録(ライセンス取得)が必要」と定義されます。
Polar 2001
の試用期間はお使いのコンピュータにインストールした日時から1週間とします。
試用期間中は Polar 2001 のすべての機能をご試用になれます。
ただし試用期間を超えるご使用には、ライセンス取得(登録)が必要となります。
試用を中止する場合は、Polar 2001
をお使いのコンピュータからアンインストールしてください。
シェアウェア登録方法
O登録料金は1ライセンスあたり¥4,000です。ただし、前バージョンである「Polar
for Windows 95」のライセンスをお持ちの方は、1ライセンスあたり¥2,500とします。
複雑なアプリケーションでは年単位の制作日数と、多くの制作コスト(コンバイラ、資料購入、通信費など)がかかります。どうか、よろしくお願いいたします。
送金手段は、以下の手段がご利用になれます。詳しくは、Polar
2001のヘルプファイルをご覧ください。
○NIFTY Serve 送金代行サービス
○ベクター・シェアレジ
○銀行振込・現金書留
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バージョンアップ履歴
2000-02-01 Version2.1.1.1.
・ペンタックッスMS55i/MS5/MSS4/MS3Nに対応
・タカハシ90S/EM1/EM1S/EM2S/EM100に対応
・極軸偏心誤差量補正機能に関する情報の更新
1999-10-15 Version2.1.0.1.
・ナイトビジョンモードを追加
・恒星表示のコントラスト調整機能を追加
・恒星表示のコントラストを「標準/強調」にワンタッチで変更できる機能を追加
・タイトルバー上で右クリックした場合システムメニューが表示されるように動作を変更
・極軸望遠鏡偏心量設定ウィザードのサイズを操作しやすいサイズに拡張
・アクセラレータと、ショートカットキーを全体的に見直し、改善
・Observatory Explorer から観測地をPolar2001ウィンドウ上にドロップできる機能を追加
・Observatory Explorer でクリップボードにコピーした観測地をPolar2001で貼り付けできる機能を追加
・Observatory Explorer との通信プロトコルを大幅に最適化(Observatory
Explorer Version 1.1.x.x
が必須となります。共にバージョンアップください。)
・Polar2001ウィンドウにPolar2001設定ファイル以外のファイルをドロップすると、落ちるバグを修正
・その他、細かい機能改善およびバグフィクス
1999-09-12 Version2.0.2.1.
ビクセンGP/GPD(1990年スケール)、ビクセンSP/SP・DX、タカハシEM200に対応
1999-09-08 Version2.0.1.1.
・ビクセンGP/GPD/Newアトラクスに対応
・歳差補正計算に関するバグを修正
1999-08-18 Version2.0.0.1.
・すべてリニューアル、Version 2 として新規リリース
1997-02-05 Version1.2.3.0.
・大気差による補正を画面に表示する際の計算ミス(バグ)を修正
・大気差補正計算のファクターに現在の気温、大気圧を追加
1997-01-12 Version1.2.2.2.
・アクセラレータ・キーに関する修正
・NJPのパターンで、補助スケールを表示しない場合に、極軸望遠鏡パターンの目盛の一部が表示されない、バグを修正
1996-12-24 Version1.2.2.1.
・インストーラを追加、Windows95のアプリケーションの追加と削除に対応
1996-12-22 Version1.2.1.1.
・観測地情報設定ダイアログに新規作成ボタンを追加
1996-12-21 Version1.2.0.1.
・NiftyServeの送金代行サービスに対応
1996-12-20 Version1.2.0.0
.・観測地情報をファイル単位で追加できる機能を追加
1996-12-16 Version1.1.0.0.
・観測地情報の緯度、経度の表示・編集フォーマットを、度の小数点表記からxxx゜xx‘xx“に変更
1996-12-14 Version1.0.0.0.
・新規リリース
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サポート
Polar 2001
に関するご意見、ご要望、お問い合わせは E-mail および 星空GALLERY
ホームページ・掲示板で受け付けます。
ご遠慮なくどしどしご連絡ください。
また、バグを見つけたときは、 Polar 2001
の今後のために、バグの報告をお願いいたします。
バグ報告のさいには、詳しい状況と、ご使用の環境、また主要ファイルのバージョン情報をお知らせください。主要ファイルのバージョン情報は、[バージョン情報ダイアログ]から、テキスト形式でクリップボードにコピーすることができます。
現在、Polar 2001 が対応していない赤道儀でも、ActiveXテクノロジを利用したコンポーネントシステムで、新しい赤道儀を追加可能です。対応してほしい赤道儀をぜひリクエストください。(現在リクエストの受付は終了しました。)
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著作権
Polar 2001 に関するすべての著作権は榎本 司に帰属します。
注意事項
Polar 2001
のソフトウェアまたはドキュメントを賃貸、貸与、譲渡または再使用許諾はこれを禁止します。
Polar 2001 の表示画面、印刷物、その他 Polar 2001
で使用されている各種データの無許可での二次使用は堅く禁止します。
プログラムを変更、翻訳、リバースエンジニア、逆コンパイルまたは逆アセンブルすることは禁止します。
免責
著作権者は、 Polar 2001
のソフトウェアおよびドキュメントの使用で発生した損害等(撮影等の失敗や、お使いのコンピュータでの障害等) の、一切の保証を、明示/黙示を問わず、一切負いません。
Polar 2001
を使用する際は、ご自分の撮影システムでテストのうえ、ご使用くださるよう、お願いいたします。
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謝辞
環境の違いによる動作確認などで、ご協力いただいた、神奈川県の清水邦敏氏、Nifty
FSAPCE スタッフのJUSTIN氏、極軸望遠鏡のスケールに関する情報を提供いただいた、京都市の畑浩一氏、豊田市の石橋直樹氏、タカハシ製作所、ペンタックス、ケンコー、ビクセン、またその他多くの方々にこの場を借りてお礼申し上げます。 |
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