Last Updated: 2001-09-01

Meadow 1.14

キー操作

C-x r k
kill-rectangle 矩形削除
M-SPC で始点を指定して、カーソルを終点に動かしてから C-x r k で箱型に削除
C-x r y
yank-rectangle 矩形貼り付け
C-x r t
string-rectangle 矩形を文字列と置き換え
●文字列挿入ができます。M-SPC のあと、カーソルを横には動かさず、縦にだけ動かす。そのあとでこれをすればよい。

C-M-%
query-replace-regexp [RET] REGEXP [RET] NEWSTRING [RET]
正規表現による置換
Ctrlを押したまま、[を押して離して、Shiftを押したまま5を押す
●このコマンドの便利な使いかたとして、各行の先頭に文字を挿入する方法を紹介します。( C-x r t でもできますけど...)
C-M-x としてから、 ^[RET]とします。その次に挿入したい語句を、たとえば、「私> 」と挿入したいならば、私> [RET] とします。すると候補の場所を色反転して表示します。 y を押すと一行づつ置換していきます( n を押すとその行は置換せずに次の候補に移ります)。ファイル末行まで一気に置換したいなら、 ! を押します。
●C++スタイルのコメントを全部削除するには、正規表現で「//.*$」と指定すればいいです。
C-x ESC ESC
Redo
さっき入力した検索コマンドをもう一度実行する
Ctrlを押したまま、xを押して離して [を押して離して [を押す
C-SPC ... C-xC-u
upcase-region
リージョン内のアルファベット小文字を大文字にする
Ctrlを押しながらSPCを押して両方離す、これでリージョンの始まりを指定した。カーソルをリージョンの終わりにしたい地点まで動かしたあと、Ctrlを押したまま、xを押して離して、uを押す
逆に大文字を小文字にするのは、downcase-region (C-xC-l)です
M-/
completion
単語を現バッファ(他のバッファも)から推測して補完してくれる
ESCを押して離して / を押す あるいは
Ctrlを押したまま [ を押して、両方のキーを離して、/ を押す
●これはすごく便利です。M-/ だと押しにくいので (ESCを押して離して / を押すとかの2ストロークかかる入力方法だと不便です。Alt-/ とすれば1ストロークですけど)、C-q に割り当てました。Emacs19だと、同じバッファにある単語だけから補完してましたけど、Emacs20だとほかのバッファからも補完してくれます。この機能なしには長い変数、英単語は打ちこみたくない気分になります。jvimにも同じ機能があるようです。
C-x [RET] c
universal-coding-system-argument
直後のコマンドの文字コードを指定する
直後に、C-xC-f すれば、その文字コードでファイルを読みこむ。または、直後に C-xC-w すれば、ファイルをその文字コードで書き込む。
C-x [RET] f
set-buffer-file-coding-system
現バッファの 文字コードを指定する。euc-japan-unixとか、shift_jis-dosとか iso-2022-jp-unixとかに変換する
●このコマンドはわたしはよく使います
M-p
previous-history-element
前の同じコマンドを入力したときの 引き数履歴を呼ぶ。たとえば、M-x i で Insert File: と聞かれるが、そのとき M-pとすると以前 Insert Fileしたときの引き数にしたファイルが表示される。(直前に /bin/rmfiles.txt と入力していたなら、それが出てくる)
diredモードで s
sort
最終更新時刻の現在に近いほうを上にするか、ファイル名のアルファベット順で並べるか、を切り換える。diredモードにおけるほかの操作は、diredモードで h すればでてきます
M-y
yank-pop
C-yでyank(ペースト)した直後にこのM-yをすると、yankした文字列が、それより以前にクリップボードに取り入れていた文字列(履歴)に変わる。
M-x tabify / untabify
tabify / untabify
リージョン内の空白を可能なかぎりtabに変える / tabを空白に変える
M-C-\
indent-region
リージョン内の各行をインデントする
M-x customize-face
各 face の色とか bold,italic属性などの表示を変更できる。(default: all) で enter。
[Show] の上で enter押して、色の名の上で enter。色の名は、メニューバーの [Edit - Text Properties - Display Colors] で分かる。いくつか変更したら、上のほうの [Set for Current Session] の上で enter。elispファイルや htmlなどを見てみよう。よければ、[Save for Future Session] の上で enterすれば、~/.emacs に記録される。

タイムスタンプの自動挿入

$HOME/.emacs に
        (add-hook 'write-file-hooks 'time-stamp)
と付け加えると、ファイルを保存するときに 自動的に最終更新時刻を挿入/置換してくれます。 デフォルトでは、ファイルの先頭から 8行以内に
        Time-stamp: <>
        Time-stamp: " "
という文字列があれば、記号の中にタイムスタンプを挿入します。

M-x help-for-help a time-stamp とするとその情報が得られます。 自動挿入をうながす文字列を変更するには、`time-stamp-line-limit', `time-stamp-start', `time-stamp-end' という変数の値を変えればいいのですが。 この 3つの変数の値は変えるな、変えると他の人のファイルと互換がとれなくなるよ、と変数の説明に書いてあります。

挿入される時刻のフォーマットは、'time-stamp-format' で変更可能。 たとえば

        (setq time-stamp-format "%3b %02d %:y")
とすると、Jun 19 2001 という日付だけで時刻のないフォーマットにすることもできます。説明は M-x help-for-help v time-stamp-format で見れます。

フォント設定の方法

TrueTypeフォントの設定は、 *scratch* バッファで、
(w32-query-get-logfont)
として、閉じカッコの直後にカーソルを置き、Ctrl+J とする。 Windowsのフォント選択ダイアログが出てくる。選ぶと、
(w32-logfont "東風明朝" 0 -13 400 0 nil nil nil 128 1 3 1)
などと出てくるので、 Meadowの初期化ファイル ( ~/.emacs など) に書きこむ。

;;フォントセットを作る
(create-fontset-from-request
  "kochi"
  '((width . 8)
    (height . 16)
    (fixed . t) ;;フォントは固定幅
    (italic . nil))
  '((family . "Lucida Console")
    (family . "東風明朝")))

;;表示に使われるフォントを指定する
(setq default-frame-alist
     (append (list
	       '(font . "kochi"))
	      default-frame-alist))
するとこんな感じになる。

参考:
東風明朝 TrueTypeFont 配布場所

SKK 10.56

SKKは かな漢字変換システムの一種です。Windowsの場合、MS-IMEとかATOKがありますが、そういったものと同じ役目を果たします。ただし、SKKはEmacsの中だけで使えます。コピー&ペーストすれば ほかのアプリにも日本語を貼りつけできます。

わたしの個人辞書ファイルの一部です。Windows98、FreeBSD、LinuxのEmacsで同じものを使っています。マシンごとに別々に辞書を鍛えていると時々個人辞書をマージ(併合、まぜること)する必要がありますが、skktools に含まれているツールで簡単にマージできます。
    おきかe /置き換/[え/置き換/]/
    おさe /抑/[え/抑/]/
    えらb /選/[べ/選/]/[ぶ/選/]/[び/選/]/[ば/選/]/
    おおk /大/多/[き/大/]/[く/多/]/[か/多/]/[い/多/]/
    くわe /加/[え/加/]/
    つづr /綴/[り/綴/]/
    さi /裂/咲/[い/裂/咲/]/
    かk /書/欠/描/掛/[き/書/欠/]/[け/書/欠/掛/]/[こ/書/]/[か/書/]/[く/書/描/欠/]/
    あつかi /扱/[い/扱/]/
    はt /果/貼/張/[って/貼/張/]/[た/果/]/
    みr /見/観/[る/見/観/]/[れ/見/]/[ら/見/]/
    みt /見/満/観/[て/見/]/[つ/見/]/[た/見/満/観/]/[と/見/]/
    へt /減/[って/減/]/[った/減/]/
    ちがu /違/[う/違/]/
    みm /見/[ま/見/]/
    おもt /思/[った/思/]/[って/思/]/
    はやi /早/[い/早/]/
    つかt /使/[って/使/]/[った/使/]/
    つかw /使/補/[わ/使/]/[な/使/]/[ま/補/]/
    つかi /使/[い/使/]/
    ばk /化/[け/化/]/
    かざt /飾/[って/飾/]/
    かざr /飾/[り/飾/]/[る/飾/]/
    よm /読/[み/読/]/[む/読/]/[め/読/]/[ま/読/]/[も/読/]/
    かんj /感/[じ/感/]/
    かならz /必/[ず/必/]/




    しかた /仕方/
    こもじ /小文字/
    おおもじ /大文字/
    しゅどう /手動/主導/
    がい /害/街/外/
    system /システム/
    control /コントロール/
    property /プロパティ/
    computer /コンピュータ/
    my /マイ/
    いってん /一点/
    login /ログイン/
    けんあん /懸案/
    bar /バー/
    animation /アニメーション/
    こうか /効果/高価/高架/硬貨/
    click /クリック/
    star /スター/★/
    bat /バッチ/
    manual /マニュアル/
    copy /コピー/
    floppy /フロッピー/
    archive /アーカイブ/
    dir /ディレクトリ/directory/
    るい /類/
    みぎがわ /右側/
    かたほう /片方/
    home /ホーム/
    わ /話/輪/和/
    ほうそう /放送/包装/
    さいほうそう /再放送/
    かいめ /回目/回め/

英単語の綴りそのままで変換できます。'/'のあと、'file'と打ちこんで「ファイル」に変換できます(初回は自分で登録するわけだけど)。fairuと打ちこむ必要はない(打ちこんでも別にいいですけど)。accessで「アクセス」と変換できます。しかも、accessという文字全部打ちこむ必要さえなくて、acc[TAB]とすれば残りの文字が補完されてaccessと表示されます(されないときは、[TAB]を何回か押せばよし)。そこで[SPC]を押せば日本語候補がでてくるわけですが、[SPC]の代わりに[Ctrl+J]を押せば英単語のまま確定します。

(setq skk-auto-okuri-process t) ;;\"▽あつかう\"で 送り仮名つけた"扱う"を出力
これを指定すると、送り仮名がどこから始まるかよく分からないとき、送り仮名も含めて変換すればSKKのほうが辞書ファイルと照らし合わせて送り仮名をつけてくれる。
「あとから変換」もできるようになります。ひらがなで書いておいた文をあとから変換できます。「かけない」をあとから変換するとき、「か」の前にカーソルを持ってきて Ctrl+Qを押す。「い」の後ろにカーソルを持ってきて[SPC]を押す。「書けない」という候補がでてくるはずです。

(setq skk-henkan-okuri-strictly t) ;;\"▽おお*く\" 変換で\"大く\" を出力しない
これを指定すると最初はやたら登録しなくてはなりませんが、変換まちがいが減るので結構よいです。

skk-ascii-regionという機能を呼ぶと、全角英数字を半角英数字に修正することができます。skk-zenkaku-regionとするとその逆ができます(skk-zenkaku-regionで半角カタカナを全角にできないのは残念)。

まちがえた変換候補を登録してしまったときは、もう一度その変換を再現してまちがった候補がでたときに X (shift+x)を押せば消すかどうかきいてくるので、yesと答えればいい。(あとから .skk-jisyoをテキストエディタで開いて、まちがい候補を消してしまってもいいけどね)

Link
SKK OpenLab
SKK 10.xx ダウンロード
SKK 9.6 ダウンロード

Mew

操作法

M-x mewで起動してメール取得(C-u M-x mewでメール取得せず起動)。 qで終了、wでmail書き、aで返信(Aで相手のメールを引用して返信)、C-cC-mでMIMEヘッダにしてC-cC-cで送信(C-cC-qでやっぱしmailだすのやめ)。

フォルダにふり分ける方法

`?'で、mailを一括選択。そのときは、pick pattern..と表示されるので、subject=[edict とか to=meadow とか入力します。選択されたファイルには、`*' マークがつきます。moと入力すると、マークが `o'に代わります。メール1通1通を選択するには、'o'で、`o' マーク、`*'で、`*' マークを付けれます。`x'で実際にmailを一括して別のフォルダに入れます(整頓)。`g'でフォルダを移動。`S'で sort。

バイナリファイル添付の方法

mail本文入力画面にカーソルがあるとき、C-cC-aとする。 ドットの上にカーソルがあるとき、c と入力するとファイルの所在をきかれる。 それに答えて、[ENTER]。copy to とファイル名をきかれるので、同じでいいなら[ENTER]。ファイル名の左についてる B は Base64のこと。Tキーで変更できるらしい。C-cC-mでMIME化、C-cC-cで送出。

説明

Mew はメール送受信ソフト (MUA: MailUserAgent) です。Meadow1.10 on Windows98 でも Emacs20.7 on Linux/FreeBSD でもまったく同じに動くのがいいですね。データの移動も $HOME/.im/* と $HOME/Mail/* をバックアップして、別のホームディレクトリに解凍するだけです。豊富な機能を誇るわけではなく、必要な機能だけシンプルにまとめている姿勢に共感して使ってます。それにインストールも簡単です、SEMI とかが必要じゃないですから。

インストール

Mew 1.94.2 と imをインストール。Windowsなら ActivePerl も入れる。APi522e.exe

HOMEディレクトリに ~/.im/ というディレクトリを作って、中に Config というファイルを作る。

UsePwFiles=yes			# use password files
PwFiles=passwd.txt		# password files (relative to ~/.im/)
いちいちパスワード入力しなくても済むように、~/.im/passwd.txt を作る。imのアーカイブの中に含まれていた dot.im/password の形式で書かなければならない。
#<protocol>      <server>              <user>         <password>
pop/POP          pop.fa2.xxx.ne.jp     itouh          pswddayon
Emacs初期化ファイル (~/.emacs など)に mewの設定を書き込む。

;; Mew
(setq load-path		; Meadow
      (cons (expand-file-name (concat exec-directory "../../site-lisp/mew"))
	       load-path))

(setq mew-mail-address "itouh@fa2.xxx.ne.jp")
(setq mew-mail-domain-list '("fa2.xxx.ne.jp"))

(autoload 'mew "mew" nil t)
(autoload 'mew-send "mew" nil t)
(autoload 'mew-user-agent-compose "mew" nil t)
(if (boundp 'mail-user-agent)
    (setq mail-user-agent 'mew-user-agent))
(if (fboundp 'define-mail-user-agent)
    (define-mail-user-agent
      'mew-user-agent
      'mew-user-agent-compose
      'mew-draft-send-letter
      'mew-draft-kill
      'mew-send-hook))

(setq mew-fcc "+Backup")
(setq mew-auto-get t)
(setq mew-decode-quoted t)
(setq mew-from "Honmyou wo kakou <itouh@fa2.xxx.ne.jp>")

Emacs を使って

Fri Nov 17 11:16:53 2000

Emacs (イーマックス)は、UNIXのテキストエディタとして標準的地位を獲得しています。わたしは Windowsで Emacsの使いかたを覚えました。

最初に本格的に使った Emacsは、Mule for Win32です。「便利に使おうMule for Windows活用入門」(宮下尚・著/カットシステム) は、作者さん直々に書かれた本でしかも会話調の読みやすい本でした。この本で設定のしかたを学びました。操作法は、Emacs付属の日本語チュートリアルと、「GNU Emacs Zenith Guide for Programer GNU Emacs ガイドブック」という文書から学習しました。

SKKは、月刊ASCIIの記事で興味を持って、「便利に使おうMule for Windows活用入門」に付属していた SKK8.6を使用しはじめました。cmailは、「便利に使おうMule for Windows活用入門」で薦められていたのと、mulewin32メーリングリストでもやはり薦められていたので導入してみました。cmailはそのうち使用をやめてしまいましたけど。

UNIXの Muleは、Windowsの Mule for Win32とまったく同じ操作で使うことができます。フォント設定とかはちがいますけど、ほぼ設定法も同じです。そのため、UNIX(Linux/FreeBSD/DigitalUNIX)をテキスト処理に関しては問題なく使えるようになっていました。

Mule for Win32というのは、英語版Emacs19.28.1を多国語化した Mule (ミュール) 2.3を Windowsに移植したものでした。Meadow (メドゥ) 1.10は、最初から国際化されている Emacs20.4.1を Windowsに移植したものです。Emacs20の移植ならほかにも NT-Emacsがありますが、Meadowは IMEへの対応などが追加されていて、作者さんも日本のかたなので Meadowのほうがいいです。ついでにいうと、Meadowの読みかたは普通の英和辞書に載ってます。「メドゥ」です。

以前、Pentium 133MHz のPCで Meadow 1.00を3ヶ月使ってみまときは SKK 9.6動かすのが重くて、Mule for Win32 v1.22に戻しました。CPUパワーが Celeron 433MHzになると、Meadow 1.10も全然重くなくなりました。

Emacsを何に使うか? 私は、文章書き、辞書引き、e-mail受信/送信 に使ってます。

文章書きについては、わたしは Windows95/98では、MS-IMEをほとんど使っていません。 Emacsのなかで動くSKKというかな漢字変換システムを使って日本語を入力しています。 Meadow 1.10では、正式版の SKK 9.6が使えません。使おうとすれば Meadow 1.10が終了さえできなくなってしまいました。これはまずいですね。SKK 10.56を使ってみると使えました。installは、MAKE.BATをちょこっと直して実行するだけ。かんたんでした。

辞書引きには、lookupというEmacsで動く検索ソフトを使っています。文章入力中にいきなり調べられるので便利です。Mule for Win32では、発音記号など外字が読みにくくしか表示できませんでしたが、Meadowでは外字も表示できます。lookupは内部で eblookというソフトを利用して EPWINGという規格の辞書ファイルを検索してます。bitmap-muleとAPELを導入して 発音記号などを表示できるようにしました。インストールは lookup-1.0.tar.gz と、bitmap-mule-8.1.tar.gz と、APEL-10.0.tar.gz をそれぞれ c:\bin\Meadow\site-lisp\ の下に lookup\、bitmap\、apel\ というディレクトリを作り、そのなかに解凍したファイル全部入れただけです。あとで、手で byte-compileしました。eblook.exeは PATHのとおったとこに置くだけです。BDFフォントは、ここで downloadしましたよ。 ftp://ftp.etl.go.jp/pub/mule/intlfonts-1.2-split/16dots.tar.gz (4.8M)

e-mail受信/送信には、かつて Mule for Win32で c-mail 2.59を使ったことがあります。しかしほかのWindowsメールソフトに比べてちょっと重かった (Mule for Win32の動作が mail受信中は完全にとまった) ので使うのをやめてました。Meadowでは、どれ使おうか見てみましたけど、

テキスト検索に、grepを使うことができます。jvimのページで jvim-win32をもらってきます。解凍してその中の grep.exeを pathのとおったところに置いておく。Meadowで、M-x grepとして、grep -n -e perl5 /home/Mail/edict/* (ここでは、perl5という文字を含むテキストをさがしています) とすると grepの結果がでてきます。ファイル名に カーソルをあわせて C-cC-cとすると、タグジャンプできます。

Mule for Win32も Meadowも、動作は安定しています。起動はほかのWindowsエディタと比べると遅いですが、Emacsは立ちあげっぱなしで使うのでとくに気になりません。編集したいテキストができたらC-xC-fやドラッグ&ドロップで読みこませて編集し、編集しおわってもいちいちEmacsを終わらせずに立ちあげたままにしておくのが普通の使いかたみたいです。以前、1.00のとき使用メモリについて調べたことがありますが 7Mくらいしか使ってなくて、ほかのWindowsテキストエディタと比べても特に多くなかったです。BDFフォントを使ってるともっと消費するかも。

Meadow1.10 → Meadow 1.14 のアップデート

koseさんのページ を見て、各ファイルをダウンロード。

C:\usr で以下のファイルを解凍。


  -rw-rw-rw-   1 usr      123       8838744 Apr  1 16:17 Meadow-1.14-i386-base.tar.gz
  -rw-rw-rw-   1 usr      123       4325480 Apr  1 16:17 Meadow-1.14-i386-els.tar.gz

  -rw-rw-rw-   1 usr      123       1127817 Aug 31 23:41 Mule-UCS-0.84-for-Meadow1.14-1.tar.gz
  -rw-rw-rw-   1 usr      123         63977 Aug 31 23:37 apel-10.3-for-Meadow1.14-1.tar.gz
  -rw-rw-rw-   1 usr      123         52913 Aug 31 23:45 bitmap-mule-8.4-for-Meadow1.14-1.tar.gz
  -rw-rw-rw-   1 usr      123        213326 Aug 31 23:40 flim-1.14.3-for-Meadow1.14-1.tar.gz
  -rw-rw-rw-   1 usr      123        132806 Aug 31 23:37 semi-1.14.3-for-Meadow1.14-2.tar.gz
そのあとで、

  -rw-rw-rw-   1 usr      123        682660 May  9 22:03 Meadow-1.14-1.14.2pre3.tar.gz
を解凍して koseさんのページ通りにしてアップデート。ちなみに解凍にはすべて eo を使った。いつものように起動すれば、meadow1.10のための設定でそのまま立ちあがった。 meadow1.10も残してあるけど、1.14のほうが BDFフォントの表示が早いらしい。体感上はとくに変わらない。
itouh