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オフィシャルサイトに Windowsバイナリへのリンクがあるので、そこからバイナリをもらってきましょう。
私がよく使うのは、
c:\ultra> wget -r -l0 -nc -np -k http://npl.kyy.nitech.ac.jp/comp-doc/misc/と入力して、web ページを全部ダウンロードする方法です。
オプションを説明すると、
-r は htmlファイルのリンクを辿ってダウンロードしていきます。
-l0 は、リンクを何段階追うか、を指定しています。ここでは、0 と指定しているので制限なしでリンクを辿ります。といっても、-np オプションで、このディレクトリより上の階層のディレクトリへのリンクは辿らない、と指定しているので、これが制限になっています。
貼りつけてある画像が現在のディレクトリより上位にあるページの場合、いったん -l0 -np で内容を取得し、終わったら今度は -np を指定せず -l1 と指定して貼りつけてある画像も取得したりします。
-np は、たとえばこの geocities.co.jp にあるサイトをまるごと getするときにも役立ちます。geocitiesでは各ページの上部に広告がありますが、もし -np を指定せず
C:\ultra> wget -r -l0 http://www.geocities.co.jp/Playtown-Domino/7021/とすれば、広告のリンクを辿って、geocities.co.jp内にあるほかのページの情報 (やたらと多い) を取得してしまいます。
C:\ultra> wget -r -l0 -np http://www.geocities.co.jp/Playtown-Domino/7021/とすれば、このページ以外の geocities.co.jp 内にある情報は、取得しなくなります。
-nc というのは既にあるファイルは上書きしない、という指定です。初めてダウンロードするページには別にいらなかったりもするんですが、いったん接続が途切れて、再ダウンロードするときに、-nc を付けておかないと同じファイルを再度ダウンロードしてしまうので、それを避けるために付けます。
-k オプションをつけるとダウンロードした HTMLファイルが絶対リンク指定 (http://www.foo.ne.jp/bar/tar.jpg とか書いてある) の場合、相対リンク指定 (ドメイン部分を書かないで、bar/tar.jpg とか書いてある) に書き換えます。
ほかにも多くのオプションがあります。
-H をつけると違うドメインの webページでもリンクを辿ってダウンロードしてくれます。しかしこれは、広告や検索エンジンのリンクを辿りはじめると意味のないページをやたらとダウンロードしてしまうことになるので注意が必要です。
-Rjpg とすると、拡張子が jpgのファイルをダウンロードしない、という指定になります。
-Rjpg,gif,png,xbm とするとこの4つの画像ファイルはダウンロードしない指定です。
逆に、 -Ahtml とすると、拡張子が htmlのファイルだけダウンロードします。
DJGPP というのは、MS-DOSで使える GNU(グヌー)のcommandを集めたものです。
同じ種類のsoftとして、cygwin というpackageもありますが、これかつては不安定でした。command の optionを少しまちがえただけで、OSまきこんでフリーズしたりしました。今はどうなんでしょう? 試していません。Win95/98なら、DJGPPのほうが よい、というのが私の意見です。しかし、WinNT/2000では、DJGPPはlong filename が扱えないという欠点があるらしいので、cygwinのほうがよいです。(Win9xでは、Console APIが不安定らしく、Cygnus開発者もWin9xでの動作確認は二の次にしてるそうです。NTでならそれなりに使えるらしい) このpageは、DJGPPを取りあげます。
download: ftp://ftp.iij.ad.jp/pub/simtelnet/gnu/djgpp/
filenameの最後についてる、bというのは、binaryという意味です。beta版じゃないですよ。dとついてるのはdocumentなので、英語だけど もらってきてもいいかもしれない。
とりあえず、shell と、file操作 utility (ls, cat, cp, mv, rm, など) をもらってきましょう。
v2gnu/ directoryから
bsh1147b.zip B 223,610 970419 GNU bash 1.14.7 for DJGPP V2 fil316b.zip B 1,001,682 971209 GNU fileutils 3.16 for DJGPP V2 txt122b.zip B 831,370 970216 GNU textutils 1.22 for DJGPP V2をもらってきます。(もっと新しいのがあればそれをdownloadしたほうがいいと思います。使いかたは変わりません) 解凍して、exeファイルを c:/bin に置いておきましょう。
次に、C:/AUTOEXEC.BAT をテキストエディタで開いて、おもむろに
set PATH=%PATH%;c:\bin set TMP=c:\tmp set TEMP=c:\tmp set TZ=JST-9と追加します。 temporary directory として C:/TMP というdirectoryを作っておきましょう。
そして Windowsを再起動すれば、もう file操作できるはずです。MS-DOSプロンプト を起動して、
C:\WINDOWS> lsと打ちこんでみましょう。表示されました。
C:\WINDOWS> bashと打ちこむと bashが起動します。これで filename, commandnameの補完、ヒストリが使えるようになり非常に便利になります。directory separatorには、UNIXと同じ `/' が使えますよ。逆に `\' は使えなくなるので気をつけましょう。Cドライブ から Dドライブに移るときは、DOS なら
C:\WINDOWS> d:と打ちこんだものですが、bash使ってるときは
bash$ cd d:とするようです。current directoryを見るときは、
bash$ pwdとしてもいいですが、~/.bashrc にprompt変更を書いておけばいいです。 例えば、~/.bash_profileに
[ -f ~/.bashrc ] && . ~/.bashrcと書いてから ~/.bashrcに
### prompt if [ "$PS1" ]; then ## interactive shell #PS1='\u@\w\$' PS1='\w\$' fiとしておけばいいですよ。ただし、HOME directoryの表示が `~'になっちゃいますけど。
set bell-style noneとだけ書いておきましょう。 bash の終了は、
bash$ exitとしてください。
command の online helpは、commandのあとに、 -h とか --help と付けると見られます。たとえば
c:\ultra> ls --helpとすると、option一覧が見れます。しかし、これ一画面におさまってないですね。数画面にもわたる textを見るための commandが less です。
日本語も見れる lessは、DJGPPには入っていないので、別のところでもらってきましょう。
less.exeを c:/bin に置いておきましょう。
c:\ultra> ls --help | lessとすると、一画面づつ見ることができます。`SPC' で1画面すすめる、`b' で1画面戻る、`q' で終わる。これだけ覚えておけば OKでしょう。
FreeZipをもらってきて、installしましょう。まず、freezipj.exe を installしたあとで、freezipe.exe をinstallしてやればOKです。
これは Windowsアプリのように見えますが、実は DOSのコマンドです。
C:\WINDOWS\COMMAND\ZIP.EXE C:\WINDOWS\COMMAND\UNZIP.EXEこの2つが使えます。C:\WINDOWS\COMMAND は最初から PATH が とおっているので、MS-DOSプロンプトですぐ使えます。
c:\tmp> zip -hとすると、online helpがみれました。日本語版というのは、Windows版 help fileだけの話みたいですね。DOSでは英語で表示されます。 圧縮は
c:\ultra> zip -9r marine.zip marine/*のようにします。注意するのは、directory separatorには `/'を使うことと、filenameの大文字、小文字を区別しなくてはならないことです。
c:\ultra> unzip marine.zipです。 中身をとりあえず見てみるには、
c:\ultra> unzip -l marine.zip | lessです。(マイナスのあとのは、小文字のエルです。 marine.zip のあとのは、pipe です)
zipファイルが壊れていないかチェックをしたい場合は、
c:\ultra> echo |unzip -t marine.zipとすればいいです。echoのあとのspace2つは、1つめはcommandとargumentを分けるseparatorですが、2つめはspaceキーを自動的に押すという意味です。
c:\ultra> unzip marine.zip -d d:\imagesとすると、D:\images\ に解凍されます。
PGP というのは、E-mailを暗号化するtoolというふれこみですが、ただのfile暗号化/復号化にも使えます。私はそれにしか使ってないです。
UNIXとあわせるため、PGP 5.0を使いましょう。pgp50ibi.zip を FTP searchで探しましょう。641,815byteあります。これが DOS版 PGP 5.0 です。
解凍して、
c:\tmp> install fとします。
pgpe.exe pgpv.exe lang50.txtを c:\binに置きます。 c:\bin に、pgp.batという text file を作って、 その中にこう書きます。
@echo off set PGPPATH=c:\bin echo ** encrypt echo pgpe -c foo.txt echo and input pass 2 times! you get "foo.pgp" echo ** decrypt echo pgpv foo.pgp echo and input pass! you get "foo" file, same as foo.txtc:\bin に、pgp.cfgという text file を作って、 その中にこう書きます。
Armor=off ArmorLines=0 AutoServerFetch=off Compress=on EncryptToSelf=off FastKeyGen=on HTTPKeyServerHost=pgpkeys.mit.edu HTTPKeyServerPort=11371 Language= LanguageFile=c:\bin\lang50.txt MyName=Natume Souseki NoBatchInvalidKeys=on PubRing= RandomDevice= SecRing=この中の `MyName'は ナツメ ソウセキになってますけど、自分の名前に変えといてください。
これで使うことができます。わたしはたまにしか使わないので、使いかたをよく忘れます。なので、pgp.batに簡単な使いかたが書いてあります。
c:\ultra> pgpと打ちこむと、pgp.batが起動されて PGPが使えるようになります。MS-DOSプロンプトを立ちあげるたびに これを打ちこまなくてはなりません (しかし、私は使いかたを思いだすための説明書を読む気で毎回打ちこんでます)。
c:\ultra> pgpe -c abunai.jpg -z "himitu no passphrase"です。abunai.pgp という fileができました。 -z のあとのは、パスフレーズです。パスワードと同じですけど、もっと長くできます。今どきのPCは、8文字のパスワードは簡単に解いてしまうので、できれは16文字以上にしておきましょう。 復号化は、
c:\ultra> pgpv abunai.pgp -z "himitu no passphrase"です。abunai という fileが復元されましたので、abunai.jpgという filenameに戻しておきましょう。
ところで、bash を使ってる場合、~/.bash_history に 打ちこんだcommand のヒストリが残ってしまうので、-z "himitu no passphrase" というのも残ってしまってヤバいのです。bash を使ってる場合、-z "..."の部分は打ちこまないようにしておきましょう。(commandが pass phraseを聞いてきてくれます)
この commandは DOS版ですが、50Mバイトの fileでも暗号化できます。
PGPは、fileを暗号化するとき、圧縮もかけます。zip file なら再び圧縮しないという動作になっているので、
c:\ultra> zip -0 gazou.zip abunai/*として無圧縮の zip fileを作ると、それをさらに PGP fileにするとき素早くできます。(tar とか gzipや bzip2は再び圧縮をかけてしまうので動作が遅くなる)
あっとそれから、PGP DOS版は、8.3文字までの filenameしか扱えません。これがDOS版の唯一の欠点ですね。
Meadowを配布してるところで、もらってきましょう。
これは、long filenameも扱えるものです。ですが、directory の permissionを変更できない! という warningが、解凍するときにやたらでてきます。Windows9x/MS-DOSの directoryは、permissionは UNIXと形式が違うし、time stampは元々変更できないものなんで 気にしなくていいんですけど。
MS-DOSプロンプトを使っていて Ctrl-P をまちがって押してしまうと印刷modeに入ってしまいます。(bashを使用している場合なら、この問題はでないです) ときどきまちがえて押してしまうので、非常にうざったい機能です。この Ctrl-P機能を 停止できるsoftがあります。
ctrlp.exe は、UNIX-like tools に含まれています。ソースだけが付いているので、LSI-C86試食版をinstallして、compileしましょう。
C:\AUTOEXEC.BATに、
c:\bin\ctrlp -dと書いておけば、もう Ctrl-P を押してしまったら..と悩まなくてすみます。私はとりあえず動作を確認したあと、ctrlp.cの printf と putsの行をコメントアウトしてメッセージをださないようにしました。
読み取り専用属性を解除するなら、-R ですよ。
C:\ultra> attrib +R C:\IMG\*.* /S
CD-Rの管理ですが、ls commandを使用するのがラクでいいと思います。 CD-Rのドライブの rootで、ls使って filenameを textfileに記録しておきます。filenameさえきちんとつけるようにしておけば、どの CD-Rにどのfileが入っているか grepで検索できます。 たとえば、CD-ROMドライブが E: ドライブのときは、やいた CD-Rを入れて
E:\> ls -CFRs >c:\CD-R\20000512.txtとすればいいです。実際には、HDDに同じdirectory構成を作ってそちらを lsしたほうが早いです。FreeBSD2.2.8Rの lsは、環境変数で BLOCKSIZE を 1024にしておかなければ、filesizeを kilobyte単位で計算してくれませんが、DJGPPの ls.exeは、何もしなくても filesizeを kilobyte単位で表示します。
Windows98 SecondEditionを使ってると、ただwebを見てるだけなのにどうもメモリが不足がちになります。なぜかな?と システムモニタ(sysmon.exe)で見てみると、ディスクキャッシュサイズが 100M越してるのが原因でした。搭載メモリが 128Mしかないのに、なぜ 100Mも意味もなく割りあてるのだ! Win98のメモリ管理はどうなってるんだ! と思った今日この頃。
カスタマイズソフト 窓の手 に頼ろうとしたのですが、なぜか窓の手では、Win98でディスクキャッシュサイズを設定できないようになってます。Win98で設定する方法をここに書いておきます。
やりかたは Win95でも Win98でも同じです。
C:/WINDOWS/SYSTEM.INI というファイルをテキストエディタで開きます。
[vcache]
[vcache] MinFileCache=1024 MaxFileCache=12288
この意味するところは、ディスクキャッシュサイズを 最小で1Mバイト、最大で 12Mバイトにするということです。といっても、実際には Win98起動時から 12Mが割りあてられてるから、MinFileCacheは役にたってないけどね。12288 というのは、1024(Kバイト) X 12 です。1024Kバイトが 1Mバイトっていうのは聞いたことがあるでしょ。
最大値は、物理搭載メモリの1/4〜1/6 くらいが適切といわれていたりするんですが、まあ 12M でOKかな、かなり Windows98が安定した気がします。
CD-R All Write という softには、「disk cache sizeは手動で設定しないほうがいい」 と書いてあります。しかし、私の実感では、設定しておいたほうが Win98が安定すると思います。
New PCを購入したときキーボードも附属してました。日本語109キーボードです。しかし、わたしは テキストエディタに Emacsを使います。Ctrlキーは Aのキーの横でなくてはいけません。キー配置の変更ツールとしては、Windows95のときから swapscan.386を使用しています。
使いかたはSWAPSCAN.TXTを見ればいいですが、設定のしかただけ書いておきます。 さきほどと同じく C:/WINDOWS/SYSTEM.INI に書きます。
[SwapScan.386] SwapLCtrlCaps=no SwapHanzenEsc=yes IMEHotRAlt=yes IMEHot=7b MapScan=3a 1d MapScan=1d 1d
その後、MS-IME98を使えないようにしたので、IMEを起動しないような設定に変えました。
[SwapScan.386] SwapLCtrlCaps=no SwapHanzenEsc=yes IMEHotRAlt=no MapScan=3a 1d MapScan=1d 1d
98LITE2.0の起動ロゴ画像を使用していたが、彩度が低く(グレイっぽい)、ノイズ多い画像だったので変えようと思った。terragenという3D景観作成ソフトがある。それで作られた壁紙画像を使用させてもらって、自分で「Windows98SE」という文字を入れて 320x400x256color、BMP形式の画像を作った。320x400のサイズにするには IrfanView の[Image - Resample- B-Spline]を使い、減色には Padie version35を使わせてもらった。どちらもフリーソフトでPhotoshopなみの良質な画像処理である、らしい。性能や使い勝手の点でよいソフトだと思う。Padie使いはじめにエラーがでたけど、Susieのpluginを全部有効にしていたので起きたようだ。pluginフォルダに別の場所を指定することですべてのpluginを無効にすればエラーがでなくなった。できたBMP画像ファイルを C:\LOGO.SYS という名にして置いておく。C:\WINDOSWS\LOGOW.SYSも同じようにBMP画像ファイルで置き換える。
InternetExplorer5.01を Windows98で使用しています。文字を見やすくする設定があります。[スタート - 設定 - コントロールパネル - インターネットオプション - 全般 - ユーザー補助 - ユーザースタイルシート]のチェックをONにして、以下のテキストファイルをどこかに保存した上で、指定します。
normal.css
BODY { font-family: Verdana; margin: 1em; line-height: 150% } TT { font-family: Lucida Console, monospace } PRE { font-family: Lucida Console, monospace; line-height: 100% } TABLE { line-height: 150% }こうしておけば行間も空くし、全体的に見やすい感じがします。
REGEDIT4 [HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Internet Explorer\View Source Editor\Editor Name] @="c:\\bin\\ttpage\\ttPage.exe"