Time-stamp: "Feb 04 2004"
RedHat 系 Linux で使用されている RPM パッケージを作成するための、私家版 spec ファイル集です。そのまま使用するのはあまりお薦めしません。
ソフトウエア | バージョン |
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YC | 4.0.5 |
RedHatLinux7.3 + Emacs 21.2 + Canna 3.5b2 で動作確認しました。
YC とはテキストエディタ emacs の上で動作する Canna クライアントです。Canna とは日本語入力のためのかな漢字変換サーバであり、YC はそのサーバと通信して日本語入力を可能にします。
インストールした後で ~/.emacs に以下のように書きます。
;; YC (load "yc") (global-yc-mode) ;enable converting ASCII to KANJI for all buffers (setq yc-use-color t) (setq yc-use-fence (not (eq window-system 'x))) ;(global-set-key "\M-\ " 'yc-mode) (setq yc-canna-lib-path "/var/canna/lib") (setq yc-canna-dic-path "/var/lib/canna/dic") (setq yc-icanna-path "/usr/bin/icanna")
ソフトウエア | バージョン |
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migemo | 0.40 |
ruby | 1.8.1 |
ruby-romkan | 0.4 |
ruby-bsearch | 1.5 |
RedHatLinux7.3 + Emacs 21.2 で動作確認しました。
migemo とはテキストエディタ emacs で動作する強力な検索ツールです。ruby 自体も作成しています。
ソフトウエア | バージョン |
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zphoto | 0.6 |
JaMing (with ttf2fft) | 0.1.5 |
RedHatLinux7.3 で動作確認しました。
zphoto は Web ブラウザなどで見ることのできる Flash 形式の画像集を作成するソフトウエアです。
zphoto の動作には ming と言うライブラリが必要です。JaMing とは ming に日本語の文字も表示する機能を追加したものです。
ホームディレクトリでファイルを展開してください。 ~/rpmdir/ というディレクトリが作られます。~/rpmdir/SPECS/ というディレクトリに spec ファイルが入っています。
アーカイブには、zphoto-download.sh といったファイルも入っています。 それを実行すると、~/rpmdir/SOURCES/ に必要なファイルをダウンロードしてくれます。
またホームディレクトリに ~/.rpmmacros というファイルを作るため、root ユーザではなく一般ユーザでも RPM を作成できるようになります。
ホームディレクトリで、以下のようにすれば RPM を作成できます。
$ rpmbuild -ba rpmdir/SPECS/zphoto.spec
RPM のインストールは以下のようにおこないます。RPM 作成のときは root 権限は いりませんが、RPM インストールのときは root 権限が必要です。
su で root になるか、以下のように sudo で一時的に root 権限を得る必要があります。
$ sudo rpm -Uvh rpmdir/RPMS/i386/zphoto*rpm