Bugzilla とはなに?
Bugzilla (バグジラ) は「欠陥追跡システム」あるいはより一般的に「バグトラッキングシステム」と呼ばれているプログラムの一つです。欠陥追跡システムによって個人またはグループは、製作物の未解決バグを効率的においかけることができます。
詳しい説明は はじめての Bugzilla をご覧ください。古いバージョンの説明ですので画面デザインは多少異なりますが、説明文は問題ありません。
動作実績はあるの?
多数あります。設置リストには そうそうたる名前が並んでいます。
参考: [slashdot] カーネルのバグトラックにBugzilla
実際に動いている Bugzilla が見たい
- http://bugzilla.mozilla.org/
- 「オリジナル」の 英語版 Bugzilla です。Mozilla プロジェクトが使っています。Bugzilla 自身のバグもここで扱います。
- http://bugzilla.mozilla.gr.jp/
- 日本語版 Bugzilla はここで使用されています。ですが、Bugzilla の使用方法としてはイレギュラーで、ここではバグ修正はあまりやらずに bugzilla.mozilla.org に投げるだけのことが多いため、使用方法の参考にはあまりなりません。この Web サイトは Bugzilla-jp と呼ばれます。
ほかのバグトラッキングシステムと比較したときの特徴は?
Momonga Project Diary(2002-09) (9月28日 以降) の記事がくわしいようです。
動作させるために必要なものは?
インストール の説明をご覧ください。
どこで入手できますか?
オリジナルの英語版は http://www.bugzilla.org/download.html で入手できます。日本語版に関してはこの下を参照ください。
どのバージョンを使えばいいの?
安定版 (2004年 3月 29日現在ならば 2.16) を使うことをお勧めします。
Bugzilla には開発版 (バージョン 2.13, 2.15, 2.17 ..) と 安定版 (バージョン 2.14, 2.16, 2.18 ..) があります。開発版は積極的に機能追加するため動作が安定しないことも考えられますので、安定版を使うほうがおすすめです。
Bugzilla 2.18 については扱っていません
2005年 1月 15日、Bugzilla 2.18 が正式リリースされ、このページで紹介している 2.16 は「過去の安定版」になりました。もし 2.18 以降の日本語版がどこかで提供されればそちらを使うことをお勧めします。このページでは 2.16 の話題しか扱っていません。(2005/2/16 追記)
Bugzilla 日本語版
Bugzilla 日本語版は 英語版とどこが違うの?
- 表示項目・メッセージを日本語化しました。英語の苦手な方でも使えます。
- Web ページの文字コードを明示的に指定して文字化けがおきないようにしています。英語版のままでは文字が化けて表示されたり化けたままデータベースに格納される危険性があります。
- Bugzilla から送付されるメールを日本語化しました。英語版のままでは Eメールの日本語が化けます。
Bugzilla 日本語版の開発履歴
日本語版を開発することになった経緯はもじら組の方のページの「日本語版Bugzilla入門」に書いてあります。Bugzilla 2.9 を日本語化して稼働開始したのが 2000 年 4 月頃となっています。その後、Bugzilla 2.10, 2.12, 2.14, 2.16 の日本語化の経緯は Bugzilla-jp に記録されています。
どこで入手できますか?
ダウンロードをご覧ください。