<Mail Cutter Ver 4.9の使い方>

1)Mail Cutterを実行する前に2つのフォルダを用意しておきます。同一ドライブに設定してください。(フォルダの作り方参照)これをTempFolderMainFolderとします(下の4)でこれらのフォルダを指定します)。(TempFolderの中のファイルは実行時に全て削除されます、必ず新しい空きフォルダを用意してください。)

2)
このプログラムを実行します。

mc501.jpg (6657 バイト) 起動時

3)[起動/最大化する]を押して、OE5を実行します。OE5のファイルを指定してください。私の環境では C:\Program Files\Outlook Express\msimn.exe でした。

mcoerun.gif (15420 バイト) OE5を指定する

「msimn.exe」以外は実行できないようになっています。逆に OE5でないのに「msimn.exe」という名前のプログラムは実行できてしまいます(^_^;)。
先にOE5を起動しておいて、後からMailCutterを起動してもOKです。この場合、msimn.exeを探す手間が省けます。

4)[Temp Folder][Main Folder]を押して、「フォルダの参照」から1)で準備したフォルダを指定します。このとき、初期設定のフォルダが何らかの理由で見つからないと下のような窓が出ます。

mcfoldererror.gif (10924 バイト) 初期設定フォルダが見つからない場合

TempFolderの指定時には、以下の確認窓が出ます。
mc503.jpg (5745 バイト) TempFolder指定時の確認

mc502.jpg (8334 バイト)

[フォルダ設定の保存]を押すと、現在の設定が1件だけ保存され、次回起動時の初期設定となります。

mcfoldersetok.gif (6802 バイト) 初期フォルダの設定

mcfolderselect.gif (16262 バイト) フォルダの選択

5)[>>]
を押します。

mc502.jpg (8334 バイト) [>>]で次へ

6)
以下のオプションを、適宜設定します。

切り出したいメッセージの数・メッセージから本文を切り出すか、あるいは添付ファイルを保存するか・実行後、元のメッセージを削除する(「削除済みアイテム」へ移動)か
   
mc506.jpg (7564 バイト) オプションの設定1、[<<]でフォルダ設定へ戻る

切り出し時のファイル名に連番を付加するか・あるいはメッセージの日時を付加するか・付加する場合は、その初期値や付加する位置

mc507.jpg (7754 バイト) オプションの設定2、[<<]でオプションの設定1へ戻る

7)
OE5 でテキストを切り出したいメッセージを1つ反転選択してから[RUN]を押します。(このメッセージからはじめて、6)で指定した数だけ下へ順に処理していきます。)

mcoemes.gif (78640 バイト)
OE5(切り取りをはじめるメッセージのタイトルを反転選択)

mc508.jpg (7959 バイト)

8)
無事終了するとメッセージが表示されますので、さらに次のファイルも処理したい場合は、もう一度[RUN]ボタンを押します。以後、この繰り返しです。

mcend.gif (8463 バイト) 無事処理終了


<不都合が生じる場合>

A)
途中で不都合が生じた場合は「処理を中止します。」と表示されて実行が停止します。saharaが試用した範囲では、原因として以下のケースが考えられます。

※ メールの「件名」や添付ファイルの名前がそのままファイル名になるため、重複する場合は「上書きしますか?」とメッセージが出て、その後の処理がうまくいかない場合。

基本的にMLのメッセージを想定しているのでOKだと思いますが(普通は「件名」に通し番号が入っていますから)。tamaさんの意見を参考に、ファイル名に連番や日時を付加するオプションをつけましたので、あまり重複する場合は、付加するように設定してください。
Ver 4.6から、添付ファイルの保存の時には、フォルダを作成してそこに保存するようにしました。
一応、重複時のエラーを回避できると思います。

※ 「件名」が文字化けしていたりしてファイル名が不正な場合。
最近判明したんですが、OE5でも手に負えない(Mail Cutterを用いずに手作業でやっても保存ダイアログが開かない)ような文字化けが起きたタイトルの場合、Mail Cutterは一見止まってしまったようになります。これに関しては、対応策を考えている最中です。まあ、そう起こるケースでないので…。

※ 一度に自動処理するメッセージの数は実行時に選択されており、OE5 のメッセージの数が指定した数より少ない場合メッセージ欄の最下段のメッセージを幾度も保存しようとし、やはり「上書きしますか?」のメッセージが表示される。

mcerrend.gif (10214 バイト) 処理の中止

B)このとき、saharaが確認している範囲では、OE5で以下のようなメッセージが表示されていますので、適当な処理を手作業で行ってください。

mcoeerr1.gif (9305 バイト) OE5の上書き確認メッセージ

mcoeerr2.gif (15754 バイト) OE5のメッセージ(保存中に中止した場合)

C)
中止したメッセージだけを手作業で[保存]するか[キャンセル]して、OE5 でメッセージを1つ反転選択してから[RUN]を押せば(7)参照)実行を再開することも可能です。

wb01337_.gif (904 バイト)