シャーシダイナモ測定


インプレッサの実力をシャーシダイナモで測定してみました。
経緯
トルネオ乗りのトルネコさんのサイトで話があり、参加させてもらいました。
近所のSAB小平にシャシダイがあり、4台以上で測定すると\5,000@1台が\4,000@1台に割り引きになるとのことでした。
気温の低いこの時期はいいデータが取れるし、壊す確率もちょっと低くなるので、パワー測定には最適です。
また、ホンダ トルネオSiR-Tが3台集まりますので、それぞれ異なる改造による性能の差が明確になる予定です。
参加者

手前がマスミさん号、奥が幹事のまっちゃんさん号です。
どちらもトルネオです。
どちらもマフラーが社外品(流用?)ですが、かちあげと2本出しと微妙に違います。

手前がkappa号(GC8G)、奥がトルネコさん号です。
トルネコさん号のマフラーは純正です。
更に、妖しいトルマリンチューンにアーシングを施しています。

手前がドーピングR32さん号、奥が1時間寝坊のトドさん号です。
R32はR34タービンにブースト1.2だけどノーマルECUの燃調ギリギリ仕様です。
トドさん号は足回り以外、どノーマルのNB6です。
タイヤの空気圧が低くて、笑いを取っていました(^^;
以上の6台でパワー測定を行いました。
測定
セッティング
タイヤでローラーを廻すので、ホイールベースを測定したり、タイヤ外径をカタログから拾ったりして、二人がかりで15分程度かかります。
最後に車体が動かないように牽引フックにロープを掛けて固定します。

※マッドフラップが取り付けてある場合注意が必要です。
ローラーで支えるので、5センチ程度の車高が必要になります。フラップが巻き込まれる可能性もあるので、スタッフに確認してください。今回は若干後ろに曲げることで回避しました。

測定
測定中はシャッターが閉められてしまい覗き窓からの撮影のため、見にくいのはご容赦。タイヤが回っている雰囲気が伝わるといいんですが。
4速で指定の回転数(あらかじめ持ち主が決める)まで廻します。
一度3000rpm程度まで廻してギア比などを算出するようです。
一旦ローラーを止めてから、実際の測定を行います。轟音が聞こえます(^^;
測定は5分程度で終わります。
結果
計測馬力: 215.5ps/6300rpm (3番目のライン、赤色)
修正馬力: 260.7ps/7500rpm (2番目のライン、緑色)
修正トルク: 32.1kgm/4200rpm (一番上のライン、水色)
となりました。
4番目の紺色のラインが損失馬力です。
今回はDCデフをロック(50:50)で測定しました。フリーで測定すると微妙に変わるかもしれません。
なお、カタログスペックは280ps/6500rpm、36.0kgm/4000rpmです。

グラフ部分の拡大はこちら(約64kB)


他の参加者の結果はトルネコさんのサイトにあります。
トルネオ3台は測定結果を見ると誤差の範囲でした。
微妙に純正マフラーがいい成績だったりして、社外マフラーは性能の一部をサウンドに振り分けているということになるんでしょうか。



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