RBS塗付・熱対策
お盆休みの暇つぶしに.....
PRO STAFFのRBSを塗ったのと、熱対策を行ったので、その様子を紹介します。
- RBS説明
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RBS(Rust Black Stop)はサビやすいブレーキディスク・ハブを黒く塗る塗料です。
錆チェンジャーも含むため、サビている部分にそのまま塗りつけることができます。
近所のカー用品店で\1680でした。安い店だと\1280であるとのことです。
錆チェンジャーは化学変化で赤サビを黒サビに変えるケミカルです。
赤サビは時間とともに進行しますが、黒サビは皮膜となってサビの進行を防ぎます。
- RBS塗付の様子
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- 1.元の状態
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ホイールを外した状態の運転席側前輪です。
- 2.サビ落とし
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表面のサビを真鍮ブラシで擦った後の状態です。
- 3.RBS塗付
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ハブ側面にRBSを塗付した後の状態です。
ホイールの接合面は塗っていません。サビが浮いていないので必要ないと判断しました。
Q車などでここがサビているクルマは当然塗ったほうがいいでしょう
注意すべき点として、ホイールをハブに固定しているのはホイールナットで締め付けることで発生する面圧です。このホイールと接する面に塗装することで面圧が変わり、問題が発生する可能性もあります。
- 4.ホイール取り付け
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ホイールを取り付けた状態です。
判り辛いけど、サビ色じゃないって点でOK!
- 熱対策
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夏です。暑いです。
ということで、熱対策です。
今回はエンジンルームの熱に弱い部分を遮蔽する遮熱、エンジンルームの熱を排出する排熱を行いました。
- 熱対策の様子
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- 1.クーラー遮熱
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カーエアコンの低圧側配管がエンジンの熱などで高温にさらされるとクーラーの効きが悪くなります。
クーラーはコンプレッサ→コンデンサ→レシーバ→エバポレータ→コンプレッサ、と繋がっています。低圧側はコンデンサからエバポレータまでです。
この配管の一部とレシーバタンクを覆います。
レシーバタンクはバッテリを覆ったお風呂マットの切れ端を針金で巻きました。
配管にはコルゲートチューブを巻きました。
.....ただ、ほとんどクーラー掛けないんですけど(爆
- 2.クラッチリザーバ遮熱
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クラッチのリザーバタンクはタービンの上にあります。
遮熱板はタービンの輻射熱には効果がありますが、ラジエーターからの熱気には無力です。
クーラーのレシーバタンクと同様にお風呂マットを針金で巻きました。
- 3-1.エアアウトレット(ボンネットの蓋)
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GC8A時代から考えに考えること約10年(大袈裟)、ついにこの蓋に手を出しました。
全開にするとエアフロやバッテリに雨水がかかるし、中途半端では意味がないということで、今まで手つかずでした。
受け皿を固定するネジの途中にナット(M5,0.8mmピッチ)を2個入れることで受け皿をぶら下げます。
3ヶ所のネジの後ろ側のみナットを1個にすることで受け皿を前下がりにし、雨水を前方に流すのとすき間を前方が最大になるようにします。
受け皿に巻いてあるすき間テープは車体前方のみ剥がしておきます。
- 3-2.エアアウトレット(ボンネットの蓋)
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受け皿を取りつけた状態です。
街乗り後にボンネットの上で手をかざすと、蓋の部分が暑いので排熱していることが判ります。
蝶ナットは簡単に全開!に出来るようにフランジナットから交換してあります。
蝶ナットの掛かりは3山程度なので、これ以上すき間を開けるのは厳しいでしょう。
......やっぱり中途半端?
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