ストラットサイドタワーバー
筋金くん


インプレッサにカーステーション・マルシェの筋金くんを取り付けましたので紹介します。
効果
「筋金くんは、車体の元穴を使用、ボルトオン取り付けのサイドマウントタイプのストラットタワーのフレ止めです。」(付属マニュアルより)
これを入れることにより以下の効果があるといわれています。

STiからも同等品がサイドカウルバーセットとして発売されました。

インプレッサには純正で補強板が取り付けられていますが、板金を折り曲げただけのもので、やわなものです。
筋金くんの取り付けブラケットの板厚は補強板の2枚分以上あります。
上が純正品、下が今回取りつける筋金くんです。
(写真は助手席側です)
工具
インナーフェンダーの取り外しに+ドライバ、
純正の筋金くん取り外しと、筋金くん取り付けに14mmの45°メガネ、ストレートメガネ
#ラチェットもあると楽です。
左右をジャッキアップするので、フロアジャッキ+ウマ2脚またはパンタグラフジャッキ2個
タイヤ取り外しにタイヤレンチ
取り付け

1.ジャッキアップ、タイヤ取り外し
付属の説明書に書かれている通り、車体の歪みを最小限にするため左右を一緒にジャッキアップします(普通にフロアジャッキで持ち上げて、ウマを掛けるだけです)。
タイヤが浮く前にホイールナットを緩めておくのを忘れずに。

2.インナーフェンダー取り外し
マッドフラップが取り付けてあるので、外します。
このため、インナーフェンダーを止めているファスナーが少ないです。
ファスナーは力を掛けるとすぐ壊れてしまうので、根気よく揺さぶりを掛けながら外します。
写真は助手席側のものです。もちろん運転席側も同じ構成です。マッドフラップを取り付けているので、下段のスクリュ,リベットは2個少なく写っています。

写真位置部品名品番価格使用箇所、外し方
上段左クリップ,アンダーカバー58330KA010\70タイヤハウス前方内側のファスナーです。
中央のピンを持ち上げると外せます。
上段中央タッピング,スクリュ,Assy59132AA010\60普通の+ネジです。
上段右ターンクリップ,マッドガード59122FA010\70タイヤハウス後方内側のファスナーです。
+ドライバで一捻りすると外せます。
下段スクリュ,リベット59130AA000\30フェンダーの爪にインナーフェンダーを固定しています。
+ドライバで緩めることで外せます。良く壊れます。
3個しか写っていませんが、片側5個使いです。

3.純正補強板取り外し
メガネレンチを使ってボルト4本を取り外します。
特に前方上側のボルトを外すには、オフセットしているメガネレンチが必要です。
黄色いハーネスはコード止めから外しておくと作業が楽になります。
前側のボルトを外す時、フェンダーの爪で手を切らないように注意してトルクをかけます。
#インナーフェンダーの取り付け穴の膨らみが恐怖です(^^;
(写真は助手席側で、下からあおっています)
4.筋金くん取り付け
純正補強板の代わりに筋金くんを取り付けます。
コード止めから外した黄色いハーネスは必ず元に戻してください。

(写真は助手席側で、下からあおっています)
5.インナーフェンダー取り付け&タイヤ取り付け
取り外したインナーフェンダーを元に戻します。
外したタイヤを取り付けます。
最後にクルマをウマから下ろし、ホイールナットを本締めします。


撮影しながら、ゆっくりの作業でも3時間かかりませんでした。

結果
最初普通("ふつ〜"ではない)に街乗りしていた時には全く効果を感じませんでした。
ところが、ブレーキを踏まずにY字路を曲がった時に、ステアリングに合わせて素直にフロントが入っていく感じがありました。
今までだと、ほんの一瞬遅れる感じが出ていたのが無くなっています。
20km/h程度の速度域でここまで体感できるとはびっくりです。
郊外の道を飛ばした時に感じたのは、デフフリーでもロックした時のようなフロントの接地感があります。
う〜ん、これが「筋金入りのフレーム」ってやつですね\(^^)/



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