ATA/ATAPI Identify(ATA-6)


ATA/ATAPIのデバイスにIdentify Commandを発行したときのデータは以下の内容です。
ATA-6の規格を参照していますが、既に廃止されている内容も一部加えてあります。
詳細はATAの規格書のページを参照してください。
"Word"の太字になっている項目はIDE情報表示で表示されます(太字の項目でも一部省略しているものもあります)。

Word 内容 タイプ
0 General Configuration
bitGeneral Configuration
15〜14プロトコルタイプ
0xb = ATA
10b = ATAPI
11b = Reserved
13(予約)
12〜8(デバイスタイプ)
00000b = Direct Accesss
00101b = CD-ROM
00111b = Optical
7リムーバブルデバイス
6〜5
(CMD DRQタイプ)
4〜2
予約
1〜0
(コマンドパケットサイズ)
00b = 12bytes(CD-ROM)
01b = 16bytes
hex
1 シリンダ数 dec
2 予約
3 ヘッド数 dec
4 (未フォーマット時のトラック容量[byte]) dec
5 (未フォーマット時のセクタ容量[byte]) dec
6 トラックあたりのセクタ数 dec
7 (Minimum size of ISG in Bytes) dec
8 (予約)
9 (Minimum PLO Bytes) dec
10〜19 シリアル番号 str
20 (バッファー形式) dec
21 (バッファー容量[*512byte]) dec
22 ECC bytes dec
23〜26 ファームウェアリビジョン str
27〜46 モデル名 str
47 割り込みあたりの転送セクタ数
bit割り込みあたりの転送セクタ数
8〜1580h
0〜7セクタ数
hex
48 (ダブルワードI/Oのサポート) dec
49 IORDY/LBA/DMAサポート
bitIORDY/LBA/DMA
15Interleaved DMAをサポート
14Command Queingをサポート
13ATA-4のStandby Timer Disfinitionsをサポート
12ATAソフトリセットが必要
11IORDYをサポート
10IORDYのDisableをサポート
9LBAをサポート
8DMAをサポート
hex
50 予約
51 PIO転送モード
bitPIO転送モード
15〜8PIO転送モード
hex
52 (Single Word DMAモード)
bitSingle Word DMAモード
15〜8Single Word DMAモード
hex
53 追加領域情報
bit追加領域情報
2Word88が有効
1Word64〜70が有効
0Word54〜58が有効
hex
54 現在のシリンダ数 dec
55 現在のヘッド数 dec
56 現在のトラックあたりのセクタ数 dec
57〜58 現在のセクタあたりの容量 dec
59 現在の割り込みあたりの転送セクタ数
bit割り込みあたりの転送セクタ数
8常に1
0〜7セクタ数
dec
60〜61  割り当てられているセクタ数(LBAモード専用) dec
62 (Single Word DMAのサポート)
bitSingle Word DMA Mode
10Mode 2が有効
9Mode 1が有効
8Mode 0が有効
2Mode 2をサポート
1Mode 1をサポート
0Mode 0をサポート
dec
63 Multi Word DMAのサポート
bitMulti Word DMA Mode
10Mode 2が有効
9Mode 1が有効
8Mode 0が有効
2Mode 2をサポート
1Mode 1をサポート
0Mode 0をサポート
dec
64 Advanced PIO転送のサポート
bitAdvanced PIO Mode
1Mode 4をサポート
0Mode 3をサポート
dec
65 Multi Word DMAの最少サイクルタイム[ns] dec
66 デバイスのMulti Word DMAの最少サイクルタイム[ns] dec
67 PIOの最少サイクルタイム(IORDYなし)[ns] dec
68 PIOの最少サイクルタイム(IORDYあり)[ns] dec
69〜74 予約 -
75 キューの大きさ dec
76〜79 予約(Serial ATA用) -
80 メジャーバージョン
bitメジャーバージョン
8ATA-8をサポート
7ATA-7をサポート
6ATA-6をサポート
5ATA-5をサポート
4ATA-4をサポート
3ATA-3をサポート
2ATA-2をサポート
1ATA-1をサポート
0予約
hex
81 マイナーバージョン hex
82 コマンドセット(その1)
bitコマンドセット
14〜15予約
13Buffer読み込みをサポート
12Buffer書き込みをサポート
9Device resetをサポート
7release interruptをサポート
6Look-aheadをサポート
5ライトキャッシュをサポート
4パケットコマンドをサポート
3パワーマネジメントをサポート
2リムーバブルメディアをサポート
1セキュリティをサポート
0S.M.A.R.Tをサポート
hex
83 コマンドセット(その2)
bitコマンドセット
1048bitアドレスをサポート
9自動騒音制御をサポート
3アドバンスドパワーマネジメントをサポート
1R/W DMA Queueのサポート
0マイクロコードのダウンロードをサポート
hex
84 コマンドセット -
85 コマンド・機能の状態(その1)
bit状態
14〜15予約
13Buffer読み込みが有効
12Buffer書き込みが有効
9Device resetが有効
7release interruptが有効
6Look-aheadが有効
5ライトキャッシュが有効
4パケットコマンドが有効
3パワーマネジメントが有効
2リムーバブルメディアが有効
1セキュリティが有効
0S.M.A.R.Tが有効
hex
86 コマンド・機能の状態(その2)
bitコマンドセット
1048bitアドレスをサポート
9自動騒音制御が有効
3アドバンスドパワーマネジメントが有効
1R/W DMA Queueのサポート
0マイクロコードのダウンロードをサポート
hex
87 コマンドセット -
88 Ultra DMAのサポート
bitUltra DMA Mode
14Mode 6が有効
13Mode 5が有効
12Mode 4が有効
11Mode 3が有効
10Mode 2が有効
9Mode 1が有効
8Mode 0が有効
6Mode 6までサポート
5Mode 5までサポート
4Mode 4までサポート
3Mode 3までサポート
2Mode 2までサポート
1Mode 1までサポート
0Mode 0までサポート
hex
89〜92 予約
93 ハードウェアリセット結果
bitUltra DMA Mode
1380-conducter cableが有効
12〜8Device1結果
7〜0Device0結果
hex
94 自動騒音制御値
bit制御値
15〜8ベンダ推奨値
7〜0現在の値
hex
95〜99 予約
100〜103 使用可能48bitアドレスLBA hex
104〜255 予約


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Last Update:'08/1/3