MACRO TRACER のページへようこそ.
MACRO TRACERは,マシニングセンタおよび
NC旋盤におけるマクロプログラミング作成支援ソフトウエアです.
従来のパソコン上で動作するNCデータチェックソフトには,
マクロ指令をサポートするものがほとんど見あたりません.
よってマクロ指令を含むNCデータを作成する場合には,
通常のNC指令のみの時に行われる,
シミュレーション(カッターパスの描画)によるデータチェックをすることができません.
したがって,直接,実機によるチェック,
そして加工が行われているのが現状のようです.
実機によるチェックは最も確実な方法ではありますが,
デバッグに実機を占有するのはあまり効率のよい方法ではありませんし,
教育現場においては安全上の問題もあります.
最終的には実機によるテスト,そして加工となるわけですが,
通常のNCデータを作成する場合と同様に,
机上でシミュレーションができれば,
多くのプログラムミスを事前に発見することができますので
作業の効率も上がることが期待できます.
MC-Tは通常の基本的なNC指令に加え,
マクロ指令をサポートしたシミュレーション機能を持っています.
したがって,カッターパスの他に実行時のマクロ変数の値などもモニタリングすることができます.
MACRO TRACERは,マシニングセンタ用とNC旋盤用があります.全てDOS版です.
ダウンロード (1.9β91版)
マシニングセンタ用
PC-98版 MCT98991.EXE 129,324 Bytes
Dos/V版 MCTAT991.EXE 129,770 Bytes
NC旋盤用
PC-98版 NCT98991.EXE 133,015 Bytes
Dos/V版 NCTAT991.EXE 133,353 Bytes
変更履歴
1.9β9->1.9β91[20020806]
- 起動時のカレントディレクトリの不具合を修正した.
- Dos/V版のメッセージ等を日本語にした.
1.9β8->1.9β9[20011205]
- 編集ファイルのファイル名を変更できるようにした.
- ファイラーからの起動を考え,コマンドラインにファイル名を指定できるようにした.
- ファイル選択時にカレントディレクトリを表示するようにした.
1.9β7->1.9β8[20010507]
- NC旋盤用の原点復帰動作の不具合を修正した.
- ファイル選択ボックスの不具合を修正した.
- NC旋盤用のワークの最小径を10mmにした.
1.9β6->1.9β7[20000218]
- 描画等の設定を保存するようにした.
- FUP関数の不具合を修正した.
- 固定サイクルの描画の不具合を修正した.
- 操作説明ファイル(MC-T.TXT)をDos/V版向きにした.
1.9β5->1.9β6[19990803]
- 1.9β5で追加した機能の一部不具合を修正した.
- Dos/V版の画面に表示されるメッセージの一部を修正した.
1.9β4->1.9β5[19990511]
- 任意のドライブ,ディレクトリのNCデータを扱えるようにした.
- 一部のNC装置との通信時における不具合を修正した.
1.9β3->1.9β4[19990408]
- 描画速度の変更による不具合を修正した.
- Dos/V版において通信時の表示の不具合を修正した.
- オプショナル・ストップ,ブロック・スキップ,シングルブロックの設定を保持するようにした.
- 送り速度の指令が無くても描画をするようにした.(マシニング用)
1.9β2->1.9β3[19981119]
- 加工範囲を広げた(オーバートラベルの回避).
- 描画設定時の不具合を修正した.
- 添付ファイルのファイル名を変更した.(Read.me → Readme.txt Mc-t.doc → Mc-t.txt)
1.9β1->1.9β2[19980925]
- マクロのチェックの不具合(チェック漏れ)を修正した.
- マシニングセンタ用でG92の不具合を修正した.
1.9β->1.9β1[19980620]
- 1.9βで追加した機能の一部不具合(改行文字コード)を修正した.
- Dos/V版の画面に表示されるメッセージの一部を修正した.
1.8β->1.9β[19980430]
- マクロやサブプロを用いたプログラムを,1本のプレーンなNCデータとして出力する機能を追加した.(Shift+f10)
- PC-98版で一部のNC装置と通信をする場合に,NC側が通信終了後にアラームになる不具合を修正した.
1.7β->1.8β[19980210]
- マシニングセンタ用でシステム変数の値(#5000番台)の一部不具合を修正した.
- 編集画面の表示の一部不具合を修正した.
- 「ファイルオープンエラー1」というメッセージが表示され,
起動しない場合の対策を操作説明ファイル(MC-T.DOC)のP4に追記した.
1.6β->1.7β[19970911]
- マシニングセンタ用でG92をサポートした.
- 致命的でないエラーの場合は描画チェックを続行できるようにした.
- NCデータのファイル名に拡張子をつけられるようにした(8.3形式).
- プログラム番号用アドレスキャラクタは : (コロン)でもよいことにした.
- ESCキーで描画チェック画面からエディタへ戻るようにした.
1.5β->1.6β[19970601]
- NC旋盤用のワークサイズ(直径)の上限を上げた.
- マクロ変数表示の一部不具合を修正した.
1.4β->1.5β[19970223]
- GOTO文の処理における不具合を修正した.
- スタックサイズを再調整した.
- エディタの一部表示不具合を修正した.
1.3β->1.4β[19970203]
- Dos/V版のEIAコードでの通信の不具合を修正した.
- スタックサイズを調整した.
- NC旋盤用を作成した.
- 配布アーカイブファイルをZIP形式から自己解凍形式(EXE)にした.
1.2β->1.3β[19961207]
- Demo起動時の画面表示のアンバランスを調整した.
- Demo4実行時のマクロ変数の不具合を修正した.
1.1β->1.2β[19961202]
- システム変数への異常なデータ入力に対する不具合を修正した.
- 円弧補間の描画速度を調整した.
1.0->1.1β[19961129]
- ファイル選択時の画面表示の不具合を修正した.
- Dos/V版の通信時のDCコードの扱いの不具合を修正した.
- PC-98版の通信時の画面表示の不具合を修正した.
0.92β->1.0[19961030]
- 扱えるNCデータのサイズを大きくした.(約8000〜10000ブロック)
- 実行に必要なファイルを整理した.(ED.OVL HELP.MCTをMC-T.EXEに吸収した)
- 不具合のあったデモ用データのファイル名を変更した.
- デモ用データを整理した.(7→4)
0.91->0.92β[19960906]
- Dos/V版の画面表示の一部不具合を修正した.
- 起動画面のウエイトのタイミングを調整した.
0.91[19960822]
お問い合わせ先 siizuka@tt.rim.or.jp
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