最後のコマには、でてないけど。 もう一つの泣きの理由が、この漫画のすばらしい部分なのだ。 つまり、この二人、島崎先輩(男)と、羽鳥さん(女)の微妙な心理に 注目して欲しい。ちなみに、二人とも社会人である。

4コマ目での、羽鳥さんの台詞、「そんな・・・・」この省略部分が、なんなのか? ちょっと、うつむいて、先輩を直接見ないで、ちょっと、かよわげにいう台詞に、 彼女の思いが、凝縮されているのだ。
それは、8コマ目の「あーあ。」に、期待を裏切られたというため息にも、 現れている。

そう、羽鳥さんは、単に朝帰りになったことを、嘆いているのではないのだ。 このような形での、朝帰りをさせる、先輩への失望というか、ちょっと、がっかりな気持ちの 涙なのだ。

文字だけ読むと、単なるひどい先輩で、終わりだが、その裏にある、心理を読みとって欲しい。 果たして、肝心の先輩の気持ちは、どうなのだろう? 3コマ目をみると、結構マジな感じなのだが、、、?


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