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rssh は OpenSSH と同時に使われる制限付きのシェルであり、 scp と sftp のみ、またはこの片方のみを許可する。 例えば、シェルでのアクセスを与えずに、ファイルの転送をユーザーに許可したい場合に使う。
制限したいユーザーのパスワードエントリーを編集し、シェルに rssh を指定する。 chsh コマンドを使うのが簡単だろう。
$ chsh -s /usr/local/bin/rssh foobar
vipw コマンドなどで直接パスワードファイルを編集してもよい。
foobar:x:123:456:Foo Bar:/home/foobar:/usr/local/bin/rssh
rssh 自体のシェルの動きを制御するには rssh.conf を編集する。 例えば、転送方法を指定したり、 chroot jail を設定したりすることができる。 詳しいことについては配布物に含まれるドキュメントで解説されている。