「フォルダー パックん」 テクニックガイド
1998/11/19
ここでは、「フォルダーパックん」を上手に活用する為の情報を説明します。
「フォルダーパックん」を使用するには、UNLHA32.DLLが必要です。
「フォルダーパックん」は、Vectorからダウンロードできます。
(ダウンロード - ライブラリ - Windows95 - ユーティリティ - アーカイブユーティリティ- フォルダーパックん)
UNLHA32.DLLもVectorからダウンロードできます。
「フォルダーパックん」の概要
使い方
内部で行っている事
動作環境
謝辞・免責
「フォルダーパックん」の概要
「フォルダーパックん」は、フォルダーを丸ごとパックするためのアプリケーションです。
以下のコンセプトで作りました。
- 簡単に使える。
- 少しは汎用的。
- 作業環境がセーブできる。
- フリー。
使い方
パック(圧縮)するフォルダーを選択し、圧縮ボタンをクリックするだけです。指定したフォルダーの親フォルダーにパックファイルが作成されます。
例えば、パックするフォルダーに以下のフォルダーを指定します。
パックファイルとして以下のファイルが作成されます。
- D:\komatu\delsrc\DirPak.lzh
- D:\komatu\delsrc\DirPak.exe
パックフォルダーの選択
パックするフォルダーの選択方法について説明します。
メニューから選択する方法とスピードボタンから選択する方法があります。
[FILE] - [Select Pack Folder] を実行すると、フォルダー選択ダイアログボックスが開きます。 ここで、パックするフォルダーを選択してください。
(スピードボタン[Select Pack Folder]をクリックしても同じ処理を行います。)
パックフォルダーを選択すると以下の動作を行います。
- [PackFolder:]に、選択したフォルダーのパスが表示されます。
- パックフォルダーの親ディレクトリがカレントディレクトリとして指定されます。
- [CurrentDir:]に、パスが表示されます。
- [SFX File Name:]に、「フォルダーパックん」が作成する自動解凍ファイル名が表示されます。「パックするフォルダ名.exe」がデフォルト名です。
- [ExecCommand:]に実行するコマンドが表示されます。上段は、LZHファイルを作成するコマンド、下段はSFXファイルを作成するコマンドです。このコマンドは、UNLHA32.DLLのコマンドになります。
作成するファイル名の変更
「フォルダーパックん」が作成する自動解凍ファイル名は変更することができます。しかし、このファイルを作成するフォルダは変更できません。必ずカレントディレクトリに作成されます。
フォルダーのパック
「フォルダーパックん」は、LZH形式と自己解凍形式(SFX)の2種類のパック(圧縮)ファイルを作成することができます。
メニューから、以下のコマンドを実行するとLZH形式のパックファイルが作成されます。
(または、スピードボタン[Do Command1]をクリックします。)
メニューから、以下のコマンドを実行すると自己解凍形式(SFX)のパックファイルが作成されます。ただし、自己解凍形式のパックファイルを作成するには、LZH形式のパックファイルを先に作成する必要があります。
(または、スピードボタン[Do Command2をクリックします。)
メニューから以下のコマンドを実行すると、一度に2種類のパックファイルを作成します。
圧縮コマンドの設定
「フォルダーパックん」は、パックに使用していり圧縮コマンドを変更することができます。
コマンドの変更は、Optionウインドウから行います。コマンドの詳細については、UNLHA32.DLLのドキュメントを参考にしてくささい。
メニューから以下のコマンドを実行すると、Optionウインドウがオープンします。
環境のセーブ・ロード
「フォルダーパックん」は、パックフォルダー・コマンドなど動作環境をセーブ・ロードすることができます。
セーブするには、メニューから以下のコマンドを実行してください。
ロードするには、メニューから以下のコマンドを実行してください。
最後に実行した環境は、「フォルダーパックん」の環境としてセーブされています。次回起動すると、前回と同様な環境で起動します。
内部で行っている事
「フォルダーパックん」は、UNLHA32.DLLを使用しています。このため、内部で行っている処理は非常に単純です。
- UNLHA32.DLLへ渡すコマンドパラメータを作成する。
- UNLHA32.DLLを起動する。
[ExecCommand]へコマンドパラメータを記述して[Do Command]ボタンを押せば、UNLHA32.DLLが起動されるので、フォルダー圧縮以外にもコマンド確認にも使用できます。
動作環境
「フォルダーパックん」は、以下のOS 上で動作します。
- Windows95
- WindowsNT4.0(SP3)
開発環境
- Dos/V互換機
- CPU:Pentium166*2
- OS:WindowsNT4.0(SP3)
- 開発ソフトウェア:Borland Delphi3.1
「フォルダーパックん」関連ファイル一覧
- PakDir.EXE : 「フォルダーパックん」本体
- PakDir.html : ドキュメント
- cmd.gif : ドキュメントで使用している画像ファイル
- fpk.gif : ドキュメントで使用している画像ファイル
謝辞・著作権
著作権
「フォルダーパックん」の著作権はskmが保有しています。
このプログラムの使用によって生じた損害等については,skmは何も保証する義務を負わないこととさせていただきます。
「フォルダーパックん」 はフリーソフトウェアです。商用目的ではない,使用,転載,及び配付に関しては特に制限は付けません。
謝辞
素晴らしいアーカイバ LHA を作成された吉崎栄泰氏、UNLHA32.DLLの作者 Micco氏に感謝します。