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【 ソフト名 】 脚注をリンクにしてHTML化するマクロ
【バージョン】 2.55
【 制 作 日 】 2000/08/09
【 制作者名 】 HAPPY
【 連 絡 先 】 CXE10001@nifty.com
【 H P 】 http://www.vector.co.jp/authors/VA013839/
【 動作環境 】 一太郎9以降
【 転載条件 】 要事前連絡
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☆はじめに

最近はホームページに論文を公開している人がたくさんいます。そこで自分も公開しようと思ったときに困るのが脚注の扱いです。一太郎は文書をHTML形式で保存することができますが、本文と脚注の間のつながりが切れてしまいます。リンクが使えないのはもったいないですし、画面上で読むときにはとても不便です。だからといって自力でいちいちリンクを付けるのは、脚注が何十も何百もある場合にはとても不可能です。というわけで、フレーム機能を使って、一太郎の編集画面と同じように、脚注番号をクリックすることで、脚注と本文の間を行ったり来たりできるHTML文書を作成するマクロを作りました。

☆使い方

このマクロを実行し、変換したい一太郎文書(脚注のある論文)を指定します。論文の長さによってずいぶんかかることもありますが、しばらく待つとマクロが終了し、指定した一太郎文書と同じフォルダに、三つのHTMLファイル(本文、脚注、フレーム)が作成されます。例えば、「ronbun.jtd」を変換すると、「ronbun_honbun.htm」、「ronbun_note.htm」、「ronbun_frame.htm」ができます。「ronbun_frame.htm」をブラウザ(インターネット・エクスプローラ、ネットスケープ、JUSTVIEWなど)で読み込み、うまく表示されたならば、FTPソフトで自分のホームページに転送しましょう。三つのHTMLファイルは同じフォルダに置いてください(ファイル名に全角文字を使うとうまくいかないようです)。

☆特徴

・段落間を一行開けて見やすくするか、開けずにオリジナルに近くするかを選択できます。

・ブラウザからフォントサイズを変更できます(一太郎でふつうにHTML形式で保存した場合、フォントサイズが固定されてしまいます)。

☆注意

・利用可能なメモリの量が少ない場合、途中でエラーが出ることがあります。

・脚注番号はページごとではなく、連続して振られます。

☆インストール方法

圧縮ファイルを解凍し、中にある一太郎文書を開くと、
「Autoloadマクロを実行します。よろしいですか?」と聞いてくるので、
「はい」を選びます。これでシステムマクロに登録されるので、
お好みに応じて、メニューやツールボックスに割り付けて使ってください。