ページの読み込まれた時に自動的に始まるのではなく、テキストのクリック、
マウスの移動などの特定のタイミングでtunaスクリプトを起動することが出来ます。
これを自動実行に対して手動実行といいます。
DHASSはJScriptで書かれています。
有効行数にして700以上もある気違いじみた巨大スクリプトですが、
使う側にしてみればそんなことはどうでもよくて、
どのように動いて見えるか、
どのようにして起動するかが再重要です。
ちょっとJScriptを知っている人なら、
JScriptには「関数」というものが存在していることを知っていると思います。
「関数」とは、特定の機能を持ったプログラムの集合のことです。
initialとIDをつけたtunaスクリプトがページの読み込まれた時に自動的に実行されるのは、
ページの読み込まれた時にtunaスクリプトを起動する関数が実行されるからです。
その関数を、特定のタイミングで実行することが出来れば、
すなわち特定のタイミングでtunaスクリプトを起動させることが可能になるわけです。
ここでは、そのtunaスクリプトを起動させる関数について説明します。
- スクリプトをリンクします。
<script src="ess.js" language="JScript"></script>
- tunaスクリプトを適当なIDをつけて作成します。ここでは仮にtstestとします。
<div id="tstest">\m[select,msg1]tunaスクリプトです〜。</div>
-
実行させたいタイミングでJScriptのrunScript('ID名');を呼び出します。
たとえばアンカーのクリックで実行させたいなら、次のようになります。
<a href="javascript:runScript('tstest');">実行</a>
JScriptで関数runScriptを実行させる、というところが重要です。
すなわち、手動実行ではスクリプトの知識が多少必要といえるかも知れません。
ですが実際はそれほどでもないので安心してください。
おいおい最初に言ってたのとちょっと違ってきてるぞ・・・などとは言わないこと。
\m[select,msg1]
クリックに対応してこのスクリプトが実行されて、このように表示されるわけです。
どのように使えばいいのか…と尋ねられると、たとえばクリックしたら表示される目次とか、
マウスを上にかざすと説明を表示するとかの効果に使うと良いと言えます。\p\c
runScriptを実行するには、SCRIPTタグの中にJScriptで記述するか、もしくは「イベント」を使います。
しかしSCRIPTを使うのはDHASSの本分ではありませんので、
ここではイベントを使ってrunScriptを実行する方法を説明します。
つまりtunaスクリプトを手動実行させるには、
そのイベントの発生に対応してrunScriptを実行させればよいわけです。
それには、HTMLタグのイベントハンドラ属性を使います。次の例を見てください。
<div onmousemove="runScript('cursor1');">
この領域にマウスカーソルが入るとスクリプトが実行されます
</div>
以下準備中。