初めて複数のクラスとファイルに分割したちょっと大作アプレット。 y=xの式のグラフを描画します。 四則演算、括弧、指数、対数関数、三角関数、絶対値に対応していますが、 ちょっと遅いのが最大の難点でしょう。

テキストボックスにxの式を下記の規則で入力して、Drawをクリックすると描画を始めます。 デフォルトでは点をプロットしますが、lineのチェックを入れると線で点を繋ぎます。 Jumpはプロットの間隔です。デフォルト値は0.01で、line選択時のデフォルト値は0.1です。 グラフは次々と重ねて描画されるので、消去するときはAll clearをクリックしてください。

式のタイプ(Type:)から、x=t、y=tを選択すると媒介変数表示の グラフを描画することが出来ます。x、yをそれぞれtの式で表します。 右の2つのボックスはtの開始値と終了値です。 それぞれ設定して、Drawをクリックすると描画を始めます。

グラフの上をマウスでドラッグするとペンで落書き出来ます。 落書きツールはツール選択ボックス(Tool:)から、 フリーハンド(freehand)、直線(line)、接線(tangential line)、 法線(perpendicular line)、消しゴム(eraser)が選択できます。 ただし落書き用にオフスクリーンは取っていないので ウィンドウダメージを受けると消えてしまいます。 落書きをすべて消去する場合は、clearを押してください。 グラフを新しく描画したときも消去されます。

接線ツールはマウスボタンを押したx座標での接線を引きます。 ボタンを離す前にカーソルを移動させて仮ラインで確認することができます。 法線ツールも同様です。

媒介変数表示モードのグラフの接線、法線の場合はtの値で xy座標を決定して線を引きます。 マウスボタンを押したままグラフ上のカーソルを反時計回りに動かすと tの値が増加し、時計回りに動かすとtの値が減少します。 ボタンを押しているあいだは仮ラインが引かれ、ボタンを離すと線が決定されます。

アプレットをリサイズしたときには座標軸がずれるので、 必ずAll clearをクリックしてください。

基本の計算
A+BAにBを足します
A-BAからBを引きます
A*BAにBを掛けます
A/BBでAを割ります
A^BAのB乗を求めます
sin(A)sin Aを求めます
cos(A)cos Aを求めます
tan(A)tan Aを求めます
log(A)Aの自然対数を求めます
|A|Aの絶対値を求めます

注意する計算(一般的な規約と違うかもしれない)
A/B*CAをBで割ってからCを掛けます
A/B^CAをBのC乗で割ります
A^B^CAをB乗してからC乗します

例)

(x-3)*(x+3)/((x-2)*(x+2))

   (x-3)(x+3)
= ------------
   (x+2)(x-2)



log(x)/log(2)

   log x
= ------- = log2x
   log 2



2*cos(x)*sin(2*x)


= 2 cos x sin 2x



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