第三回ギャル絵にチャレンジ(検証編)

さて、第二回で「パクリ合成」という手法を提唱したが、これではまだ不足している。
このままではただの仮説に過ぎないのだ。
「これからは俺の仕事じゃない、後はお前がやれ」などと、
自分が出来ないから、やばくなってきたからといって仕事を他人に投げる、僕はそんなことはしない。
自分で立てた仮説は、自分自ら検証してみる、科学を少しでもかじった人間なら当然のことだろう。
とはいえ、「気合描きフェスティバル」も3枚目に突入すると、さすがにきつくなってきた。
第二回のさくらタンのようなロリロリな奴は描いててものすごくストレスがたまる。
ここは自分好みのキャラクターをエロにしてモチベーションを上げるしかない!!
しかしやりすぎて18禁になってしまっては元も子もない。
・・・・パンツ・・・・そう、パンツまではOKだろう!!
ということで、心当たりを探り、「パクリ合成」を使って描いてみる。

では、完成品を↓



どう?ひどくはないでしょ?
確かにうまい人から見ると・・・ダメに見えると思うが・・・
対象となるのはしろーとさんで十分。
元絵と比べても、コールドゲームってことはないんじゃないかなぁ・・・
やはり「パクリ合成」の威力!!
ちなみに原画は1284x2064と巨大、それを縮小している。
もちろん「俺ペイント」で描いている。
ちょっと練習すれば、誰でも描けると思う。
ところで何をパクったかお分かりだろうか?
メインのキャラクターは「東京ミュウミュウ」のざくろ姉さん。
公式サイトのキャラクター紹介の絵をパクった。
衣装は「セーラームーン」。
手元にあるエロ画像を使った。
いわゆる「セーラーざくろ」さんだ。
ポーズは適当なエロ画像に少し手を加えた。
「セーラームーン」はいいと思うが、「東京ミュウミュウ」とは土曜の朝8時から放送していたアニメ。
ピッチャーに例えるならば、ストレートしか投げられない。変化球は投げられない。
では、剛速球か?いや、普通だ、恐ろしく普通の球だ。
コントロール?絶妙のコントロールでコースを突いてくるのか?いや、真ん中しか投げてこない、むしろ真ん中しか投げられない。
しかし、死に物狂いで投げてくるので、金縛りにあったように誰も打てない。
「東京ミュウミュウ」とはそんなアニメ。
さて、危ない番組の紹介はこれくらいにして、まず、手にもっている十字架を見てもらいたい。
おそらく真ん中からハート型のビームが出ると思うんだが・・・ショボイでしょ?
これは、「東京ミュウミュウ」の公式サイトのキャラクターからざくろ姉さんパクってくれば理由がわかる。
・・・・小さいんじゃーーーーー!!!どうなっているのかよう分からん!!
で、想像で描くとショボくなる。
それと雰囲気が違う・・・目の形がよくわかんなかった。
それにシンプルすぎて・・・・
あとセーラームーンの服ね、手元の画像は裸とか服破れてたりで・・・スカートを描き直すはめに・・・・
始めは「パクリ合成」失敗か、と思ったよ。
「パクリ合成」は自分の画力よりパクる絵に左右される、当然かもね。
でもさすがプロの色設定だね。描いていくとそれなりに見えてきた。
完成してみると、これホントに自分が描いたの?って感じだった。
これはもう・・・「パクリ合成」の効果が確認された。と言ってもいいでしょう!!
ではもう一度、

「パクリ合成」とは、A,B,C,・・・・と複数の手本を用意し、それらから、
キャラクター、服のデザイン、ポーズ、色の設定をパクり、それらを組み合わせて描くこと。

ただし、「絵がうまくなる方法を教えてください」などという人は、もうすでにうまいので実行しても仕方ないだろう。
この技は、ほとんど絵など描いた事がないしろーと向けの技。
僕のように絵をほとんど描けない人が、必要に迫られ「とりあえず」の絵を「かろうじて」描く方法。
決して「絵がうまくなる方法」ではない。
「パクリ合成」を使えば、ここに飾ってあるくらいの絵は誰でも描けるはず。
でも全く絵を描いたことないという人もいる、さすがにいきなりはきついかも・・・
そういうときは、
第一段階・・・アニメ絵を模写する。
        思った以上にうまく描けるはず。
第二段階・・・AのキャラクターをBのポーズで描く。
        ちょっと苦しいかもしれないが、これが出来たら出来たも同然!!
第三段階・・・「パクリ合成」さく裂!!
土日潰すとして、ここまでおそらく一ヶ月ほどで何とかなるだろう。
もしかして、一発でいける人もいるかもしれない。
ただし、「パクリ合成」は「楽に描く方法」ではなく、「下手が実力以上にうまく描く方法」。
きっちりと腹を決めて時間をかけなければならない。だって下手だもん。
ちなみに線を描くのが苦手な人も「俺ペイント」でばっちり!!
スプライン曲線というツールで楽に線が描ける。
以前は、強弱をつけたいときは、面倒だが、幅を1x1にして内側と外側、同じ線を二度描く、
ということをやっていたのだが、「俺ペイント1.20」からは曲線の設定が出来るようになり、ほぼ一回で引ける。
俺ペイント」は僕が作ったソフト、綺麗に線なんか引けなくて当たり前の作りをしている。
未確認だが、「パクリ合成」はギャル絵以外のアニメキャラクターにも応用できると思う。
例えば、「ピカツー+サンリオ+ちんぽこハメ太郎」とか。
著作権の方はそのキャラクターと特定できたらダメ。
「セーラーざくろ」さんはアウトだろう。
でも、きつね耳とって髪の色変えれば、誰だかわからんがー!!

アニメ絵描いてどういう役に立つのか?
確かに現実社会では、アニメ絵が描けてもしょうがない、いや、むしろ描けない方がいいくらいだ。
身だしなみ、豊富な知識、経験、そしてそれを語る話術。
そちらのほうが役に立つだろう。
しかしネット社会では、知識がいくらあっても文字を読ませなきゃ意味がない。
そのきっかけとして、絵を使う事が出来れば、例えアニメ絵でも効果はあるだろう。
僕もフリーソフトなどを作っていると、絵の重要性を身にしみて感じる。
どうだろう?たかがアニメ絵だ。子供を喜ばすと思って描いてみては?
最後に、このチャレンジを締めくくるにふさわしい絵を用意した。
見たい人は、ここをクリックして見てくれ。
それでは、よい人生を!!

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