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ファイルが壊れたら...
パソコンで仕事をしている以上、ファイルの破損という現象は避けられません。先日も、わたしの職場で重要なデータファイルが破損してしまい、担当者が大慌てをするという事態が起きました。 ファイルを開こうとしたときに、ウィンドウズがなにやら怪しげなメッセージを出して開いてくれなくなり、「何なんだ、これは!」となるわけですが、こういう場合はウィルスのいたずらでなければ、ほとんどがファイルの破損です。 このような場合、ディスク・ファイル修復ツール(例えば SYMANTEC の Norton Utilities / SystemWorks など)を使って修復を試みるのが普通だと思いますが、たいていは修復しても開けないままのようです。 そうなんです。こうなったら基本的にあきらめるしかないんです! でも何とかしてデータを取り戻したくなるのが人情です。ここでは、Excel のファイルを例にとって、裏技的なテクニックを紹介したいと思います。うまくいけば、もうけものです。 さて、その前に一言。 いろいろな事例を聞いてみると、多くはフロッピーディスクへのアクセスが原因のように思われます。フロッピーディスク上のファイルを開いて作業をしていたり、フロッピーディスクに保存したときに起こりやすいようです。これには、アプリケーション側が思わぬ時にフロッピーディスクドライブにアクセスしており、そのアクセス中にディスクを抜いてしまうという基本的な操作ミスも関係していることと思います。 いずれにしても、フロッピーディスクから直接ファイルを読み込んだり、フロッピーディスクに直接ファイルを保存したりしないという運用の仕方を強くおすすめします。ハードディスクを使えばいいんです。どうしてもフロッピーディスクに保存する必要があるのであれば、ハードディスクに保存したあとで、エクスプローラ等でフロッピーディスクにコピーすればいいことですからね。 では、Excel で「ファイルが読み込めない」とか「破損してしまった」という場合の手段について説明します。もちろん、基本的にはデータはあきらめて、「万一うまくいったら...」という気持ちで試してみてください。また、うまくいったとしても、部分的にデータが破損している可能性は高いです(というか、そういうものです)。
Excel 以外のアプリケーションのファイルでも、この応用で対処してみてください。 |