戻る |
Excel の集計機能
われわれ教師にとって Excel が最も役立つのは、成績処理ではないでしょうか。この『Mr.Bigのホームルーム』でご紹介しているソフトを使っていただく手もありますが、場合によっては即席の成績一覧表を作らなければならないときもあります。成績一覧表では当然クラス毎及び学年全体の合計点や平均点を計算させたいはずです。ひとつひとつ SUM 関数や AVERAGE 関数を入力してもいいんですが、「集計」機能を使えば簡単に合計平均を求めて一覧表に挿入することができます。 たとえば、クラス名、生徒名、国語・数学・英語の得点が入力された表を作り、クラス毎に集計する場合を考えます。「集計」機能を使う前には集計させたいグループ(この場合、クラス名)を基準にして並べ替えをしておいてください。このときの「集計」機能の使い方は、以下の通りです。
この機能の便利なところは、とにかくデータをどんどん入力したあとで集計行を挿入できる点と、総合計や総平均もデータの最終行に挿入される点です。また、この機能は実際には SUBTOTAL 関数で実現されています。詳しくはヘルプの SUBTOTAL 関数を参照してください。勉強になりますよ。 |