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▼や▲の入力
日本語入力できる記号の中に▲(上向き三角)と▼(下向き三角)はありますが、▼(右向き三角)・▲(左向き三角)はありません。しかし、特に▼(右向き三角)などは、箇条書きのマークや矢印の代わりに使いたいときがあります。使いたいのに、存在しないからあきらめてほかの記号で代用しているのではないでしょうか。 ところが、この▼や▲を入力する方法があります。それは縦書きフォントを利用する方法です。 縦書きフォントの名前には通常先頭に「@」がついており、この種の縦書きフォントに変更すると文字が90度右に回転する結果になります。したがって、たとえば、▼(下向き三角)を入力しておいて、この記号だけフォントを縦書きフォントに変更すると、▼(右向き三角)になるわけです。このページでも同様の方法で表示させています。ご覧になっているパソコンに「@MS Pゴシック」がインストールされていれば(通常はインストールされています)、右向き・左向きの三角がブラウザ上で正しく表示されているはずです。 この方法は、三角以外の記号にも応用できますし、Word では箇条書きの行頭記号としても利用できます。 ところが、Word や Excel のフォントボックスには、この「@」で始まる日本語フォント名は表示されませんので、選択することはできません。しかし、フォントボックスに直接入力することで実行できます。欧文フォントにはありませんが、日本語フォントにはたいてい縦書きフォントもセットで用意されています。たとえば、「MS P明朝」に対応する縦書きフォントは「@MS P明朝」です。そこでフォントボックスの「MS P明朝」や「MS Pゴシック」などの日本語フォント名の先頭に半角で「@」を入力してやればいいのです。 |